わたしの頭の中にはこの図がある。かつてなら参加制約をもたらさなかったような水準の心身機能・身体構造の制約が、今は環境要因ゆえに参加制約をもたらしているのではないかと。
ほんとうに、ほんとうに、心身機能・身体構造に参加制約のすべての原因を帰せしめていいのだろうか。疑問だ。
DSM-Ⅳが出てから、自閉症圏の障害(disorder)と診断されるひとの数が激増した事実がある。そんなに短期間で脳の構造が変わるんかいなと突っ込みを入れたくなる。一回は環境因子の影響を疑ったほうがいい。
教室でどんな支援が必要かは、精神医学的診断に基づくべき「ではない」。医学的診断ではなく、国際生活機能分類に沿って記述したほうがよい。そうすると、参加の阻害要因となっている環境因子が見えてくるだろう。
…って、わたしも安易にストラテラ飲んでるからそんな偉そうなこと言えないんですけどね。
御徒町で開催中の「しんかぞくの交換日記」展を鑑賞してきた。絵日記を読むと、季節の空気が繊細に描かれていた。ページをめくるだけで、描かれた季節の空気がわたしを包んだ。この企画に参加した作家さんが、いくつもの季節を過ごしながら交換日記をしていたことを読むだけでいっぱいいっぱいで、企画意図をどこまで読めたかはわからない。いい展覧会だった。写真は、会場のトイレに貼られたスマートレター封筒。このスマートレターを使って日記が交換された。
#しんかぞくの交換日記
#しんかぞく
松本から帰ってきた直後、東京湾フェリーで金谷から久里浜に渡った。久里浜からは横須賀線と湘南新宿ラインを乗り継いで浦和まで。すでに日が暮れたあとだったが、新宿を通過した。率直に言って、東京の街が「怖い」と感じた。こんなにいろいろなものがすき間なく密集していて、何かがあったらすぐに壊れてしまいそうなもろさを感じた。ずいぶん前からうっすらと東京の街の怖さを感じてはいたけど、松本から帰ってきた直後に新宿を通過したあのとき、東京の怖さをはっきりと感じた。たぶん、わたしは東京には住むことはないだろう。写真は松本市の見晴橋付近から撮影した薄川。東京だと、こんなに広い緑地に行くのも大変だ。行ってもひとでいっぱい。その「密」さが怖い。
伊東の方に行ってこようとも思ったんだけど、昨晩どうにもこうにも眠れなくて宇都宮に変更した。そうしたら…宇都宮は激しい雨風で、レベル5の避難情報が出る状況に。それでもライトレールは走っていたんだけどね。乗り心地はよかった。冷房も効いていた。効きすぎるくらいに…
#宇都宮芳賀ライトレール線
インスタンス引っ越しました。
学校に関するうらみつらみは結構あって、割と頻繁に書くかもしれない。