ポケポケはじめたのでフレコ交換できます(ポリゴンかわいい

黒糖焼酎のマロングラッセとかいうの食べてる すげー!

ちゃんと仕事ができているので、逆に違和感ある 仕事がとんとん進むわけないだろ、と自分に対して思ってる節がある

『世界を超えて私はあなたに会いに行く』(著イ・コンニム 訳矢島 暁子)
過去と未来で手紙交換をする話で、正直SFとしてのオチはわかりやすいんだけど、それぞれの視点人物がその時代を描写しているところは、やはりわくわくしてしまう。

韓国現代史、正直抜け落ちてるからちゃんと勉強しなおそうな……と思った。やわからかいSFで、日本の昔の少女小説系SF文脈を感じる。(どうやら当地では児童文学の扱いなので、この表現は外れていないように思う)

store.kadokawa.co.jp/shop/g/g3
    

やや下ネタ含む(政治家のはなし 

よくTwitterで「ちんぽを見せろ」タグが乱発されるんだけど、それって政治家=男性 のイメージが強固すぎるんじゃないかな、ってめちゃくちゃ思ってしまったんですよね。女性を政治家として認識するのが難しいくらいの刷り込み。

リベラルの「バカだからまた選挙がダメだった」と落ち込むところに、リベラル側の選民思想が見えるの気持ち悪すぎる。日本は知能指数的に頭が悪い人も含めて構成されているのは当たり前で、そういう人たちを取り残さないための政治をすべきなのでは?

毎日、読書して、仕事して、通話ではしゃいで寝る という暮らしができていて、私の欲しかった日常ってたぶんこれだと思った

『世界でいちばん弱い妖怪』(キム・ドンシク著 吉川凪訳)
韓国人作家のショートショート集。星新一的な人間の本質を突く思考実験のような作品群。なにより表題作はインパクトがある、あまりに現代的、現在的なので……。ユーモラスなイラストも込みで面白い一冊。

shogakukan.co.jp/books/0935673
    

漫画、小説、ビジネス書以外の本を存在しないことにするんじゃねえよ、と読書推進界隈見てると思ってしまいますぜ

早川書房とかノリノリだった、「SFプロトタイピング」への悪口(いや、指摘)言ってるの、百田尚樹の件だと私だけだったかもしれんので、ふつーに気味悪いな! って思いました まる!!!

言っちゃなんだけど、最近の作品でもSFガジェット使うと女って軽視されがちじゃない?

純文学でちやほやされてる系SF(たとえば『殺人出産』とか)や、エンタメでちやほやされてる系SF(たとえば『性別「モナリザ」の君へ。』とか見ても、ちゃんと文献読んだりして考えたのかなぁ……ってなるものが横溢していて、昔だからダメでしたとかの問題じゃないと思う。ずっとチヤホヤし続けてるだけ。

『赤と白とロイヤルブルー』(ケイシー・マクイストン著、林啓恵 訳)
アマプラで映画化した作品。
アメリカ大統領の息子とイギリス皇太子のカップリングなBL。二見書房刊行の海外BL。日本じゃまぁ書かれなさそう、とちょっと読むだけでわかる。

オバマの後に大統領になった母、というifから展開されるのだけれど、なかなか「こうだったらいいのにね!」と言いたくなるカミングアウトのエンディングまで、ロマンスと20代前半らしい文学的嫌味の応酬が、めちゃくちゃいいんですよね……。イギリス皇太子も、大統領の息子も、教養があってほしい。(オタクの願望)

イギリス皇太子が、「ハリポタのルーピンはゲイ」って熱弁してるの、あまりにオタクすぎて手を叩いてしまった。いいよね、夢見たいよね。

「ぼくたちがまもっているのはなんなんだ、フィリップ? どんなレガシー? それをいうなら、どんな一族だ? 殺人、強姦、略奪、植民地化。それを博物館で美化するのはまだしも、ゲイは許せないって? それはぼくたちの思う礼儀正しさじゃない。」
ここめちゃくちゃ好き、英皇太子弁。

   

発達障害者、ほかにも様々な障害者である可能性を視野に入れず、電車で不審な動きと思われたら「痴漢」扱い100%みたいなことされたら、私ももしかしたら「痴漢」扱いされるんじゃないかと思う。いちいち多様性を否定して男女二元論にするタイプのフェミニズムやリベラル左派にうんざりしきっている。

淫紋のウォーターマーク、流行るべき

Twitterで見たんですけど、名探偵コナンが公権力賛美ってなに??

そりゃミステリの体裁使ってるんだから犯罪が起こるの確定世界で、しかも怪盗キッドや黒の組織みたいなキャラがいて、警察等の公権力が使い物になってなかったら、ヤバすぎだろ……!? って気持ちになったのは私の認識がおかしいのだろうか。

『地球の果ての密室で』カン・バンファ(訳)キム・チョヨプ(著)

『わたしたちが光の速さで進めないなら』も良かったんだけど、今作はストレートにパンデミックSFで時代性が出た作品。日本のポストアポカリプス系アニメ好きなら、肌感が合うかも、と思わせる言い回し、柔らかさ。

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マイナンバーカードの諸々、どうしても「初期設定遵守勢」と「マイナンバーカード以外の方法が伝達されてない勢」が反対していて、まぁ後者には情報伝達されるといいね、とは思う。私は前者のスタンスへの弁解はあってもいいと思うんですけど、いままであったのかな……?

『僕の狂ったフェミ彼女』(ミン・ジヒョン/加藤慧訳)読んだー!
「ふつう」の韓国人男性が、昔付き合ってた彼女とよりを戻そうとしたけど「ツイフェミ」になってて……という話なんだけど、主人公視点では「ツイフェミはないよなぁ」と「でも彼女個人の訴えがツイフェミというだけで非難されたくない」という葛藤を常にぐずぐずやっていく話で、でも現状維持しかとれないよねーと著者あとがきでも語られる。

eastpress.co.jp/goods/detail/9

韓国系フェミニズムの本はいくらかよんだけど語気が強いし、インパクトはある。ただそれによって別の軸(障害者など)を無視してるのが気になってしまう。

「男なら誰もが付き合いたがる、一人暮らしの彼女。」ってくだりは、「うわーー!!! 先日実体験として分かったので勘弁してくれー!!!」ってなって、生々しい。なんで異性の家に来ようとするんだ、なんなんだ。ダイレクトに的確な具体的な事例を出してくるところが、韓国フェミニズムの強みなのかもしれない。
     

『夜は歌う』(キム・ヨンス 橋本智保訳)
民生団事件をネタにした作品で、私もこの事件のことを知らなかったんだけど、主人公たちがめちゃくちゃ文学の教養があるので、世界の文学がポンポン引用されていくため、それを読んでいるのはすこぶる楽しい。彼らを取り巻く環境が、現実がシビアなのと対照的。

「いま思うと、出自の違う僕がいくら努力しても、貧しい農民の階級的正義を完璧に理解するなんてことはできなかった。もちろん頭ではよくわかっていた。だが、正義が実現するのをこの目で見守るのはやはりつらかった。この世界をトルストイとマルクスの世界に分けるとしたら、僕はトルストイ側に立つ人間だったからだ。言ってみれば、貧しい農民たちの階級的正義が実現するのを両目で開けて見られないのが、まさに統営で生まれ、日本の工業高校を卒業した僕自身の階級的な限界だった。」
主人公の、朝鮮人の中でも学を与えられ世界文学に触れられる世界が当たり前であるが故に、毎度「現実」に直面して苦しみ、ある時はアヘン中毒になる……。shinsensha.com/books/2878/

    

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