ブリーチ 千年血戦篇22話(アニメ)のあるクィアフォビックなセリフがきつすぎて、またクィア同士が戦わせられる展開にかなりやられた...。相対的に地獄楽や呪術廻戦等近年の少年漫画作品におけるジェンダーやセクシュアリティ表象は不満はありつつもかなりマシになってきているというのを改めて感じたが、それでも2023年に放送される作品でこうした表現が存在できてしまうことがただただきつい。何でも原作通りに消化するだけがアニメ化じゃないから...。
https://topacksel-fishinice.hatenadiary.com/entry/2023/09/02/211716
今回の経緯について。
⚠️ リンク先:差別/差別的言説・(マイクロ)アグレッション/ハラスメント及び、性加害/性暴力・(性的)虐待などの具体的言及・引用を含みます。ご注意ください。
『イン・クィア・タイム』出版前から今まで - Queer our time back
Ng Yi-Shengさんとの
『「『Sanctuary(イン・クィア・タイム)』にあるクィア短編のみでは、あらゆるクィアなラベルを網羅出来ている筈はない。しかし、17編分のクィア達のいるSanctuary(保護区/理想郷)の延長上にはきっとあらゆるクィアが居る。それを踏みにじることは我々の理念にそぐわない。」
とお互いに強く確認しあいました。』
てやり取りに凄く安心感できたし、
『人種差別で、ゲイ差別で、トランス差別で、我々はそれを目撃してきました。繰り返してはならない。故に線引きそのものを拒絶しなければならなかった。』
と線引き(私は「境界線」とよく言ってる)への拒絶の言葉が心強かった。
https://topacksel-fishinice.hatenadiary.com/entry/2023/09/02/211716
「ペドフィリアをクィアに含めるのは差別主義右翼の思う壺、もっと上手いやり方を考えるべき」ってクィア当事者やアライがそれ言ってしまうの、ちょっと立ち止まってほしい。
その発言こそが差別主義右翼に格好の餌にされてしまい、「“異常者”であるペドフィリアとの同一視を“毅然と拒絶する”LGBT界隈からの内部批判の声」として扱われ、マイノリティを分断させ差別を促進させるために政治利用されるリスクが高そうだな、ってわたしは危惧しているよ。
似たような状況になぞらえるなら、「活動家は当事者の声を聞け!」とかほざく最低最悪ご都合主義のクィアヘイターどもがありがたがって持ち上げる「既存のアロシスヘテロセントリックなバイナリー社会規範に対して“わきまえ”て、“権利を求める活動家”と一線を引いた、“冷静で模範的な”クィア当事者の声」と同様の引用のされ方をしてしまう恐れがあるのでは?ということです
社会による差別という荒海に放り出されて今にも溺れそうな者たちがいる状況でなされるべきことは、救命ボートに番号を振り分けて「誰がどのボートに乗るべきか」「この遭難者を海賊とどう見分けるのか」「本当にこの遭難者はボートに載せるべきなのか」などと議論を尽くすことではなく、誰も取りこぼさない大きな方舟を一刻も早く用意することではないのでしょうか。
「トランス女性は女子トイレに入れてあげるべきか」「トランス女性と性犯罪者の見分け方はなにか」を延々と議論されてもウチらの命は刻一刻と失われていく、全てそれと同じことですよ。
道徳的に「許されやすい」属性だけがクィアにカウントされるわけではない。
わたしの持つ全てのセクシャリティやアイデンティティを列挙してそれぞれを「適切か不適切か」に分けることもできない。
実際にわたしが生きて他者となんらかの関係を結んだり広義の性行為なども含む行為主体として振る舞うときは、
「世間様から“適切だ”と認められやすい部分」も、「世間様に“不適切だ”と差別されまくる部分」も、なにもかもが総合的にすべて絡まり合って成り立つ実存であるところの「クィアな総体としてのわたし」しかそこに居ないし、
そもそも「認められやすい適切さの有無や程度」なんていう差別ありきの分類はクソ喰らえだと思う。
同意の概念にもとづいて加害を防ぐための行為のゾーニングをするのは必要だけれど、クィアであるわたしのとある部分を「受け入れ」べつの部分は「認めない」などと勝手に切り取り線を引かれる筋合いはない、という話です。
#ペドフィリア差別に反対します
差別も排除も加害も反対です。
特定の属性を加害と繋げることは差別です。
LGBTQ+に含む/含まないという議論はどちらにせよ"排除していい存在"を作り上げてしまうということに気付いてください。境界線を引かないで。排除をするためにこの連帯の名があるわけじゃない。
そして当然、性暴力を許さない。加害と属性を繋げることなく、加害行為を有耶無耶にせず社会が"加害"と受けとめること、"被害"を無いことにせず受けとめること、そしで傷つけられた者たちがケアされることを私は求めています。被害者の声を受けとめずケアすらしない社会にこそ問題があるはずです。
特定の属性を排除したところで性暴力は無くならないというのはトランス差別に反対するハッシュタグで(それどころかもっと沢山の性暴力に関する語りで)沢山言われてきたことの筈。なぜそれが急にペドフィリア差別に反対の主張では別物にされるのですか。「それとこれは別」と切り離すことは簡単ですが、それは結局のところ性暴力の原因・背景を追求し防止とケアの方法を増やしていく動きの妨げとなるのだと気付いてください。
属性と加害を結びつけないでください。それは差別です。
身を切ったことなんかないんだし「身を切る改革」なんて嘘はやめて、正直に「人を切る改革」の方が”維新”らしいと思う。ついでに木も切るし、橋も壊すし、泥の上で万博をやったりもする。 https://t.co/hmQGrILEiG
自国の政府が汚染水を海に流して中国から水産物を買ってもらえなくなる現実があるのに、なぜか「魚を食べる」だけで「中国に勝つ」という気持ちになって何も解決してないのに「やってやった」みたいになるの怖すぎる…
20↑🏳️🌈🏳️⚧️トランスジェンダーでノンバイナリー。Aジェンダー。ゼノアイデンティティ。クィア。🟨⬜🟪⬛お絵描きが好き。うつ病持ち。
種差別反対。全ての差別、搾取、暴力に反対できるように。