こいつがBlueskyで私と同じことをポストするのだが(そのようにしたからだが)Blueskyで話してるつもりのないことを勝手に(勝手にじゃないが)Blueskyで話すので奇妙な感覚…
いち早くFediverseに移住した弊社としては色々と思うところはありますが、この記事にはあまり賛同できませんね。
もちろんが最高で良いとも思ってはいませんが、AT Protocolの掲げる理想より、ActivityPubのほうがずっと現実的であり場合によっては優れているとも考えています。
この記事で「グローバル検索性」のなさを指摘していますが、本当にそれが必要なのか、それを実現したでの悲劇などを考える必要があるでしょう。
1に、これを実現するためには全ての投稿を一箇所に集める必要があり、それは検閲に繋がります。ActivityPubは、検閲できないようにするため、あえてグローバル検索を犠牲にしたんだと思います。機能が劣るのではなく、そういう設計思想、割り切りだと思います。
2に、結果としてActivityPubでは、ブースト・RNで範囲は拡大されますが基本的には投稿が届く先はフォローで繋がっている先までに限られます。
このため縁もゆかりも無いところにはあまり届かないので、あらぬところから唐突に反抗的なメンションが来たりする可能性も少なく済み、棲み分けで平和に暮らすことができると思います。
では意図しない先にまで届いてしまうグローバル検索性があるため、マウントを取ろうとする人の登場など日常茶飯事でした。 [参照]
大学で学芸員の資格取ったけども、あまりにも募集がなかったのと、ひとつあったのは生活できる給料じゃない…と思って諦めた
ブリッジ方式の弱点は、橋渡しを行っているブリッジが、ひとつだけしか存在しないことです。
よしんばブリッジを複数設けるとしても、今度は同じアカウントが複数の名称を持つことになり、重複してしまいます。
(ブリッジA、ブリッジB、ブリッジCがあると、noellabo.jp@A、noellabo.jp@B、noellabo.jp@C、というまったく同じ内容のアカウントが発生してしまうということです)
そして、そのブリッジを利用するActivityPub上のサーバ、AT Protocol(Bluesky)上のサーバが、ただ一つのサービスに依存することになります。
Bridgy Fedは、Ryan Barrettさんが作って、個人で運営しているサービスです。
Ryanさんは分散SNSに対する理解・理念・非営利で持続できる運営体制など、頼りにできる信頼に足る人物であろうと思いますが、
そうであっても、ひとつのサービスで発生したトラブルが全体に影響を及ぼす構造であることは避けられません(単一障害点)。
そういった問題を構造で解決しようというのが分散SNSの目指すところで、理想から遠ざかってしまうのです。
解決策はあるかもしれませんが、原状、そういうポジションにあるということは憶えておいてください。
https://whtwnd.com/boobam.bsky.social/entries/BlueskyがActivityPubを採用しなかった3つの理由
Fediverseの全域で同等な体験が得られないことにむしろFediverse民は価値を見出しているとか、巨大サーバーは無視して端っこどうしでチョコチョコやっても良いしやらなくても良いとか、そういう機微が分からないんだなぁ、と思ってしまった。
ほぼ生活、ときどき音楽を聴く、映画などを観る。お酒が好き。FXをやっている。LDHのことを気にしがち。she/they