ニックとグリマリング、中古が少し流通している。30年以上前の本だから、一般の図書館でも廃棄になっていないかどうか。
90年代初頭、筑摩書房がフィリップ・K・ディック の本を複数出している。
https://www.chikumashobo.co.jp/author/000462/
『ニックとグリマング』読みたいな
漫画「千年狐」(張六郎)はいいぞ
私は第五十一話の「困り、苦しみ、周りに疎ましく思われている時どうしますか」というのをよく思い出す(水面は見ると深遠に引き込まれそうなので、おもに投げる)
それはともかく、昔の中国が興味深く、絵が美しくて、シリアスで深遠なテーマのあいまに、強力で斜め上を行くギャグがあり、面白くて大好き。
伝奇歴史大河もの。少し怖くて(畏れのほう)不思議で愉快。
「干宝「捜神記」より~」とシリーズサブタイトルにあるように、最初は数話完結の不思議な話だったのが、
・主人公の廣天の出生の秘密
・天下一武道会的な道術バトル
・役所のなんでもやる課・組織論?
…といった各部の構成で、今は連載お休み中。
早く続きが読みたいけれど、作画もストーリーもとても濃くて大変そうなので、健康第一で続けていただきたい。
最近、流れ星を紹介するテレビ番組で、ふたご座流星群の母天体は小惑星ファエトンと聞いて。
Wikipediaを見たら、2093年に地球に最近接する最大級のPHAで、DESTINY⁺ という日本やドイツの探査計画があって、遅れていたけど2024年に実施予定とのこと。
でもJAXAの計画のページが複数アクセス不可だったりして、今どうなっているんだろう。
コストの低い小惑星探査を運用していきたいという若い研究者の話、NHKの番組で見たな(コズミックフロント☆NEXT)
JAXA | 深宇宙探査技術実証機(DESTINY⁺)
https://www.jaxa.jp/projects/sas/destiny/index_j.html
1984も動物農場もまだ積んでいるけど、
食文化にまつわるエッセーを先に読んだら、オーウェルのことを好きになってきてしまった。
第二次世界大戦後に、おいしかった食べ物、飲み物の話を掲載…
感想『死んでから俺にはいろんなことがあった』リカルド・アドルフォ
直訳のような面白いタイトルと、蛍光色のフランシス・ベーコンみたいな装画に惹かれて読んだ。
つらい気持ちになった。自分が時々見る夢で、道に迷って焦るのに似ている。なんとかやっていけるのか?
若い夫婦と小さな子ども。言葉の通じない国、見つからない仕事、無視される存在、犯罪者扱い、帰れない家。
自分が進学や上京の頃に貧しい環境で孤独だったことや、日本の入管が最悪の扱いをしたことを思い出す。
主人公は運も職も度胸ないが、なんとか普通になろうともがいている。喧嘩しつつも愛するパートナーがいるのはフィクションならではだろうか。
芝舟小出の黄色い包装紙、好きになってしまい、文庫本のカバーに使った。
山帰来、吾亦紅、赤い菊かな
漫画、SF、動植物などが好き