早稲田大学の岡真理さんの記事が「平和をめざす翻訳者たち」のウェブサイトに掲載されている。
https://paloma.social/@Mmmh88@toot.blue/111266099419770595
>> 公正さ(ジャスティス)の基準とはひとつでなければならない。ある者たちには適用されるそれが、別の者には適用されないなら、それは公正ではなく、不正のためのツールである。パレスチナ人にとって国際法とは自らの普遍的人権を実現するための唯一の武器だが、欧米諸国にとってそれは、「敵」を非難するときは振りかざし、自己の利益のためには踏みにじる、ご都合主義の道具に過ぎない。そこで唱えられる「平和の大切さ」や「普遍的人権」など、まったくのおためごかしということになる。
私達が避け難く身を置いてしまう二重基準への憤りを私も共有する。私はそれをうまく物語論の言葉にしたいと思う。というのも、物語というのはつねづね二枚舌を持ったものであるとも思う。物語は絶えずジャスティス(一貫した正しさ)を裏切る。私はその根源的な両義性との付きあい方について考えてみたい。
Sandrine Revel, Théa Rojzman『Grand Silence』(Glénat)読了。
これはすごい作品だ。一気読みしてしまった。
性虐待を受けた子どもたちの苦しみを幻想的に描いたバンド・デシネ。先日のYoutubeライブでもご紹介した作品。
虐待を受けた子どもたちの悲しみを、首が取れてしまうという表現で描いていて衝撃的。
しかも子どもたちの声は届かない、沈黙を強いられることを空白の吹き出しで描き出す。
この作品の興味深いところは、性虐待問題を単純な個人の問題にせずに、社会全体の問題だとしているところ。子どもたちの空白の吹き出しはGrand Silenceという沈黙工場で回収されている。
その空白の吹き出しに気づいた女性が陳情してもみんな耳栓をして話を聞かない。
耐えきれずに女性は沈黙工場を爆破する。声にならなかった声が溢れ出し、青い人(被害者)と赤い人(加害者)に色分けされる。これもフルカラー漫画ならでは。
明日10/21にあるデモ情報です
馬は職場から応援します!
10.21国際反戦デー新宿デモ
15時~新宿東口駅前広場
http://jimmin.com/events/event/10.21国際反戦デー 新宿デモ/
東アジアに平和を! 琉球弧の島々を戦場にするな! 新宿アクション
14時~新宿東口駅前広場
http://jimmin.com/events/event/東アジアに平和を!-琉球弧の島々を戦場にするな/
#1021イスラエル大使館座り込み行動
13時~18時 麹町駅6番出口
http://www.labornetjp.org/EventItem/1697601715815staff01
「41歳の男の自衛官は、複数の隊員から性被害を受けたと訴えた元陸上自衛官の五ノ井里奈さんについて、掲示板のサイトに侮辱する内容の投稿をしたとして、神奈川県警から書類送検され横浜区検察庁が今月13日、侮辱の罪で略式起訴しました。
これについて木原防衛大臣は20日の閣議の後の記者会見で、自衛官は陸上自衛隊施設学校所属の幹部自衛官であることを明らかにした上で「幹部自衛官がこのような行為をしたことは、国民の信頼を著しく損ねるもので誠に遺憾だ。事実関係を調査中で、判明した事実に基づき厳正に対処する」と述べました。」
国の税金でネトウヨを飼うのは良くない。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231020/k10014231811000.html
仕事関係の知人より、国境なき医師団の一員としてガザ地区ラファ検問所付近に入っている方からのメッセージが届きました。「みんなに伝えてほしい」とのことなので、こちらにも投稿します。
〝いつ届くかわらないけど、今、10月15日午前10時です。
しばらく出られそうにないけど、ここでがんばります。
ガザの現状はきっとどこにも伝わっていないだろうけど、本当に地獄です。
