こちらを読んでますが、高井さんのご発言、
ーーマジョリティにも理解できる言葉で語れるようになってきていて、しかし、マジョリティが理解可能な言葉でトランスのことを語れば語るほど、トランスの生はつまらないものになっていく。
ここに小説の本質が、人間の尊厳の本質があるように感じて、よく考えたいと思いました。
理解可能な言葉で切り開く社会運動と、理解不可能な言葉で語る文学の両方が、もっと必要なのでしょうか。
パリ五輪の女子ボクシングで、トランスジェンダーと断定したうえでの中傷が著しく拡大した「騒動」について、毎日新聞。井谷聡子のインタビュー。
この件については「騒動」が起きているさなかに朝日新聞の二階堂さんがすさまじい速度で良質な記事を出していたけれど、こちらの記事は少し時間が経ってからの総まとめ「完成版」的な記事です。
本件に少しでも関心を持っていた方たちには、絶対に読んでいただきたいです。これはトランスジェンダー差別の問題であり、人種差別の問題であり、DSD女性の身体のプライバシー侵害(そして差別)の問題であると同時に、なによりもまず、女性差別の問題です。そのことを井谷さんがしつこくしつこく語ってくださっています。
https://mainichi.jp/articles/20240902/k00/00m/100/095000c
周司あきらさんとの共著『トランスジェンダー入門』ですが、Audioブック(声優さんによる録音)が発売されることになりました✨!!
(定価よりやや高くなってしまうのが辛いところですが)書籍のアクセシビリティがまた1種類増えて、とても嬉しいです。
これを機にまたこの新書が広がっていってほしいと思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DFPN56H9/ref=nosim?tag=risesedona-22
李琴峰さん『言霊の幸う国で』の刊行記念イベントとして、新宿のプライドハウス東京で対談をしました。そのときの記録記事が公開されています。
わたしは本書に帯を書かせていただいたのですが、フィクションでありノンフィクションであり、現代の記録であると同時にクィアたちの過去50年と未来50年のあいだに位置する、『言霊の幸う国で』という作品をまずは読んでいただきたいです。
ちなみに対談のなかでは、わたしが今書いているトランスジェンダーについての書籍がいかにつまらないかということについても話しています。これは謙遜でもなんでもなく、むしろ意図しているのですが。
https://www.webchikuma.jp/articles/-/3635
共産党発行の『女性のひろば』(10月号)にて、『トランスジェンダーQ&A』の著者としてインタビューを受けました。
「トランスジェンダーはジェンダー規範を強化しませんか?」とか、ほんとによくある誤解について(著書でも書いたのですが)改めてインタビューでお話しをして、まとめていただきました。機会があれば、ぜひお手に取ってみてください。
https://www.jcp.or.jp/web_book/cat458/cat3/
オンライン上で急速に拡大し、物理的な暴力の可能性を拡大させつつあるクルド人差別の問題について、朝日新聞の記事。
プレゼント機能を使いましたので全文お読みいただけます(~9月6日 23:13)。
ぜひ1度読んでください。非常に危険なフェーズに入りつつあることを心配しています。
https://digital.asahi.com/articles/ASS9234FJS92UTIL013M.html?ptoken=01J718HN8CZATEG0TZ6SKAKPK8
10月12日(土)13:30-16:30
北海道大学にて公開シンポ「トランスジェンダーと医療」に登壇します。大阪大学の小門先生と生命倫理学者コンビです。わたしはトランス医療と特例法不妊化要件の話をします。オンライン配信(無料)もありますので、ご関心ある方はどうぞー!!
