ドクロ (THE SKULL) 読み始めた。
どちらかというと「木に持ちあげられた家」が読みたかったけど、新刊を買っておこうと思って。
大きくて薄い絵本を想像していたが、判型が小さく、厚い。菊判?107ページ。
https://www.switch-store.net/smp/item/BO0123.html
故郷があるアンソロジーと、故郷を失ったアンソロジーがある、面白い。
室生犀星「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」ってどちらかというと後者寄りか
https://mainichi.jp/articles/20200807/ddm/001/070/101000c
ウグイスの谷渡り、けたたましいのは警戒しているのか。元々、春夏は山に生息というの、たしかに静岡の田舎でも初夏に登山でもしないと声は聞こえなかった。今は住宅地近くの雑木林からもさえずりが聞こえる。都内でも聞こえたような。
一生懸命に鳴いてボロボロになったオスが痛々しい。
https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/episode/te/R5Z128VK95/
愚痴 レジリエンスの講座を視聴していたが
パワハラ発言の中間管理職が「レジリエンスだいじ」と言っていたので、信ぴょう性が一気に下がってしまった。
もしかして『誓願』に出てきた、ストレスの根本と向き合わずにやり過ごす方法なのかな…
ストレスを避けるしぐさも、強迫行為になりそうな気がする
まあそういう防御法もありますという、軽いノリで聞く
根絶するとなると「労働組合を作って非正規労働者の待遇や人権侵害の改善を求めて、会社と交渉」かなと思うけど、そこまでの根性は自分には無い
パワハラ管理職の補佐役も、過去に非正規社員を侮辱していて、でも従業員代表なので、この職場の体質、変わりません
部下に従ってほしい、目標達成してほしい、というのはわかるが、
侮辱したり、職場の皆の前で家庭事情を話すのを強制したり、そういうのはやめてほしいと相談したら「生意気だ」「精神科行け」「相性だろ。人は変わらないんだ」(お前の勘違いだ、俺は悪くない)とか言われると、生産性が下がる。ムラ社会じゃないんだよ
感想 光る君へ 第十七回
嫌いだけど同じ文才を得たいと、自分が送った手紙を一生懸命書き写して手紙はつっ返してきた女、寂しいからまた仲良くしてと言われても怖くないか。断りづらいか。年をとると友人は貴重だと気づくのはわかる。
井浦新演じる、もとはおだやかな印象だった藤原道隆が、父親以上に権力に執着するようになって、自らの病死が近いとわかった後は、天皇の中宮である娘の定子に「天皇の子を産め!産め!」と怒鳴るのが鬼気迫っていてキモかった。
昔の雅子妃の報道、柳澤伯夫の「女は産む機械」発言、現代の与党男性とそのフォロワー、カルト団体、当然のようにお子さんは?と聞いてくる会社の人、諸々のスーパー合体怨霊のようである。
権力や納税や「普通」のために、義務で人間を製造しているわけではない。
愛し合う2人がもし子どもに恵まれたら、新しいメンバーとしてみんなも協力して大切に育てるね、くらいのノリでいてほしい。
糖尿病よりも飲水病という古称のほうが、他人の目にもわかる症状で恐ろしい。
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pqeKmDwON5/
大河、まだ源氏物語を書いてない。
教育や感染症対策が全然進まない。
感想 call.zine vol.59 橋本輝幸「地の用心」
ゲストエディター:暴力と破滅の運び手
読みました。季節を先取り。年年、夏が来るのが怖いこのごろ。
イルカが地球を去るSFはあれど、マグリットのピレネーの城みたいに、無機物が飛び去るのが面白い。でもそんな風に思いもよらないものが、このままだと失われていくのかもしれない。
石の姿しばしとどめむとする主人公と、反対にとどめようとしない幼なじみ。止まらない時間。
石も逃げ出すこの灼熱世界、日常の風景は残っているけれど、登場人物達は果たして我々と同じ種族なのだろうか。
https://www.instagram.com/p/C6AS-2TB4TB/?utm_source=ig_web_copy_link
帝人事件の話に「猿猴捉月図」が
Wikipediaの帝人事件のページに、河井信太郎の事件評で「猿猴捉月図」が。
一生懸命、犯罪の証拠を探す猿なのか。
牧谿も等伯も、猿をふさふさで顔を丸く描いていて、手足が長くて絵としてはかわいい。ぬいぐるみに欲しい。
身を滅ぼすヒトに例えるのは、テナガザルには失礼。
室町から安土桃山時代まで、猿猴捉月が人気のモチーフになったのはなぜなのか。
中国の貴重でユニークな絵だったからか。
身の程知らずな大望をかなえるぞという意気込みだったのか。
本来は仏教的に、どんな煩悩も虚しいということだったのか。
レファレンス協同データベース(管理番号
20197)で「摩訶僧祇律」に記載ありとのこと
https://crd.ndl.go.jp/reference/
虎に翼、第4週も面白い
スン…とハテ?の曲ができたよ
展開が漫画のようにベタで、それでいて鋭く理想を描いている
若者、自分より弱い者に優しい
妻を貶める夫、最低。若者、権威にはスン…
幼い三男、毒されなけばいいが…即毒すな
轟の声がとどろいとる
崖の上だと火サス…火サスになった
みんなの悩みが明かされる
令和時代も家父長制へ退化を目論まれる親権の問題…
中年の女性も人間(母性とかなくても)
同郷なんかい。男らしくも大変だな。人間らしさに、男も女もない
若者、本音トークと反省、客観性があってえらい
残業と深酒と元気なかった父…青天の霹靂の音がしたよ。家宅捜索、荒らして復元しないのね。法に詳しい人いてよかった。いつの時代も過剰報道。内容があれでもスクラップするブック
腰があれな先生なのに
女をけなすことわざ尽きないな(後半のことわざ、どうなる?)
感想 吉田晶樹「大陸はどのように動くのか」
2023年1月の刊行から、1年以上かけて読み終わった。地球の陸地の形成や移動を、様々なパラメータでシミュレーションするので、数字が多くて、全部は理解できていない。中高生向きの本ということなので、読んでスパコンを使って研究したくなった人はどんどん進学してほしい。
現在は、再び一つの超大陸にまとまりつつあるらしい。将来、日本列島はユーラシア大陸にくっついてしまう。長期的にみると複雑に浮き沈み揺れ動く流体の上で、暮らしている。
地震のメカニズムも身近な問題だが、日本列島、本当に地震大国(減災と早期復興に本気を出してほしい。大地震頻発を前提にした電力発電も)
ハードSFファンにもおすすめしたい。
地球外の惑星の組成や活動の話もある。
地球生命の大量絶滅の要因、多すぎ。大地震、火山活動、隕石、地磁気反転、太陽の異常活動、高温化、寒冷化、二酸化炭素の過多と過小…6億年後には海水が地表に無くなるかもという説が特に怖い(人類、戦争するより、皆で知恵を寄せてサバイバルするのに真剣になってほしい。それまで自分は生きてないけど、せっかくの知的生命なので。逆にいうと、何億年にわたって地形や気候の変動に適応したり絶滅したりしたあとに残っている生物、しぶとい。本書は生物には触れていないが)
漫画、SF、動植物などが好き