避難民で溢れ、水もトイレも寝る場所もありません。私たちは外で寝泊まりをしてます。現地スタッフが一生懸命探してくれていますが、飲料水を見つけるのも、本当に本当に難しい状態です。
何百にんもの人が、ひとつの部屋で寝そべる事もできずに過ごしています。
トイレも何千人に一つしかなく、シャワーも浴びれず、衛生状況は最悪で、すぐに感染症が広まるでしょう。
毛布も取り合いになっています。
この現状はどこにも伝わっていないので、支援も来ません。私たちも、着の身着のままで逃げてきたので、医療行為もできません。
そんな状況でも、空爆は止まらず本当に本当に大変なことになっています。
この現実をどうかみんなに伝えてください。〟
中国人/中国語話者が「怪しく胡散臭い」者として、「腹黒」で「二枚舌」の「守銭奴」かつ「裏切り者」としてメディアで描かれるのは、何度も言うが別に最近始まったことではない。『フラガリアメモリーズ』も『呪術廻戦』も『吸血鬼すぐ死ぬ』も『黒執事』も『ヘタリア』も『銀魂』も、登場する中国人表象キャラに何一つ目新しいものはない。擦られまくったステレオタイプの再生産が今でも通用し、それが市場で許される、あるいは支持されているだけである。私が産まれる前から、戦前から、日本の中国人表象はそうだったのだ。
華語圏への蔑視があり、ステレオタイプが作られ、それが100年以上変化しながらも維持され続け今もこうしてメディアで再生産されているだけだ。今も中国人キャラ/中国語話者キャラの大半は「怪しく胡散臭い」か、そうでなければコメディリリーフとしての常識の通用しない「トンチキ」に二分される。
もういい加減、やめてほしい。中国人/中国語話者という特定の属性に対して「怪しく胡散臭い」イメージを撒き散らし続けることを、やめてほしい。
私たち中国人/華人/華裔は日本ではマイノリティなので、そしてもうステレオタイプが当たり前になりすぎていて当事者でさえ諦めている人も多いので、マジョリティこそが「もうやめない?」と言ってほしい。 3/3
中国人キャラは「怪しく胡散臭い」という人間性のステレオタイプに加えて、外見にもステレオタイプが付与されている場合も多い。
糸目(眯眯眼という侮華表象の名残という説も)、弁髪(または三つ編みや一部長い髪の一つ結び)、改造チャイナ服(中華テイストを感じられるキャラ付けのための服装)、ギザギザの歯(悪食ステレオタイプから来る表象)などの有徴化が、特に散見される例だ。
また、いまだに協和語(日本が実質的に植民地支配した中国は満州で同化政策の一環として作り広めようとした簡易な日本語)を基にしたインチキ訛りの「〜アルよ」や、片言を匂わすカタカナの「ワタシ」「〜ネ」の使用など、発話においてもステレオタイプが確立して長い。
最近だと人気漫画『呪術廻戦』においても、中国人/中国語話者を表象したキャラが「悪」と結び付けられるエピソードがあった (私は『呪術廻戦』の読者ではないが、友人から知らされて該当回を確認している)。日本国内でテロを起こすことを目的とする敵役(悪役?)がおり、テロ始動に向けた密約会議においてその敵役が中国語を話していたことが話題になっていた。
このように、「裏切り者/テロリスト = 中国人/中国語話者」と人気作に表象されることも、もう慣れてしまった。2/3
賛同しました。
不登校なのは学校が万人向けシステムじゃないからじゃないの?
主語がデカくて申し訳ないけど、日本ってシステムの問題なのに個人の責任に転嫁する傾向があるよね
小椋正清東近江市長は不登校対策について議論する滋賀県の首長会議の場において次のような発言を行いました。
「不登校は大半は親の責任。財政支援を国が言うべきではない。(フリースクールの)存在を認めるかどうかの論議をもっとすべきだ」
自分はアークナイツの世界も現実も同じくらい地獄だと思ってるので(というか大地における差別や搾取はほとんど現実から直接的・間接的に引用されたものなので)、「大地には行きたくない」という人を見ると、同じ日本語話者でも自分とは違う現実を生きてるんだなぁと思う。
CPの好みと解釈がめちゃくちゃ激しい荒くれお嬢様ですの…主に子ども向けコンテンツ、その時ハマっているものの話などをしますわ。常にあらゆる差別に反対してますわ。