https://www.let.hokudai.ac.jp/event/25102
quote: "7月に発表された東大の論文によると、東京都区部の樹冠被覆率は2013年が9.2%、2022年が7.3%と減っている。今世界では30%を目指してる都市が多い。
被覆率を30%まで高めることで、暑さによる死亡者数を約40%減らすことができるという医学誌ランセットの論文もある。"
https://www.asahi.com/articles/ASS8Q3HFDS8QPLBJ001M.html
私たちは東京在住の中国人のフェミニストです。2024年9月7日、東京の韓国大使館前で、韓国の女性たちが行っている盗撮、ディープフェイク、そしてミソジニー文化に反対する抗議運動を応援するスタンディングを行います。この集会を通じて、韓国で蔓延している男性によるデジタル性犯罪に、世界中のフェミニストたちが注目するよう呼びかけたいです。
これは韓国だけの問題ではありません。男性たちが隠しカメラやディープフェイク技術を使って、女性の日常生活をポルノにする行為は、特に東アジア諸国を中心に、世界中で広く見られる問題です。私たちも日本で暮らす中で、ミソジニー文化に苦しめられています。
フェミニストには国境も家もありません。中国では、韓国のフェミニストたちが多くの人々に勇気を与えてくれました。だからこそ、私たちはお互いの最も強く、そして忠実な仲間となり、共にパトリアルキー(父権制)を打ち倒したいと考えています。一緒に、この世界を変えましょう!
場所: 東京都港区麻布十番4-6-6
時間: 16:00~17:00
補足: 皆さんの安全のために、マスクの持参を推奨します。集会ではどの言語でも自由に表現できますので、言葉の壁を気にする必要はありません。
ポスターや横断幕を持ち込んでいただき、どの国の性別問題についてでも、関心を表現してください。
イベントで発言を希望される方は、DMでお申し込みください。母国語であなたの考えを自由に話してください。
当日は、東アジアのフェミニストたちの繋がりを記録するためのメッセージボードもご用意しています。
さらに議論を深めたい方は、ぜひLINEのオープンチャットにご参加ください:https://line.me/ti/g2/mtfddnCj8e02LNTSPeFTM14sagxM88XhFCTbTQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
#metoo
#deepfake
#feminist
#Digital_Sex_Crimes_in_Schools
#Expose_the_Deepfake_Perpetrators
#South_Korea_expel_criminals
ほらね。FNNは野田推しなんだよ。皆んな、フジサンケイグループの煽りに乗せられたらダメだよ。
同じ党内で、誰も政策を180度転換するなんて一言も言ってないじゃん。民主党政権の時だって全く180度なんて政策転換してないし。それ、誰への批判のつもりだよ?
結局、自分は「盟友の安倍さん路線を踏襲します」ってだけじゃん。それをそういう言い方するの、本当に卑怯だよね。
それに政権変わって、政策が大きく変わるのなんて普通にあるし、そんなことで「国際社会から相手にしてもらえない」なんてことあるわけないのに、どうしてそういう子どもだましみたいな口から出まかせの嘘を平気で言えるんだろう?
「安倍さんのあとを嗣ぎます」みたいなあんたの方がよっぽど「国際社会から相手にされなく」なるよ。もうすでに日本はそうなって来つつあるんだから。何だよ?「国際社会」って。その、「そんなことしてると世間に笑われますよ」みたいなの、やめろよ。
立憲・野田氏が現実路線を強調「政権交代で180度の政策転換は国際社会から相手してもらえない」
https://www.fnn.jp/articles/-/753116
認知症の人たちに自助、共助で生きろと言うのか?アホなのか?
