『反トランス差別ZINE われらはすでに共にある』が新たに論考・エッセイ3本とブックガイド4本を加えたブックレットととして商業出版されることとなりました。現代書館さんより8月下旬刊行予定です。どうぞよろしくお願いします!
ISBNの取得でいままで限定的だった流通がぐっと広がって、書店への取り寄せや学校や各自治体の図書館への納本のハードルが下がったのがうれしいです!
内容の増補とはいえすでに一定部数流通したものを商業出版に踏み切っていただいたことや、いち早くお話をいただいたこと、そしておそらくこれから公開になることなどなど現代書館さんにはほんとうに感謝、感謝です!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784768459478
アウトドアグッズの「モンベル」が、今年の3月に「難民を助ける会」をモンベルクラブ・サポートカードの対象団体に選んでいたと知ってめちゃくちゃにショックを受けている。サポートカードは購入金額の3%が自然保護などの団体に寄付されるというカードであって、「難民を助ける会」は、あの入管法改悪案の立法事実を作った発言の柳瀬房子氏が名誉会長を務める団体であり、なんかもうくっそおおおおおおお信じらんねえ
ユーザーとしてご意見を送りました。まじ無理。
夫の会社。一番長く勤め、一番仕事をこなしている人の給料が他の社員より低く抑えられている。理由は耳タコなほど聞かされてきたもの、「女だから」。
いろいろあってそれらを是正できる立場になった夫、「まずこの問題を解決したい」と。いやちょっと、あなた、この人と結婚して正解だったとしみじみ思わせてくれるじゃありませんか。素敵だ。
だがここで問題が一つ。件の女性は定年間近。でも継続して働く意思も持っていて、職務内容も勤務時間も同じで良いとの意向なのだが、一旦退職し、再雇用で働く場合はそれまでより給与を下げなければならないお国の決まりがあるのだそうで。しかも、定年退職にあたって支払われる退職金は、簡単に言えば再雇用の給与を下げないと会社からの贈与という形になり、贈与税がガッポリ取られる上に会社としても経費と認められず、個人に贈与の形になってしまうのだとか。
そこで税理士さんとあれこれ相談し、再雇用後の給料は若干下げ、引き上げの分は賞与として出すことにしたそう。
一生働け、定年を迎えても再雇用で働け、と喚いている政府よ、再雇用後も勤務形態が同じなら給与も同じでいいと、まずそこんとこ是正してくれや。
ヤジポイの会さんのツイートhttps://twitter.com/yajipoi0810/status/1660255727464906752
午後9:06 · 2023年5月21日
〈出来事の詳細はわかりません。
しかし国際的なイベントのさなかに、抗議する人間を不当に逮捕することは、この国ではごくありふれたことです。警備・公安警察はそうして自らの存在意義をアピールするという傾向がある。
逮捕されたのが中核派であろうとも、不当逮捕なら批判されないといけません。
どんな理由があろうとも、警察の集団が非武装の人間一人を力づくで制圧している行為はショッキングなもので、また異様に見えます。〉
軍靴の音が聞こえるのは気のせいですか
『農水省が農産物増産を農家や民間事業者に命令できる制度をつくる方向で検討を始めた。強制力を伴う新法を整備する方針』
『価格高騰や買い占め防止の価格統制や配給制なども視野に』
有事に食料不足→価格統制や増産命令、強制力伴う法整備へ 政府検討
https://digital.asahi.com/articles/ASR5B4RKPR51ULFA00S.html
先ほど、必要があり銀行の口座開設しようとしたら特別永住許可証の提示を求められ。
本人確認なら免許証で十分のはずですがなぜわざわざ永住許可証提示する必要があるのですか、と窓口の担当さんに告げると課長クラスの人が出てきて、お話お伺いしました、では免許証で大丈夫です、という話になったは良かったものの。
手続きを進めてゆくとシステム上、外国籍ならば必ずパスポートか永住許可証の期限等を入力しなければ先に進めない、となり。
そもそも法的にも提示する必要のないこと、今までも免許証でできていたものをなぜ提示しなければならないのか、と問うたところ。
先ほどの課長クラスの人がまた出てきて本日口座開設はできないが、仰ることはご最もであり2年ほど前までは必要のなかった事なので、上の方と再度確認して電話で結果を伝えさせて頂きたい、という提案で落ち着きました。
まあ、開設できなければちょっと不便ながら従来持っていた口座を使えばいい話なので、まあ、いいんですけど。
とりあえず、相手にも、すいませんね面倒臭い事を言ってね、と言っておきましたが。
提示して更新期限等を記入すればいいだけの話ですが、こういう面倒臭い事を一つ一つやってくことが私のできるささやかな抵抗だと思ってるので、やれる事はやってゆこうと思ってる次第です。
差別に関しては「嫌ならブロックやミュートで自衛しろ」は当てはまらないんですよ…。
個人感情の「嫌」とかそういうレベルの物ではなく、放置してはならないものなので。
…というそもそもの話の部分が方々で通じてないのは頭が痛いところ。
ひとまず https://warpday.net については以下の通りです。
・差別的投稿は対処するので通報してください
・ただしそれが差別に該当するかどうかの判断と対処の方法は私に任せてください
・やることとしては声掛け、閲覧注意フラグ付与、サイレンス、アカウント削除などです
よろしくお願いします!
