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(売れてる本)『私の身体を生きる』 西加奈子、村田沙耶香、金原ひとみほか〈著〉
asahi.com/articles/DA3S1602280

一部引用

 作家の藤野可織は、結婚後に妊娠するかどうかの意思決定を迫られ、ドラマの中で若い夫婦に「次は子どもですなあ」と笑う水戸黄門に中指を立てていた自分自身が、実は結婚と妊娠・出産を結びつけていたと知り、ずっとねじ伏せたかったものの正体を見る。作家の村田沙耶香は、大切な心の中の王国と接続する手段や祈りとして自慰を捉え、肉体の鼓動の先で想像上の生き物とあたたかく触れ合い、救われてきたと書く。

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