こういうことを考えていると神谷美恵子に行き着く。ハンセン病患者が島(隔離療養施設)を出て社会の中で暮らす運動が起きた時に、神谷美恵子は止める立場だったことがハンセン病患者や自立支援をしていた人たちから反発を招いた。今の社会で島を出て暮らしたら傷つくのは患者たちだ。というのが神谷美恵子の止めた理由だった。
それからずっとこの社会は変わっていないのかと思ってしまうし、この神谷美恵子の止めた理由も今でも(今こそ)考えなきゃいけないことだと思う。
というようなことを考える読書会というかお話会をやりたいなあ。
毎日絶望の種には事欠かないのだけど、絶望を絶望として受け止めてバリバリ食べていかないと希望も生まれない気がして。とりあえず、今週生き延びてまた考えよう。おやすみ世界。