婚姻制度にすべてが集約されてるから、推しカプに大事な契約をさせようと思うと結婚しかない!みたいになるんじゃないか 病に倒れたら法律上のパートナーしか面会できないみたいな制度のほうを変えよう 大切な人間に対する契約の種類を増やそう
……と推しカプの結婚などについて考えるたびに思う
ゲイをカミングアウトするとなぜか「女」として扱われるようになる(そういう人がいる)というの、意外と非当事者に知られてない当事者あるあるなのかもしれない。グループで男女で別れるときなぜか女の子の方に入れられたりとか、恋愛話のときに「女の気持ちがわかる」扱いされたりとか。
この女扱いを嫌がる心性をとらえてゲイのミソジニーとして整理することもありえるけど、それはおそらく違って、自分は勇気を出して(または無理やり仕方なく)自己開示したのにそれを真面目に理解する気が全くない反応をされることへの違和感や嫌悪感なんだと思っている。ノンケの人たちに知識がないのは「仕方ない」ことじゃなくて、ただのマジョリティの傲慢。
おれだって自分の属さないマイノリティ属性の人にマイクロアグレッションしてる可能性あるけど、それはおれがマジョリティ性に胡座をかいているだけってことだし、それを開き直ったりせずに謙虚に相手の話を聞く姿勢を忘れずにいたい。
図書館や古書店で「買った」を著者に告げるかどうかという議論において、図書館を利用する「しか」古書店で買う「しか」ない層、貧困に喘ぎながらなんとか本に手を伸ばしている層のことを考えてしまって、告げることに対する自分の考えを、というところまで辿り着かない。
本を作って売る仕事をしているので、そりゃ新刊で買ってもらえるのがありがたいけど、いまの時代、「本を新刊で買える」ということがずいぶん特別なことになりつつあるんじゃないかというのをcovid19が蔓延し始めてから肌で感じていて…。
給料上がらないのに、物価がどんどん上がっていって、それは本だけじゃないし、生物的な生存と、精神的な生存と両方を両立させることがすごく難しくなってる。
図書館や古書店が、定価で買うことのできない層に本を届けているのは事実で、それが人の命を救うということもたくさんあるのだし。
いのちの手紙―障害者虐待はどう裁かれたか
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b53172.html
サン・グループ事件について書かれたこの本は本当に名著なので読まれてほしい。でも今は入手が難しいのかな。
サングループ事件は肩パット工場で10年にわたり虐待が繰り返されていた事件。
「一生面倒を見てやる」と知的障害者を積極的に雇用し、住み込みで長時間働かせていた。日常的に暴力・暴言を浴びせ、通帳を取り上げて給料はほとんど支払わず、年金は社長が遊興費に使い込む経済的な虐待もあった。
また精神疾患のある患者から薬を取り上げ、激やせした職員は短期間で死亡している。
一方、当該企業は障害者福祉に積極的な企業として地域で名を挙げ、職員の多くは支援施設や職安からの紹介で就職に至っている。
休暇の際に工場で受けている虐待を家族に訴える人もいたが、他に行き場が無いから頑張りなさいと親に諭されて逃げ出すことができなかった。
職員たちは懸命に文面を考え、県や国に救出を求める手紙を出していたが、いずれも無視された。
このような流れを受けてサングループと県、国への倍書を求めた裁判は、知的障害者の証言に信ぴょう性があることを認めさせる画期的なものだった。
画像にALTをつける話なんですが、絵を描いてる人間としては、言語で表現することが本人的に難しいことがらを絵にしている、という場合が割と多いので、何を書けばいいのか判断に迷うことが多々あります。
普段実際にこの機能を活用している人が、主にどういう情報を必要としているのかが知りたいですね。投稿内での文脈に関する情報、絵のスタイル、ジャンル、画材、描かれている内容の要約(具象の場合)、色調、あるいは作者の意図など…
20↑🏳️🌈🏳️⚧️トランスジェンダーでノンバイナリー。Aジェンダー。ゼノアイデンティティ。クィア。🟨⬜🟪⬛お絵描きが好き。うつ病持ち。
種差別反対。全ての差別、搾取、暴力に反対できるように。