『初めて書籍を作った男』で引用されている「ゆっくり急げ」という格言、日本語にもある「急がば回れ」と通じるものだと思う。ニルバーナの『カムアズヌーアー』でカートコバーンが歌った、ある種の「しんどさ」と表裏一体になっている。この矛盾は、さいきん資本主義的と言われているところの、矛盾と自己投機によって何かを得る秘法に関係していることだろう。次の本で、このテーマについて触れているが、本を書き上げても納得する結論に繋げられなかったので次の本ではいったん削って、今後の課題にした。
今日は読書が捗る。3冊目。
初めて書籍を作った男 eBook : アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ, 清水由貴子: 本 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B0B4MPZJ1Z/nnbn-22
『テスカトリポカ』の作者の短編集。一冊の分量は『テスカトリポカ』の半分くらいしかないのに、詰め込まれたネタは何倍のバリエーションで、とても1人で書いたとは思えない密度。もちろん面白いんだけど、量子物理学から人類学まで流行りの知的テーマを網羅的なまでに取り揃えながらしっかり暴力小説になってるのがすごい。
爆発物処理班の遭遇したスピン | 佐藤究 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B0B4JQ6FWM/nnbn-22
ジグザグ、ディスコードでやり取りしてくれてるディンアングレイとデデンのファンの方が激推ししてて普通に教えてもらって普通に好きになった
https://youtu.be/ZB7JQXDcTJc
縦ファボ、よかない(自意識
無料の「freee請求書」提供開始、インボイス制度で煩雑になる受発注管理を効率化|INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1463476.html
【イベント】「Maruzen eBook Library公共図書館様向けご紹介」〈丸善雄松堂×図書館流通センター(オンライン)/12月22日〉※PDF
https://www.trc.co.jp/information/pdf/MeL2022.pdf
ずっと聴いてるし、聴いてない時も耳の内側で響いてる。
メタバース、当面は胡散臭い言葉だけど、胡散臭い言葉が担う儚い憧れは本物だと僕は思うので、なんか変な涙が出てくる。
著述家・書評家📚📚果物などが好きです。仕事のご依頼はお気軽に。『週刊金曜日』書評委員、『ダ・ヴィンチ』ブックウォッチャー。時間銀行書店店主。 著作:『積読こそが完全な読書術である』(2020年、イースト・プレス)『書物と貨幣の五千年史』(2021年、集英社)、『再読だけが創造的な読書術である』(2023年3月、筑摩書房)。