冬に刊行予定訳書のニナ・ラクール著『イエルバブエナ』書誌情報が出ていました。レズビアンロマンスです。どうぞよろしくお願いいたします。
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その香りが、その空間が、そのひとときが、わたしを癒してくれる。
傷ついても、過去に囚われても────
サラは衝撃的な別れをきっかけに、16歳で家から逃げ出した。向かった先はロサンゼルス。懸命に自立を目指し、数年後に人気のバーテンダーとなった。
エミリーは将来のプランが定まらず、自信が持てない大学生。フラワーアレンジメントの仕事で訪れたレストラン<イエルバブエナ>で、バーテンダーたちにカクテルの作り方を教えていたサラと出会う。
ふたりは惹かれ合うが、トラウマや家族のしがらみ、喪失の記憶に囚われてしまう。
心の傷と向き合い、前に進むために必要なものは何か。
もがきながら自分の道を見つけるふたりの女性のラブストーリー。
発売日: 2023年12月20日頃
著者/編集: ニナ・ラクール
訳者:吉田育未
レーベル: マグノリアブックス
出版社: オークラ出版
発行形態: 文庫
ページ数: 416p
ISBN: 9784775530269
「性のあり方に関する価値観は多様化しているが、性風俗業を公的に認めるのは相当ではないとする考えが失われたわけではない」
「性のあり方に関する価値観は多様化しているが」っていう枕詞。本当に気色悪い。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231005/k10014216561000.html