米、イスラエルに軍事支援、原子力空母G.フォードを東地中海に派遣・・・ちょっと、これまずは「常識外れ」、「非合理的」ではないだろうか?
中東最強のイスラエル軍と正規の軍隊がないパレスティナでは、すでに軍事的には圧倒的非対称な関係にある。
そのイスラエルを米国が空母まで派遣して援助するとは?ハマスが空軍をもっているとは寡聞して聞いたことない。
さらに問題なのは、米国が、どういう腹積もりが「戦争」を宣言しているネタニエフに「連帯する」としていること。
軍事的に圧倒的に非対称なイスラエルとパレスティナの直接対決は「戦争」にはならない。一度戦争機械 War machineが発動されれば、一方的な虐殺になるしかない。
であるから、どうしても非当事者の調停国が必要になる。原則論としては当然、米国がその役目をはたすべき。
ところが、米国が即座に当事者宣言してしまったので、西側諸国や国連もしばらく動きがとれない。ということはしばらくネタニエフが状況の主導権を握るということ。
これが何を意味するかはパレスティナ史に少し詳しい人はすぐわかるだろう。
調停者、可能ならば中国、ブラジル、インド、南アフリカ、あたりか?特にブラジルと南アフリカは公式には「パレスティナの大義」を支持している。
「(古舘は)性加害問題をメディアが報じてこなかったことについては「〔中略〕ウワサはいっぱい聞くわけですよ」と回想。「ジャニーさんが男色ではあっても、さすがに性加害とは思わない時代の感覚で都合よくとらえて、右から左にウワサとして流してきた」と、反省も込めて振り返った。/古舘は「〔中略〕ウワサとして聞いててそのままにしてた不作為だけじゃなくて、告発本でリアルな証言があって、そこではたと立ち止まらなきゃいけないのに...」」って、いやいやいやいや、さすがにそれは無理があるって。苦しいって。見苦しいって。
なんか「噂としては聞いていたけど真実とは思っていなかった」と言えば免罪されるという噂でも広まってるの?「告発本でリアルな証言があって」というんじゃなくって、最高裁判所によってジャニー喜多川による性暴力の真実性が事実として認定され判決が確定しているわけよ。2004年2月24日にね。(続く)
RT: 古舘伊知郎が反省 ジャニー氏のうわさ“夜ヒット”司会当時に聞くも「男色であっても性加害とは思わず…」(スポニチ) | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20230910/spp/000/006/077000c
今月2日に開かれたジャニーズ事務所の2回目の会見について、これまでオンラインで言及はしてこなかったけど、もう1回目の会見のときに書いたこの投稿に尽きる。
少なく見積もっても数百人の被害者がいるとされる未成年の子どもたちに対する長年にわたる性加害・性犯罪について、加害企業として説明責任を果たすとともに被害者に対して謝罪や補償の話をするための記者会見の場であるにもかかわらず、あたかも芸能ニュースの記者会見であるかのような演出をして、質問する記者に対して加害当事者がへらへら笑いながら質問を返し、記者を威圧・恫喝する。
加害企業がやらせ・八百長の記者会見を開き、加害については開き直ってふんぞり返り、説明責任を求める記者たちに対して一方的な要求をする。そのおかしさを指摘する記者たちに対しては、当該性加害・性犯罪の被害対象であった〈こども〉を引き合いに出して盾にし、記者を非難していさめるようなしらこい演出をする。
挙げ句の果ては、被害を訴える者に対して虚偽のケースがあると被害者叩き。
でも最初からそういう人たち、組織やったやん?
