ほんと、なんで福島こうなった、と県庁や県政を見ていると、つくづくと思います。
結論は、もともとが古い体質だったところに、復興予算と国策バックアップがついたのが悪かった、ということにしかならないのですが、石川も福島と変わらないくらいに古い体質でしょうから、似たような展開にならないことを祈ります。
ただ、先日の北国新聞社の復興事業狙いのシンクタンク会社立ち上げなどを見ていると、同じ轍を踏むんだろうなぁ、という気がしてなりません。
日露戦争で、うっかり勝利してしまって、慢心増長の極みに向かった大日本帝国そっくりだな、と思います。
冷静に分析すれば、たんに棚ぼたラッキーで勝てただけなのはすぐにわかるのに、「自惚れ屋でお調子者の日本人」は、勝手に自分の力だと思い込んでしまう。
たんに復興予算が注ぎ込まれているからだけなのに、それを自分の実力だと勘違いしてしまう人が、こんなに大量に生まれるとは思いもしませんでした。
そして、大日本帝国が愚策を山のように重ねて、300万人の死屍累々の犠牲を出しながらも、原爆投下まで止まらなかった理由も、すっかり腹落ちしました。