菊池誠さんの述べているICRP勧告の解釈は、勧告の内容を理解している人からしてみれば、反論するのが馬鹿馬鹿しくなるくらいには、デタラメで、低次元です。
それで、他人を「デマッター」扱いして糾弾しているのですから、呆れるほかありません。
旧帝国大学教授の肩書をもっていれば、これほどひどいデマを撒き散らしても、なんの咎めも受けない、というよい実例だと思います。
馬鹿馬鹿しいほどに初歩的な間違いです。
日本政府の放射線防護基準は、ICRP勧告に準拠することになっていますから、ICRP勧告の基礎的な理解ができていないということは、日本政府の防護指針についても理解できていない、ということです。
恐ろしいことに、このように明らかな「デマ」を撒き散らしている当のご本人たちは、自分たちは「ファクトチェック」をしているつもりなんだろうと思います。
ホラーのようですが、今、デマ対策として政府委員会で検討されている「ファクトチェック」も、似たような経過を辿ることになるのではと思います。
「ファクトチェック」している当の本人たちが、デマを撒き散らしているのですが、本人たちの自己認識では、自分たちは正しいので、他人から指摘されても聞き入れないと思います。
怪談のような話ですが、現実は物語よりも恐ろしい、と、つくづく思います。