ジャニーズ事務所の会見をすべて見たわけではないけど、少なくとも私が断片的に見た限り、見た範囲においては、すべてが虚飾に包まれていて誠実なところがまったくない極めて不誠実な会見だった。
問題の確信に少しでも迫ろうとする質問には、「そんなことあると思います?できると思います?」といったような質問を返し、あたかも質問をした記者が不見識であるかのような恫喝をし、さらに質問そのものには答えないという場面が何度もあった。
また、会見そのもの、あるいは会見でのふるまい方が、性暴力・性犯罪について会社・組織として責任を問われていることに対して説明をする場というよりも、芸能・娯楽の会見であるかのような話し方、論点のすり替えで(たとえば、性暴力を受け入れることと仕事上で不利益を被らないこととの関係性についての指摘を、個人の努力やその結果の問題と巧妙にすり替えて、成功は個々人の努力の結果であるというストーリーに無理やり回収させるなど)責任の追及をかわそうとする演出がなされており、この期に及んでまだそんなおちゃらけた話で誤魔化そうとしているのかと、あきれ果ててしまった。
「ベングリオンの側近たちによる「顧問団」と呼ばれる集団が1947年10年頃までに形成され、ユダヤ国家を実現するための政策決定に関わっていた。民族浄化政策への異論を唱え、例えばパレスチナ人の分断統治を主張する者もいるなか、出来るだけ多くのパレスチナ人を無差別に追放する方向に向かう経緯が資料を駆使して具体的に明らかにされている。その結果、パレスチナ側の抵抗を引き出す挑発を行うのではなく無抵抗の村民を追放するというように戦術が変化してゆく経緯が、明確に描かれている」
https://plekn.aa-ken.jp/pid-wp/documents/the-ethnic-cleansing-of-palestine-2/
それで、1948年の第一次中東戦争(イスラエル独立戦争)のときの土地・家屋収奪事件のパレスチナ側での呼び名が「ナクバ」。そもそも、この問題が解決しなかったら何も解決しない。
「1948年、イスラエル建国にともなって、パレスチナの人々のほとんどが、家、土地から強制的に追い出され財産を失いました。「ナクバ」とは「大惨事」を意味します。ナクバでは、シオニストの民兵によって531のパレスチナ人の村が地図から消され、70以上の虐殺が行われた結果1947年から1949年の間に15,000人以上のパレスチナ人が死亡しました。それ以来、故郷の村や町、都市に戻る権利を否定された結果、パレスチナ人の約80万人が難民となり、土地に残った人の4分の1が国内避難民となりました」
https://www.ywca.or.jp/kaze/jainewsletter-nakuba2023/
"「今日ぼくはパレスチナ人男性が泣きながら肉片の入ったポリ袋を掲げている写真を見かけたんだ。袋の中身の肉は男性の息子の身体だった。この少年の身体は明らかにフレシェット弾を使っていたイスラエルのミサイル攻撃を受けて、ばらばらに切り刻まれることになった(と病院は説明している)。フレシェット弾とはなにかもうご存知だと思うが、これは小さな鉄製の矢じりを数百個爆薬の周囲に固めた爆弾で、これが爆発すると人間の皮膚を切り刻んで剥がしていくことになるんだ。少年は名前をモハメド・カラフ・アル=ナワスラといったそうだよ。5歳だったそうだ。
ぼくはふと、この男性の袋に入っていた少年の肉片が自分の息子でもおかしくなかったのだと気づいて、その思いにもう何年も感じたことのない腹立たしさに捉われることになったんだ。」" https://rockinon.com/news/detail/107078
中国は国内では人権侵害をしているんだろうが、少なくとも大っぴらによその国まで出向いていって爆弾ばらまいて人を殺しまくったりはしてないからなー、とアメリカ大好き中国嫌いな国の人たちを見ながら思っている。本土中国がいいというのではない。そんなに違いがあるのか?と言いたい。
呉座勇一氏の和解後の対応を批判する弁護団声明https://note.com/kambara7/n/n35dc27cfd74e?sub_rt=share_pw
自分から和解を申し出たのに、さも相手が主張を変えたから和解に「応じた」かのように見せる呉座氏。和解内容を守らない場合って的措置を取れるんだろうか。
にしても、本当は負けたのに身内向けに勝ったかのようなパフォーマンスをするって、つくづくSNSミソジニストしぐさというか。そういうネット上の差別的な文化/コミュニケーション様式から距離を取れってことがオープンレターの内容でもあるのに、マジで何もわかっていなくてすごい。
日本の腐りきった政治を監視する。公文書も作れない、保管できない、統計改ざん、勝手に廃棄…では仕事にならんでしょ。公文書をまともに扱える人が政権を担うべきです。