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2000年代前半から溜めに溜めていた展示やなんやかんやのフライヤーの整理に、最近手をつけはじめました。
自分が行った展示はけっこう覚えているものです。
フライヤーの量からすると、わたしはヤン・シュヴァンクマイエルの展示には欠かさずと言っていいほどさかんに出かけていたようです。ここ数年は開催されていない気がするけれど、それは彼がもうアニメや映画からは引退すると宣言してしまったからでしょうか。

2009年にはチェコに行き、シュヴァンクマイエルのアトリエも訪ねたのですが、あいにくその日は開いていませんでした。写真はアトリエの外壁に手をつきうなだれているわたし。
下から見上げたアトリエの窓にはシュヴァンクマイエル作と思われる歩く水差しが……(二枚目)

もうパンパン、無理です!という量の、2004年くらいからの紙ものを整理し、栞にしたらよかろうという小物を拾いあげた。

鎌倉・高徳院(大仏があるとこ)の入場チケット
エルメスが2018年に国立新美術館でやった展覧会「彼女と。」のチケット
大竹文庫(大竹伸朗の宇和島にある文庫)の栞?
根津美術館のチケット
竹尾ペーパーショー2008の印刷見本

泉屋博古館東京のリニューアルオープン記念展Ⅳ 「不変/普遍の造形」へ行きました。
わたしはこういう、動物を表現したわけじゃないけど歩けそうな昔の器がすきなんだ……
入口には、フライヤーデザインにも使われている、みみずくを模した青銅器(鴟鴞尊/しきょうそん)のレプリカが、フェイラーの苺柄ハンカチをマントに仕立てて鎮座していました。お似合い。

ところで、「泉屋」は住友の昔の屋号であり、住友は銅精錬や細工から財を成したってご存知でしたか。わたしは今日ミュージアムショップにあった「住友の歴史」って本を立ち読みして知り、へぇーって言いました。
だから青銅器集めてんのかな……?

住友の歴史↓
sumitomo.gr.jp/history/

体を洗うのに使っている、みかんネットを玉にしたようなやつ、数ヶ月経つと玉がほぐれきってしまうので買い替える。ご覧ください、この差。旧はトリミングに連れて行ってもらえなかったモジャモジャの犬のようだ。でもモジャ犬のが洗いやすいです。

福地製薬株式会社 オルテクサー口腔軟膏 より

これは口内炎にたいへん効くありがたーい軟膏で、長いこと愛用しているのですが、添付文書のこのテクイラ(テクニカルイラストレーションの略)を見つけて初めて、塗り方の正しい手順を読みました。いままで③の手順はすっとばしていました。

クリロン化成 BOS 生ゴミが臭わない袋 より

テクニカルイラストレーションを描くときには、遊び心をなるべく排除し、わかりやすい図解をしようと心がけるのだろうと想像しますが、そんななかでも滲み出るイラストレーターの個性のようなもの、これも鑑賞ポイントとなりますね。今回はうんちくんのお顔、これです。

PetPro ペットシーツ200枚入り より
簡単な仕組みのテクニカルイラストレーションから文字をとりのぞくと、抽象画みたいになります。GOOD!👍


メーカー不明 洗濯機用防振マット より

見立てられるやつです。田んぼとかにぶら下げておくと鳥が来ないかもしれない。

ハウス食品 ジャワカレー より

手順コマ漫画系。見どころはルウを割り入れる場面。火を止めてから入れようね。
ルウはいつの頃からか、方形から円グラフ形になっている。
方形の一辺と円の直径が同じであれば、円のほうが面積は狭くなるわけで、もしかしたらカレールウも様々な食品と同じように、箱は変わらず容量が減っているのかもしれない。

牧家のクレームブリュレ4個入り より

手順コマ漫画系。なんと一コマめで、まずは分け合うお友だちを思い浮かべましょうとくる。たいへん珍しい。

EIZOのモニタ、外箱より

モニタが袋に包まれている様子や全体的な線の太さがかわいいですね

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。