講談社学術文庫の5月刊予定に秋本吉徳先生の『播磨国風土記 全訳注』が!!!!!泣
播磨国は秋本先生ぐらいしかやれる研究者がいないにも関わらず、編集部と大喧嘩の末、原稿を燃やしたという伝説が界隈ではまことしやかに語られていたのですが… 風土記を扱う人間は「ヘソ曲げてないでマジで早く出してください」と血の涙を流していました。先生がなくなられて2年か……
風土記ってマジで研究者も少ないし、めちゃくちゃ停滞してる分野なんですが、秋本先生で五風土記の訳註本が出なかったのは相当痛かったとおもいます。秋本先生以上に播磨を歩いてる人もいないでしょうしね。風土記は歩かないとやれないですからね。
しかし播磨国はやっぱりでかいです、めちゃくちゃおもしろい史料なので。あと五風土記ではぶっちぎりで鹿オンパレードなのです。それにしても読めるのか、秋本先生の播磨が。絶対に発売日に買いに行く。