それよりもまず、自民党議員は国民や企業にたからずに、自分たちで支え合って暮らしたらどうだ?「まず隗より始めよ」だよ。
認知症、自分らしく暮らす 政府重点目標、支え合いも | 2024/9/2 - 共同通信 https://nordot.app/1203267974684328944?c=39550187727945729
中西智佐乃さんの最新作がいま発売中のすばる9月号に掲載されていますよ。
未読ですが、毎日新聞の文芸時評で高評価のようです。楽しみ。
文芸時評:8月 夜の出来事 家の呪縛、人生の辿り直し=大澤聡 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240828/dde/014/070/005000c
17人の書き手が自らの「身体」と向き合っ...『私の身体を生きる』西加奈子 村田沙耶香 金原ひとみ 島本理生 藤野可織 鈴木涼美 千早茜 朝吹真理子 エリイ 能町みね子 李琴峰 山下紘加 鳥飼茜 柴崎友香 宇佐見りん 藤原麻里菜 児玉雨子 | 単行本 - 文藝春秋
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918488
(売れてる本)『私の身体を生きる』 西加奈子、村田沙耶香、金原ひとみほか〈著〉
https://www.asahi.com/articles/DA3S16022801.html
一部引用
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作家の藤野可織は、結婚後に妊娠するかどうかの意思決定を迫られ、ドラマの中で若い夫婦に「次は子どもですなあ」と笑う水戸黄門に中指を立てていた自分自身が、実は結婚と妊娠・出産を結びつけていたと知り、ずっとねじ伏せたかったものの正体を見る。作家の村田沙耶香は、大切な心の中の王国と接続する手段や祈りとして自慰を捉え、肉体の鼓動の先で想像上の生き物とあたたかく触れ合い、救われてきたと書く。
有料記事がプレゼントされました!9月3日 10:50まで全文お読みいただけます
作家・藤野可織さんと考える卵子凍結 「不安の解消」の裏にあるのは:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASS8Z2TTWS8ZUCVL001M.html?ptoken=01J6R6SM6W8S6CSE0YP5AYWR9N #藤野可織 #卵子凍結
名も知れぬ死者を悼むために 西崎雅夫
初回放送日:2024年9月1日
https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/XRKV2RK284/
西崎雅夫さんは関東大震災の時に民衆などに殺された朝鮮人を追悼する活動をしてきた。多くの死者の名は不明であるのに、その人たちを悼めるのか。葛藤してきた人生を聞く。
関東大震災時朝鮮人虐殺と関東大震災時中国人虐殺には違う性質がある。
当時中国人は大きく2つの属性のようなものがあった。
一つは、商店主や事業者、所謂士業、或いは三把刀(三種の刀、調理・理髪・テーラー)、留学生等の者達。
もう一つは、土木建築・荷役等を担う労働者。
当時の日本では、国策で中国人労働者を導入していた。
商店主や事業者・留学生は上海や広東からの者が多く市街地や中華街などの集住地に住み、労働者は浙江省が多く飯場や木賃宿(簡宿)に住んだ。
関東大震災時中国人虐殺の被害者には上記2種の属性の者が存在するのだが、少なくとも被害者名簿など記録が残っている中では、被害者数の内訳は大きく変わる。
労働者の被害が圧倒的に多い。というか殆どが労働者。
もちろん留学生等の被害は数字には出にくいし、被害者名簿は労働者が主体だった送還船の船内で作成されたという事もあるかもしれないが、いずれにせよ、圧倒的に労働者が多い。
関東大震災時中国人虐殺として、最も凄惨であり、最も組織的であり、最も犠牲者数が多いのは東京大島だが、ここ中国人労働者の集住地だった。
