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リース・ボウエン『貧乏お嬢さま、メイドになる』(コージーブックス)読了 :blobcatbook:

すっっっごく面白かった!!
1930年代に実在した英国王家の人たちが主人公の遠縁として登場するけど、メアリ王妃や王冠を賭けた恋のデイヴィッド皇太子、既婚のアメリカ人女性ミセス・シンプソンも出てきて、フィクションとノンフィクションのさじ加減が絶妙 :blobcatmeltthumb:

主人公の異母兄にあたるラノク公爵が確かに悪い人じゃないけど貴族的というか、本当に己の半径0.5mくらいの保身しか考えてなくて、こりゃひどいとなった

ジョージーの母(恋多き女で元女優&元公爵夫人)がまったく娘を顧みないんだけど、たまーにジョージーを「ダーリン」と呼んだり、いけ好かないミセス・シンプソンと嫌味の応酬をしたり、わりと好きなキャラだった

続編も買おう!!


[参照]

姉から借りていた本の積読を崩したから、リース・ボウエンの『貧乏お嬢さま、メイドになる』を隙間時間に読むゾ〜 :blobcatbook:

「王妃さまにバレないように、メイドの仕事をはじめた貧乏令嬢ジョージー。ある日、仕事から帰ると浴槽に死体が! そして次々と起こる謎に……」

王位継承権は34番目なのに、兄夫婦から行き遅れを危惧され、お小遣いカットされるジョージー……
絶対面白いやつだわ〜!


近藤史恵『タルト・タタンの夢』(創元推理文庫)読了 :blobcatbook:
ちょっとした日常の美味しいミステリーも良いよね〜 :blobcatmeltthumb:
美味しいフランス料理が食べたくなっちゃったよ〜 :blobcatdrool:


ツムギちゃん(自称ニンゲン)素直で図太くて可愛すぎる :ablobmeltsoblove:
ゾルトさんを始めとする食堂の魔族たちもいい感じに :igyou: コワモテメンズで格好良い :blobcatmeltthumb:

ラブコメなんですもんね?
褐色ツノありみつあみ長身イケメン魔族と脈ありでいいんですもんね? :blobcataww:


(漫画は読書タグでいいのだろうか?)

大島清昭『影踏亭の怪談』(創元推理文庫)読了 :blobcatbook:

これはまるでホラーとミステリーの甘辛MIX!!
ホラー好きとミステリー好きを満足させる贅沢コース :blobcathungry:
少しずつ読むつもりがホラーとミステリーの配合が絶妙すぎて一気読みしてしまった〜 :ablobmeltsoblove:

ネタバレは避けたいけど短編集かに思われた物語の一つ一つが伏線回収というか最後に収束するところがすごい :blobcataww:

多分『魍魎の匣』やコトリバコが好きな人にも刺さりそう :bunhdthink:



夏はホラー :blobcatghostreach: とミステリー :ablobpeekjohnny: に限る!ということで…

タグで絶賛されていた大島清昭『影踏亭の怪談』(創元推理文庫)買っちゃった〜 :ablobcheer:

来月末に試験があるから、勉強の合間にコツコツ読むゾ〜 :blobaww:

荻原規子さんの『空色勾玉』とかの勾玉シリーズも、ジブリでとは言わないけど、ぜひぜひアニメ化してほしいよねー :blobaww:


ジブリの米林監督に高楼方子さんの『時計坂の家』をアニメ映画化してほしい :blobcatmlem:
思い出のマーニーや借りぐらしのアリエッティとちょっと世界観や雰囲気が近いし、映像化したときの映えとか、ジブリ向きの原作だと思うんだよね :bunhdthink:


カレー沢薫『オタクのたのしい創作論』(文藝春秋)読了 :blobcatbook:

カレー沢女史は本業(?)の漫画も面白いけど、エッセイのほうはフィクションというワンクッションがないだけに、比喩の切れ味が良すぎて好き :blobcatmeltthumb:
令和のさくらももこになれる逸材!

「たまに、原作でどれだけ貧乳だろうが抉れていようが、一律地面に着地せんばかりの巨乳にしている解釈以前に視力を無視したファンアートを描いている絵師の方を見かけます。
 見ている側としては、どう見ても貧乳が売りのキャラを何故巨乳にするのかと正直訝しむ気持ちがあるのですが、『俺の巨乳が好きという本能を公式如きに止められるはずがないだろう』という強い意志には畏敬の念を感じます。」

分かる of 分かる :kdgrmngrm_wakaru:

たまにセイバーさん(アルトリア剣のほう)を巨乳にしている創作を見かけると、目ン玉かっぴらいてFate見たことあるのかと思うときがあるけど、あれは絵師の抑えようのない性癖だったのか…

藤本ひとみ『令嬢テレジアと華麗なる愛人たち』(集英社文庫)読了 :blobcatbook:

愛欲の悪徳に耽る美女を書かせたら藤本ひとみさんの右に出る者はいないんじゃないかしら :blobcatblush:
ちなみに藤本ひとみさんは中学校の図書室にあった鑑定医シャルルシリーズから入りました :blobcatmeltthumb:

「花びらがつながったまま散る椿のように、ローブは私の足元で足を取り囲み、その上に、下穿きのスカートとシュミーズが落ちて重なりました。」

この表現 :blobcatpuffymelt:

なろう系の貴族令嬢ものの社交界デビュー〜侯爵夫人としての仕事の解像度がめっちゃ上がりそうなくらい細やかに書かれていて、もはや資料…と思いました :blobblush:

美貌と機転と度胸と強運でフランス革命の荒波を乗り切っていて(それでもまだ21歳!)(初婚が14歳!)悪女と言うには格好良すぎる〜 :blobcataww:

アシュリー・ウィーヴァー『金庫破りときどきスパイ』(創元推理文庫)読了 :blobcatbook:

ロマンス×冒険×スパイ :blobcatspy:

主人公の凄腕女金庫破りのエリーが美貌、性格、能力ともに、女性読者のかゆいところに手が届く仕様で、ストレスなく読めた :blobcataww:

他のロマンスメインの小説だと、女性主人公の言動に対して「そこは一言かましたれ!」「そこはうまくやり過ごしたれ!」「そこは一発ぶちかましたれ!」と読者が感じるストレスを、事前に回避したり潰してくれたりするところが上手 :blobcatfingerguns:

めっちゃぶちかましていた……



勉強の息抜きに近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』読了 :blobcatbook:

日常の中で実際にありそうな、ちょっとした事件の謎解き×世界のスイーツ🍰もの

月餅🌕食べたくなった〜 :ablobcheer:

最終話あたりで、いわゆる「カリフォルニアから来た娘症候群」的な介護の話や同性愛の話(円さんの恋人はおそらく同性なんだろうなとは思ったけど)が出てくるとは思わなんだ〜

アシュリー・ウィーヴァー『金庫破りときどきスパイ』の評判を聞いて、書店受け取りで注文してみた〜 :blobcataww: :agooglehearts:
凄腕の女性金庫破りと堅物の青年将校の異色コンビの謎解きものとか絶対面白いじゃーん :parrot_twin:
今年最寄りの本屋さんが経営難で潰れて悲しかったので、なるべく店舗支払い&受け取りにしている :blobcatmeltthumb: (honto利用)



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