『1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)であった一家4人強盗殺人事件で、凶器を売った店とされた沼津市の「菊光(きくみつ)刃物店」が13日、犯人として死刑囚となった袴田巌さん(88)の再審無罪確定を受け、看板を外した。一審では3代目の高橋国明さん(74)=群馬県板倉町=の亡き母みどりさんの証言が有罪の証拠の一つとされた。みどりさんは後に証言を誤りと認め、晩年は気に病み続けた。高橋さんは13年前の廃業後も「事件は続いている」と看板を掲げ続け、この日、区切りを付けた。(山本真嗣) 』
『死刑判決で、凶器とされた「くり小刀」を袴田さんが購入した店とされた。高橋さんの父福太郎さんとみどりさんが検察側の証人となり、店番をしていた母みどりさんが「(袴田さんに)見覚えがある」とした証言が決め手となった。
だが、みどりさんは10年ほど前、報道機関の取材に「思っていることと違うことを話した」と明かした。みどりさんが法廷で証言した当時、高校生だった高橋さんは、地裁から戻ったみどりさんが「証言の仕方って教えてくれるのね」と口にしたことを覚えている。検察側の誘導があったのではと、今も疑う。 』
『無罪判決では、みどりさんの証言について、証拠価値がないと断定した。高橋さんは涙をこらえながら言う。「街に生かされてきた道具屋が、冤罪(えんざい)にかかわるようなことがあってはいけない。これで店も本当に閉めることができた」 』
袴田さん無罪確定を機に「菊光刃物店」は看板を外した 証言を気に病み続けた亡き母へ「無罪になったよ」 :東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/360261
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熱ないけど今日は一日ゴロゴロしててもいいよね、という知恵。
昨夜、鼻の奥がチリチリして熱を測っていたら段々上がって37度台半ばまできたので、家族と寝部屋を別け朝から医者に行く気でいたけど、朝になったら熱は下がっていて、それ以外の症状も軽快し、それでも電話をかけたクリニックからは今日はもう予約がいっぱいと言われたので、まあ、いいかとなってる。ただの風にしても回復が早すぎる気がするけど。
『風雲児アドヴァース』(1937、マーヴィン・ルロイ)
邦題の『風雲児』の語のせいで冒険活劇かと予想したら全然違った。18世紀イタリア、親の分からぬ捨て子アンソニーは修道院で育てられ、やがてある商人のもとに使用人として預けられる。商人(実は彼の祖父でもある)はアンソニーを商売人として育て上げる。老いた祖父が財産のアンソニーへの相続を考え、彼の商人としての成長を確かめるためハバナにある企業からの債権の回収を命じる。紆余曲折あってハバナからさらにアフリカに向かいそこで彼は奴隷貿易に携わることになる。いわゆる闇落ち。
モラル的な苦悩の果てに自分を取り戻した彼はイタリアに戻る。政敵・商敵との格闘を経て祖父の財産を受け継いだ彼は妻子との平和な暮らしを望むが、妻はオペラ歌手としてのキャリアを選び去り、アンソニーは息子と共に新天地アメリカに向かう。というお話。
アフリカの雨期で激しい雨の降る中での、奴隷商人に身を堕とした美男フレデリック・マーチの苦悩の演技がいちばんの見どころ?でも、苦悩の果てアフリカを去るにしても、儲けたお金は持ち帰るわけで、全然スッキリしない流れで、ちょっと、ちょっと、という感じだった。
#映画
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