BT 袴田さんの事件については世界が(欧米が)厳しい目で見ている、控訴なんてしたらとんでもない批判を浴びることになる、っていうのはほんとその通り…。
そもそも死刑自体が欧米ではすでに克服された過去の蛮習みたいな感じ(奴隷制とかと同じ扱い)だし、日本の高すぎる有罪率(起訴された刑事事件の99.9%は有罪になる)とか、自白偏重の証拠構造とか、人質司法(身体拘束期間を長引かせて被疑者を精神的に追い詰めて自白を引き出すやり方)とか、とにかく日本の刑事司法はヤバすぎるってずっと前から国連なんかでも強く批判されてるよね。
でも日本はそういう批判に対しても国際会議の場で「シャラップ!日本は世界で最も進んだ国だ!」って外交官が叫んだりしてるし(シャラップ上田事件)、本当に本当にもう「終わってる」ので少なくともこの分野で政治や司法に全く信頼がない…。
だからマスコミ含めて国民的な運動として控訴しないように働きかけていくことが必要!!
最近気になっている171をspotifyで聴こうとして(Youtubeではなんの実入にもならないだろうし)開いたら、podcastを出してるのに気づいて聴いた。
面白かったのが、ベースのカナさんが音楽的影響について既存のベーシストで影響を受けた人はいないという話をしていたところ。曰く著名なベーシストの演奏ではなくボカロ曲のベースを聴いているんだとか。本人の演奏からはクラッシくなロックとかパンクのイメージだったので、全然違っていてかなり驚いた。
ここからは171とは関係ないけど、もう何年かすると(ボカロは少なくとも人が作っているのが)生成AIの作り出した曲にインスパイアされてベース弾いてますとかドラム叩いてます、的な人が出てくるんだろうか。将棋の棋士みたいだよね。
俳優たちにハッとするような力がないのが物足りないところと言えなくもないけど。ちょっと面白いのが、自動車窃盗団一味の中にアフリカ系の人が一人入っていて、ハリウッド的ステレオタイプな黒人像とは違う普通な感じでいたところ。同時期のフランス映画にアフリカ系の人自体を滅多に見ないのにね。
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『悪い種子』(1934、ビリー・ワイルダー)
ハリウッドを代表する喜劇映画作家の一人、と思って見始めたらなんとフランス映画だった。亡命ドイツ人というのは知ってたけどフランスでデビュー作を撮ってたのは知らなかった。なかなかよかったです。
金持ちの医者の息子である主人公、車が好きで働かず遊び回ってるを見かねた父親がある日大事な車を取り上げる。前日にナンパした女の子との待ち合わせ場所に向かってトボトボ歩いていると、目の前に止まった車が鍵をつけたまま人がいなくなったのを見て出来心で乗り逃げ。すると後から別な車のよくわからない連中が追跡してきて追い詰められ、車ごと自動車整備工場のようなところに連れてこられる。「うちのシマで車を盗むとは上等じゃねえか。あの車はうちで買い取ってやるから2度とウロチョロするな」とその自動車窃盗団のボスに突きつけられた金の受け取りを拒む主人公。その態度に何か感じるところがあったのか、「なんならウチで働くか」と持ちかけられると、何を思ったかそれに応じで一味に加わる。
すぐにセットから屋外に出て、実風景の中を車や徒歩や荷車なんかで移動しながら話が進むところなんかは後のヌーヴェルヴァーグのような新鮮さがある。ハリウッド的喜劇の有名監督とは全然別な顔があった。驚き。
#映画
「歌舞伎町のビルから飛び降りる少年少女も相次いでいます。歌舞伎町で活動を続けられていたら、出会えたかもしれない。飛び降りる前にバスに立ち寄ってくれたかもしれない。そういうことが難しくなってしまった。Colaboに対する攻撃の深刻な影響ですし、少女たちの命を脅かす攻撃になっていると思っています」
「Colaboは能登の支援に入っているんですが、それは困っているところに性売買業者が入り込むからです。生活をどうしよう、稼ぎ頭が亡くなったと言うときに、女性や少女たちをねらって性売買にあっせんするということがこれまでの被災地でもありました。被災地でも少女や女性たちと繋がる活動をし、女性差別の中で苦しんでいる思い、痛みを話せる場を作ってきました」
大空こうきさんは根本的な問題がわかっていない。ヤングケアラー自体が問題なのではない。子どもに介護や育児をさせてしまっているその「家庭の状態」が問題なのだということが。
子どもに介護や育児をさせなくてもよくするために、社会が外から介護や育児の支援をしないといけない。そこをまずやらないと、ヤングケアラー同士で集まってもケアラーの相談を聞いても解決しない。
もし、ヤングケアラーが自主的に介護や育児に存在意義を見いだしてそこにアイディンティティを持ってしまったら大問題で、その後、対等な人間関係を作るのが困難なアダルトチルドレンまっしぐらだ。そういう私はアダルトチルドレン……。です。
だから!私みたいにならないために!早めの福祉の介入が大事なの!
もっと簡単に言えばヤングケアラーは児童が虐待されている状態なの!
https://x.com/ozorakoki/status/1761707758985031813?t=Jqa5D22qqWLrHNuh73qWEg&s=19
ソ連占領下のエストニアで国境警備の任務に就いていた主人公がラジカセでブラックサバスを鳴らしながらカンフーを使う三人組の強盗に襲われてボコられるもヌンチャクを託され、自動車整備の仕事に就くもディスコで出会った女性に失恋して失意のまま車を走らせていたら修道院の前でエンスト、高い塀の上から睥睨する修道士たちの姿にインスピレーションを感じて中を覗くとそこには鍛錬に勤しむ修道士たちが居り、主人公は修道士となりカンフーを学ぶことを決意するのだった……という話ですが修行場面はあるけれど主人公が傲慢なままどんどん強くなってしまって伏線も放りっぱなしでライバルが可哀そうで強大な敵もいないまま、己との闘い的なカタルシスもないんですけど音楽も映像も素晴らしくて訳が分からなくて見終わったら幸せな気分になってて本当にめちゃくちゃいいです。
映画の感想などを呟くことが多いです。(←となる予定です)
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