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昨日から始まった国立新美術館の「テート美術館展 光 ターナー、印象派から現代へ」。展覧会図録は重量があるので最近は専ら通販で頼むようにしており、図録を注文したら早速届いたのでワクワクしながら読んだ。 

「光」をテーマにテート美術館が所蔵する幅広い時代とジャンルの作品が集められており、今まで知ることの少なかった作家や作品たちを取り上げている。
 図録表紙になったジョン・ブレット「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」(1871)が描いた太陽光差し込む海面が美しい。興味深かったのは、ターナーが遠近法の講義のために描いた金属球の絵画群。ターナーがいかに光と影を緻密に研究していたかがわかる。図録の写真を見て早く実物を見てみたいと思ったのは、オラファー・エリアソンの「星くずの素粒子」(2014)。このインスタレーションからどのように光が発せられるのか、実際に体感してみたい。
 気になった点は以前も言及したが、展示内容を鑑みて展覧会の副題に"印象派"を入れる必要があったかは疑問。
 公式ホームページでは、展覧会グッズの一部のみの紹介で全ては公開していなかったので、ショップも気になっている。展覧会は秋から大阪中之島美術館に巡回予定。

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