フランシス・リードは自身の失敗経験を基に、トランスジェンダーやノンバイナリーのためのバインディング(binding)の安全な方法をまとめた実用書を出版。ホルモン療法や性別適合手術は医者の管理のもとで行うので安全性を第3者がサポートしてくれますが、自分でわりと試せてしまうバインディングは実は一歩間違えると健康に悪影響を与えかねないリスクもあるので、こういう特定のトランジションHowTo本は便利ですね。日本でも翻訳されないかな。 #LGBTQ
https://www.lgbtqnation.com/2024/04/chest-binding-made-me-euphoric-but-doing-it-wrong-almost-ruined-my-life/
共同親権法案クソすぎるので、クソ親父に怯える友人に向けて「あいつを殺してあげる」と歌いかけるルーシー・デイカス「サムズ」の和訳を載せました
日曜日にsyrup16gを観てから、ずっとシロップを聴いている 今一番ライブを求めているバンドかもしれないな(boygeniusもThe Vinesも観れないし)
日曜のライブもめちゃくちゃよかったんですよね 半分くらい初披露の新曲でしたが
「飾らないトークで避けられる」「何もわからない ぐったりして帰る」みたいな歌詞の新曲があり、会社でのおれのことか? とおもい、心のなかで泣きました
どっしりとしたリズム隊と、そこに乗っかる不安定なボーカルと、下手なわけじゃないがなんか不安定なギター、でも音もリフも唯一無二で昔からずっと魔法がかかっている。syrup16gのなに心をつかまれ続けているかって、そこにある美しさになんだよな。
引きこもりからステージに立つために頑張ってテンション上げてフリークアウト気味なのはちょっと心配ですが、長い時間がかかりながらやっと警戒心を解いて音楽をやれるようになったんだなと毎回ライブ観てて実感している やりたいようにやってほしい
フジロック行きて〜〜泣
今日は川野芽生さんたちのロリィタ短歌朗読ライブ『衣裳箪笥のアリス』を衝動的に観てきましたが、あんまり知識のないまま観たけどよかったです。
じつは川野さんの歌集をまだちゃんと読んだことがなかったんですが、「ロ・リー・タと呼ぶ 千の舌を焼いてまた名乗ろう ロリィタと」(大意)という歌だとか、痺れますね。ディスフォリックな生身の身体を赦すための、魂を繋ぎ止めるものとしての服としてロリィタがあるのだという歌たちで、これは観られてよかったなとおもいました。
自分はたぶんロリィタを着ないとおもうし、体型的にもちょっとむずかしそうだとおもうんですが、なんかいいな。そういや御茶ノ水駅に着いたらふらふらとアリスがひとり道に迷ったように歩いていたのもよかったです。オーディエンスもロリィタ率が高かったので眼福。
昨日は山内尚さんの『ノンバイナリースタイルブック』『シミズくんとヤマウチくん』刊行記念トークイベントに行ってきましたが、めちゃくちゃよかったです。
個人的にはファッションセンスないし、服に対しても身体に対してもなんかディスフォリックな感じがしているのですが、そのもやもやを解きほぐしていく時の補助線になっていくような話や本だなとおもいました。なんかちょっと柄にもなくおしゃれしたくなってくる。山内さんは服を選ぶ時、かたちから選ぶのではなく、何色がしっくりくるか、何色くらいがしっくりくるかというところから選んでいる、色は気分と連動しているからと話していて興味深かったです。
後者の共著者かつ山内さんのパートナーの清水えす子さんが体調不良でお休みだったので、そっちの内容は深く掘り下げられなかったのはちょっと残念でした。エッセイ一本読めばだれでもわかるとおもいますが、清水さんの文章、めちゃくちゃいいんですよね。同年代の書き手のなかでは一番うまい(というか好き)かも。うますぎて嫉妬とかもしない。たくさん書いてほしいし、実際引く手あまたでは?
お腹が壊れていたりチャリの鍵見つからなくて、デモに参加できず帰ったのは心残りですが、いい一日だったな(鍵見つかりました)。
わたしもスタッフのひとりとして関わっている「陰気なクィアパーティin東京」の詳細が決まりましたので、情報共有します。
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【陰気なクィアパーティ in 東京】
日時:2024年4月21日(日)13:00頃から日没まで
場所:代々木公園(東京都渋谷区)
※詳しい場所は、当日お知らせします。
※雨天の場合、日時を変更する可能性があります。
ご質問やUDトーク等の情報保障が必要な方、その他の手助けが必要な方は、下記URLからGoogleフォームにアクセスしていただいて、ご記入をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdmEkyQ82As0Rj1YqmARc4zhjCTwn52zQ_MOkkRwasEvqo5Zw/viewform?usp=send_form
『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』、WOWOWでやるんだ おもしろいので、観れる人は観るといいとおもいます
講談社学術文庫の5月刊予定に秋本吉徳先生の『播磨国風土記 全訳注』が!!!!!泣
播磨国は秋本先生ぐらいしかやれる研究者がいないにも関わらず、編集部と大喧嘩の末、原稿を燃やしたという伝説が界隈ではまことしやかに語られていたのですが… 風土記を扱う人間は「ヘソ曲げてないでマジで早く出してください」と血の涙を流していました。先生がなくなられて2年か……
風土記ってマジで研究者も少ないし、めちゃくちゃ停滞してる分野なんですが、秋本先生で五風土記の訳註本が出なかったのは相当痛かったとおもいます。秋本先生以上に播磨を歩いてる人もいないでしょうしね。風土記は歩かないとやれないですからね。
しかし播磨国はやっぱりでかいです、めちゃくちゃおもしろい史料なので。あと五風土記ではぶっちぎりで鹿オンパレードなのです。それにしても読めるのか、秋本先生の播磨が。絶対に発売日に買いに行く。
主に壁打ちです あらゆる差別と戦争に反対
they/them