中国人労働者はどのように殺されたか、大島では多くの中国人老奏者が住む木賃宿は大きな被害を免れている。中国人労働者は宿舎に避難している。そこに自警団が、消防団が、日本人同業労働者が主体となった集団が、在郷軍人会が、それぞれ連携して、訪問する。「明日避難するから」「荷物まとめておいて」と。翌日連れ出して殺す。或いは直接宿舎を襲う。という事をやっている。この襲撃には軍も、警察も参加した形跡がある。もちろんこのようなものがすべてではない。三河島などでは、職場なのか宿舎なのか、中国人労働者が汽車に乗ってやって来る。汽車から降りて来る中国人労働者を集団で待ち構えて片っ端から鳶口で襲っていく。みたいな事もやっている。
元々経済状況悪化から外国人労働者たる中国人労働者排斥の声が高まり、また、中国人労働者の待遇改善運動も怒っており、労使ともに中国人労働者に対する敵視が高まっていた。
ここには関東大震災時朝鮮人虐殺とは違う性質がある。
彼らは災害を好機として、災害の混乱に乗じて、外国人労働者を実力をもって排除したのだから。
もちろん、朝鮮人と間違われて殺された者がいた事は間違いないだろう。皆無とは言わない。
だが、大きな割合を占める被害者がそうではない殺されかたをしている以上、そこを無視するわけにはいかないのではないかと思う。
そして、その点には関しては、まったくと言っていいほど振り返えられてはいない。
関東大震災時朝鮮人虐殺が振り返れているかどうかと言えば、それは当然良く言えば不十分だし、ほとんど振り返られていないともいえるだろうが、中国人虐殺はまったく振り返られていない。
これで良いワケがない。
と思うけどね。
〇地震と虐殺1923‐2024/安田浩一さん(中央公論新社)
〇それは丘の上から始まった 1923年 横浜の朝鮮人・中国人虐殺/後藤周さん(ころから)
〇震災下の中国人虐殺 中国人労働者と王起天はなぜ殺されたか/仁木ふみ子さん(青木書店)
〇関東大震災と中国人 王起天事件を追跡する/田原洋さん(岩波書店)
〇関東大震災と中国人虐殺事件/今井清一(朔北社)
〇大原社会問題研究所雑誌668号・横浜における関東大震災時朝鮮人虐殺/山本すみ子さん(法政大学)
〇横浜華僑社会の形成と発展 幕末開港期から関東大震災復興期まで/伊藤泉美さん(山川出版社)
〇18人の遺族とともに 関東大震災91周年 虐殺された中国人労働者を追悼する集い報告集/関東大震災で虐殺された中国人労働者を追悼する集い実行委員会
等々、関連書籍・文献があります。ぜひ読んでみてください。
明後日、池袋ジュンク堂で刊行記念イベントがあります。久しぶりの刊行記念イベントですし、新築されたイベントスペースなので楽しみです。
Aro/Aceもトランスジェンダーも、「新しい」存在に見えるからこそ、いろんな誤解や、不要な恐怖を向けられてしまうことがあります。今回の2冊は、それでもコミュニケーションを諦めたくない人のための2冊です。
会場もまだ席に余裕があると伺っていますので、日曜日(6/16)に池袋のお近くにいるかたは、お店に足を運んでいただけると嬉しいです(9階イベントスペース)。イベント終了後も、会場の方といろいろお話しできる時間がありそうですので、ぜひ残って一息つければと思います。よい時間にしましょう。ご参加お待ちしています(*´ω`)
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-240616
NBトランスジェンダー🏳️⚧️🏳️🌈LGBTQ+
家族は猫たち🐈きいっちゃん07年生♀しーちゃん09年生♂ミキ09年生♀タビヤ13年生♂全保護不妊済
自称小説家?大阪文学学校修了、同人誌「白鴉」OB、現在京都芸術大学通信部文芸コース在学。慢性疲労症候群(CFS)電動車いす👨🦼移動
読書というより積読が趣味みたい😅 小説では藤野可織さん、音楽では谷山浩子さんのファン。 注)相互フォロワーさんでもトランス排除的ツイートをされてたら、フォローを外させてもらいます。
反トランス差別🏳️⚧️
反トランス差別🏳️⚧️創作
(客観的に自分の人生を考えると、ずいぶん悲惨な思いをしてきている、がまあ、いま、経済的に困窮という状態でないということはラッキー)
激しいトランスヘイトが吹き荒れて、皆様も心中はいかばかりか、想像するだに恐ろしい。しかし、トランス差別になんか負けてたまるものか。くそったれ!もう、(残された時間は少ないが、微力でも)わたしが死ぬまで抗い続ける覚悟。皆さん、どうかいっしょに生き延びましょう。