Chemical BrothersのPV経由で、Wayne McGregorというコリオグラファーの名前を知る。
ウェイン・マクレガー: 「ダンス創作プロセスの実演」 https://youtu.be/KPPxXeoIzRY
何が何だかわからんうちに不定形な動きが創られていく。ワーキングメモリではとても覚えられない動きの情報量と思ったけど、プロのダンサーなら簡単なんだろうか。自分では動きを記憶せずに、ビデオ記録とかにアウトソーシングして、その分創造性に集中してるのかな。効率的な頭の使い方。
彼の名を知るきっかけになったこちらのPVも、冒頭の講演を見ると確実にこの人が創った動きだとわかる。言葉にはできないけど、他人の動きとの区別はできる。
The Chemical Brothers - Wide Open ft. Beck
https://youtu.be/BC2dRkm8ATU
AIにはまだ到達できなさそうな領域?と思ったらこんな記事もあった。創造的なコリオグラフィーについては、いつかもっと掘り下げるべく頭の片隅に入れておこう。
英国ロイヤル・バレエ振付家ウェイン・マクレガーの挑戦!人工知能(AI)はダンスを振り付けられるか?
https://ej.alc.co.jp/entry/20190723-ai-dance
アリ・アスター新作の予告編公開をきっかけに色々みてたらこんな文献を見つけて、ちょっと読んでしまった。
石田由希(2022)アリ・アスター映画にみる美術的モチーフ:『ミュンヒハウゼン』、『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』 西南学院大学 外国語学論集 2(2-3) 81-99.
http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/2229
ヘレディタリーにおける女系三代の芸術的才能やミニチュア的ショットの意味、ミッドサマーにおける横断幕の意味やホルガ住人の優生思想が垣間みえる瞬間など、知らなかった視点がいろいろあって面白い。アリ・アスターも(わかりにくいけど)ジョーダン・ピールに通じる問題意識を表現していたんだね。
映像作品を文中で引用するときは該当シーンの再生時刻を書く、というのも初めて見た。
この文献を脇にあらためて各作品をチラ見したけど、ミッドサマーのタイトルが出るまでの冒頭12分はほんとに最悪(≒最高)だね、、、
近年よく聞く海洋動物の漂着の話が、アルツハイマー型認知症の話につながるとは思わなかったなー。
イルカの認知症(?)が最近起こり始めたとは直感的には考えにくい。あるなら昔からあるだろうと思えるけど、このことを踏まえたら、「最近よくみる」と書いた漂着事例も、実は昔からあったということになるんだろうか?
プロフィールの各種リンクを少し整理。YoutubeのチャンネルURLも貼りました(https://youtube.com/@otro_ )。
といっても自前の動画はなしで、音楽中心の再生リストだけだけどね。
こちらではBANされることもなかろう。
こちらのツイート(ツリー)によると、???結局のところよくわからない
https://twitter.com/antonyaolarsson/status/1603739070340931586?s=20&t=N0VOzA7RB-N6z11TrXTI_g
スウェーデンのFuruvik動物園で脱走したチンパンジーが4頭射殺された、というニュースが少し気になっている。
https://www.cbsnews.com/news/4-chimpanzees-euthanized-zoo-escape-sweden/
ここにはSantinoという、来場客に石を投げる準備をすることで有名になったチンパンジーが住んでいるんだけど、彼がこの4頭の中に入ってるのかどうか、報道からはよくわからない。😔
SantinoのWikiはこちら:
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Santino_(chimpanzee)
長文を書けるらしいので、先ほどTwitterでツリーにしていた映画の感想を一部再編して貼ってみる。タグとかどうなってるのかな。
「#人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界」鑑賞。
・劇場版情熱大陸のような雰囲気ながら、淡々とした語り口や何気ないテロップの端々に「彼は普通の顔をしてもの凄いことをしているんだ」という凄味が伝わる。
・凍傷で中途半端に短くなった指の断面を映して「こいつが(岩に指をひっかけるとき)鬱陶しいんだよなぁ」というコメントを被せるなど、凄腕クライマーに文字通り肉迫していた。
・初期の撮影は1996年から始まったらしく、当時挑んでいた8000m峰(マカルー)での様子が映画の1つの山場になっている。夜中の山肌にぽつんと米粒のようなヘッドライトが光る映像など、よく撮ったなあ(+よく残していたなあ)と感心した。
・ちなみに長く住んでいた奥多摩から最近伊豆に引越したそうで、地元登山(というにはあまりに過酷)の映像も。あんな秘境が伊豆にもあったとは!
・同じく登山家である妻・妙子さんとの生活の様子も(外からどうこう評価するものではないけれど)いい感じだった。パンフレット内のインタビューで、(夫婦愛が云々…と)画一的な夫婦観に当てはめようとするインタビュー質問を全否定してて、そこもよかった。続
Twitterの方から確認できた方を何人かフォローさせていただきました。
読書メモ。
小林一枝著 (2011)アラビアンナイトの国の美術史 増補版イスラーム美術入門 (八坂書房、全9章)
第5章 海のシンドバードの冒険 東西交易の主力商品、絹•香料•陶器
…の部分を読了
・陶器は土器に釉薬をかけたもの、磁器の方が(中国以外ではなかなか作れず)珍重
・白地にコバルトの染付に関しては中国起源説が有力だが、イスラーム世界起源説もあるらしい
・イスラムの多彩釉と中国の唐三彩の違い➢刻線文、唐三彩は非実用的(人形等)、※明確な染め分けが多い印象
・ラスター彩
➢金銀銅を禁止された反動で生まれた
「鉛を含んだ錫釉でととのえた陶器の白い器面に銀や銅などの酸化金属を含む顔料で図案を描き焼成、さらにもう一度、低火度の強制還元焔によって焼成する(煙を多く出して焼成する方法)」+胎土や顔料の調合も複雑で技術的に難しい
・オパール現象➢釉薬の表面に描かれた顔料(絵具)の薄い被膜が還元焔によって金属にもどり、光線を複雑に反射する
・ミナイ手陶器➢12c-13c 西アジアで短期間つくられた釉上多彩陶器。ミナイ→エナメル(上絵の絵付に使った顔料)。絵巻物みたいな物語要素のある絵付
・写本挿絵の様式と酷似
➢挿絵画家と絵付け師が同じ工房で働いていた、もしくは兼任であった可能性大
A nocturnal+introverted dilettante.
Enjoys art/architecture/music/other species, etc.