ICRP勧告の解釈については、Xでは明らかに誤った解釈を撒き散らしている人たちがいて、本当に有害だなと思います。この方達が、デマバスターズを気取っているのですから、Xの福島言説がいかにおかしいか、ということです。
それを指摘しているnoteで、テクニカルな話(だけど、ICRP勧告を知っている人には当たり前のこと)なのですが、私もここに書かれているのが正しい理解だと思います。
100ミリシーベルト以下は、健康影響が「ない」と断言されるようなコンセンサスはまったくありませんし、100ミリシーベルト以下でも、最近の調査ではLNTに近似する調査結果が出ていると理解しています。
菊池誠さんの述べているICRP勧告の解釈は、勧告の内容を理解している人からしてみれば、反論するのが馬鹿馬鹿しくなるくらいには、デタラメで、低次元です。
それで、他人を「デマッター」扱いして糾弾しているのですから、呆れるほかありません。
旧帝国大学教授の肩書をもっていれば、これほどひどいデマを撒き散らしても、なんの咎めも受けない、というよい実例だと思います。
馬鹿馬鹿しいほどに初歩的な間違いです。
日本政府の放射線防護基準は、ICRP勧告に準拠することになっていますから、ICRP勧告の基礎的な理解ができていないということは、日本政府の防護指針についても理解できていない、ということです。