図説 古代文字入門 :大城 道則 | 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309762708/
「実際に読んでみよう」って項目あるのわくわくする。写真が多めで、難しい言葉を辞書を引きながら読めるなら、小中学生にも読んで欲しい。
#読書 #読了 #言語学
『なくなりそうな世界のことば 』
吉岡乾 著 西淑 イラスト
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=1688
言語学の本、かための本を紹介することが多かったので、ゆるっと読める絵本を。
少数言語と呼ばれる、話者が限りなく少なくなった言語の面白いことばを一つずつ紹介していく本。「そんなマイナーな言語知らないよー」と思うかもしれませんが、たぶん知ってる地域が出てくると思います。
プロメアのオチは、「バーニッシュというアイデンティティを強制的に捨てさせる」というものなので、本当にユダヤ人オマージュだとしたら、そんなむごいことある? って気づけないんだろうか……?
ナチスドイツが虐殺対象としていたのは、ユダヤ人だけじゃなく、精神障害者や知的障害者でもある。そういう意味ではバーニッシュへの扱いは、私の当事者性にもつながるので、一視聴者として痛みを伴うのです。
また、日本が戦時中占領していた地域で、当地の住人に「日本国民」として生活することを強制した(日本語による教育など)背景も踏まえると、バーニッシュという存在をなかったことにするのは、戦時中に彼らの言語などの文化アイデンティティを奪ったのに通じるのでは、と考えてしまうのは、私の穿ち過ぎだろうか?
映画「プロメア」について、ファンが嬉しそうに「バーニッシュには、ユダヤ人のオマージュがあるんですよ!」って語っていたのを見て、「いや、だとしたらあの強引なオチの付け方はなお悪くない?」ってなったの思い出した。
バーニッシュはユダヤ人が下敷きにあるとしたら、電力としてバーニッシュを利用するくだりは完全にユダヤ人虐殺だし、ただ生きているだけで差別されていたという描写に直結する。
非現実的な、そしてバーニッシュの未来に希望が持てるかは怪しいオチで世界を救ったふうに見せる物語が、現実へと出荷されたのが怖かった。
その後、「BNA」という一クールアニメをほぼ同じスタッフ陣で作るも、これは迫害される側の種族になってしまうことで、「被差別者の気持ちがわかったよ」というオチにしてしまう。ほんとうに? 被差別者が生まれてから受けてきたものを数ヶ月なりきっただけで「理解できる」んですか? と日本的な物語にゾッとしたのを覚えている。
これらのアニメのキャラクターたちが魅力的だからこそ、かえってその物語の力に視聴者が引き寄せられてしまう。私もキャラのことは好きなのです。
https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=7378
最近の子どもからアイドルをやる話をみかけるたびに、この漫画が頭をよぎるんだけど、なんか作者の思想が苦手すぎて途中で読むの投げたんだよな……読み返す気が起きない。
『「暮し」のファシズム ─戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた』(大塚英志)を先日読んで、出会えてよかったなー! と思ったのですが感慨に浸って結局なんのアウトプットもしてなかったので出します。
この本が出た時点では2021年なので、「コロナで一気に戦時下日本みたいになっちゃったね」だったのに、いよいよ本当に戦争が近くで始まってしまったので、本当にファシズムになってしまった……。
男性の編集者たちが女性向け雑誌で行なったプロパガンダが生活にじわじわ浸透していったな、という話。
太宰治の「女生徒」には元ネタがあり、その元ネタと引き比べることにより、当時の世情や理想の女性像が浮かび上がってくる、という話。
表紙のインパクトあるガスマスクの謎写真についても言及があり、日常の先の戦争を改めて実感しました。
福島原発の処理水問題の件も、ファシズムプロパガンダっぽい文句が踊るので、日本ってそういう言葉に喜んじゃうんだな、昔から……という気持ち。
スリルミー見てきた。二年前配信で観たペアを生で観られてよかったー。(次の公演でこの組み合わせはおそらくないので)
キュウレンジャーからちょくちょくお仕事を見ている山崎大輝さんを久しぶりに現地で見て、「でっっか!」ってなった。
このペアは身長差がポイント。劇場装置の段差を活用してなお山崎大輝さんの脚の長さが際立つ。
二年前は萌えだわーという気持ちだったけど、今見ると昨今のあれそれもあって、ちょっとウン……と自分の感情に歯止めがきく感じにはなった。
とはいえ、実際に煙草に火を点けているシーン間近に見ていると、「本当に今、私は現場を窃視している!」という感覚に陥る。煙草のけむさが客席にも届くほど。
(劇場で火を点けているの、文ステ黒の時代の時に生で見て、「劇場ってカキゲンキンじゃないの!?」ってなったのを思い出す)
舞台近いと、「彼」が粗雑に物を置くときの音や振動が直に伝わるので、「私」といっしょにビビってしまう。
#観劇 #舞台 #演劇 #ミュージカル
#スリルミー
小説書きたい。発達障害(ADHD診断済、ASD傾向有)なのでその手の発信がそこそこある。
ここにある文章は基本的に個人的な意見なので、よろしくお願いします。
読書、観劇、博物館巡り、ソシャゲ中心の生活。
二次創作したりしなかったり。本は割と毎日読んでいるので、感想文多めです。
書き仕事はいつでもほしい。
大学では言語学中心に学んでいました。
別名義で評論やブックレビュー執筆。
個人サイト建設中。
ざっくりプロフィール→https://lit.link/shibusai
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