昨夜、鼻の奥がチリチリして熱を測っていたら段々上がって37度台半ばまできたので、家族と寝部屋を別け朝から医者に行く気でいたけど、朝になったら熱は下がっていて、それ以外の症状も軽快し、それでも電話をかけたクリニックからは今日はもう予約がいっぱいと言われたので、まあ、いいかとなってる。ただの風にしても回復が早すぎる気がするけど。
『風雲児アドヴァース』(1937、マーヴィン・ルロイ)
邦題の『風雲児』の語のせいで冒険活劇かと予想したら全然違った。18世紀イタリア、親の分からぬ捨て子アンソニーは修道院で育てられ、やがてある商人のもとに使用人として預けられる。商人(実は彼の祖父でもある)はアンソニーを商売人として育て上げる。老いた祖父が財産のアンソニーへの相続を考え、彼の商人としての成長を確かめるためハバナにある企業からの債権の回収を命じる。紆余曲折あってハバナからさらにアフリカに向かいそこで彼は奴隷貿易に携わることになる。いわゆる闇落ち。
モラル的な苦悩の果てに自分を取り戻した彼はイタリアに戻る。政敵・商敵との格闘を経て祖父の財産を受け継いだ彼は妻子との平和な暮らしを望むが、妻はオペラ歌手としてのキャリアを選び去り、アンソニーは息子と共に新天地アメリカに向かう。というお話。
アフリカの雨期で激しい雨の降る中での、奴隷商人に身を堕とした美男フレデリック・マーチの苦悩の演技がいちばんの見どころ?でも、苦悩の果てアフリカを去るにしても、儲けたお金は持ち帰るわけで、全然スッキリしない流れで、ちょっと、ちょっと、という感じだった。
#映画
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英誌が「世界で最もクール」に選んだ日本唯一の街 #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://toyokeizai.net/articles/-/832707
『結婚式のメンバー』(1952、フレッド・ジンネマン)
自分で切ったような短髪で痩せっぽっちの少年が最初に現れるがすぐにそれが12歳の少女フランキーだと知らされる。父親はいるのだけど登場場面はほぼなく、メイドのベレニスと隣家に住む従弟ジョン・ヘンリーとほとんどの時間を過ごしていて、猛烈な早口で喋りしばしば不機嫌に怒鳴り叫び唸り声をあげ、埃で黒く汚れた肘を掻きむしったりする。何かしら現状に閉塞感を感じていて、妄想的な計画を立てて実行するも失敗し、衝動的にスーツケース一つで家を飛び出してまた帰ってくる。ステレオタイプなローティーンの少女像とは著しくかけ離れていて、自らを「クイア」で「クリーピー」で「フリークス」だと言う彼女の人物造形は目を見張るものがある。演じたのは27歳のジュリー・ハリスだが、12歳に見えるか見えないかは問題ではないように思える。
一方で、同名小説の戯曲化の映画化で、主要キャストも舞台版と同じだと言うこの作品に対して、つい否定的な意味合いで舞台演劇っぽいと言う感想を持ってしまう。映画として好きだとは言えないが、少女フランキーと黒人女性ベレニスの存在感には忘れ難い印象を持った。
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Here's an architectural curiosity from Vienna for #FensterFreitag. This is Hundertwasserhaus, completed in 1985 and brainchild of the artist and designer Friedensreich Hundertwasser.
He was particularly keen on the idea of the forest roof, and of tenants having the right to embellish the space around their own windows...
入管法の永住権取消条項の改定は、わたしは廃止になって欲しいが、現行での運用に縛りを付けるのも必要だと思っています。
廃止になって欲しいが、なるかどうか分からないから。
世の中の忘れ去り方を見てると廃止になる可能性があることを信じる事が難しい以上、せめて運用のしばりは付けて欲しい。
立憲があんな感じになり、今回選挙では社民も共産も公約での言及は無い。立憲が出す公約で言及されると思うほうがおかしい。
廃止されるべきです。廃止されないのはおかしい。でも、せめてせめて縛りを。
そんな感じに思ってます。
映画の感想などを呟くことが多いです。(←となる予定です)
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