このさあ、「一票ってマジで一票分の力があるんだ………………」というやつね………………震える……。当たり前のことなんだろうけど、それを信じられなくなっちゃうので。
「安分票」の問題はそれこそ『記述式をいい加減に改善しろ』という結論しかなくない?????? と思います。間違ってないかな、ってソワソワしながら書かねばならんのもすごい違和感だし、そもそも「書かなくちゃいけない」というのがたいへんに優しくない。
しかし、すごーく正直に言えば、参政党には落選していてほしい。差分がひっくり返ったら落ちるの共産党です。もちろん公正な結果で決まってほしい。でもとにかく参政党には来ないでほしい。こういうモヤモヤを無くすためにもいい加減に記述式を変えてくれ……
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASR4S621PR4SOXIE028.html
〈ただ、当面の間は妊婦の体調が急変した場合でも対応ができるように、▽医療機関に入院しての投与か、▽外来の診療で投与した後に数時間程度は院内での待機を必須にするとしています〉
くそー……あとは金額と、未成年の場合の保護者の関与と……「妊娠9週以下」も気になるし。
もちろん大きい第一歩だけど。これからだけど。
【速報】国内初の「飲む中絶薬」承認へ 厚生労働省薬事分科会 | TBS NEWS DIG (1ページ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/448396?display=1
入管法改悪で国際条約破ろうとしてるのもやばいけど、日本って50年前から国際条約批准するだけ批准しておいて、法律じゃないからって破るような、本当におよそ先進国とは思えない、国際社会での信用に足らない振る舞いをしてるんですよね。ちなみに批准した条約には法律と同じ効力が発生するはずなんだよなあ……。
ゴールデンカムイ、ややこしいのが、アイヌ文化はけっこう丁寧に調べて絵的に映えるように描いてるし、アイヌの登場人物もほとんどは善良な人達として描いてあるから、歴史修正とか差別に詳しくない人は「アイヌを良く描いてるやん」って思ってしまうとこなんよね。
でもよく読むと、和人に都合いいアイヌを善良に描く一方で、和人に武装蜂起で抵抗しようとするアイヌのことは過激派・テロリスト扱い(その中心人物がヒロインのアシㇼパの父親やけど、人の心が分からん人間のように描かれてて、読者から「どれだけ悪し様に罵ってもいいキャラ」扱いされてる」)。和人による搾取も弾圧も描かない。
アイヌを「殺人を忌避する善良な人々」と描くのは結構やけど、その結果、アイヌによる殺人は許しがたい大罪のように、和人の殺人は「そういう人たちだから」「彼らなりの道理があるから」って免罪するように描写してる。
アイヌの金塊も、「善良なアイヌは自然と共に生きる人々で金塊なんか興味ない」って描くことで、アイヌの集めた金塊を和人が横取りしても別に問題ないかのように描写してる。
一見リスペクトしてるかのように見えて軽く扱ってるからタチ悪い。
他にも、日露戦争に従軍したロシアのスナイパーで後に画家になったって設定の、ヴァシリって名前の登場人物について。
日露戦争に従軍したロシアの画家にヴァシリ・ヴェレシチャーギンという有名な人がいるそうなので、まあこの人がモデルなんやろうなと想像つくわけですが。
このヴェレシチャーギン氏、戦争の悲惨さ残酷さを描いた反戦画家として有名らしいんですよね。
https://birorekitei.net/my-art-odyssey27/index.html
一方ゴールデンカムイのヴァシリは絵画と同じくらい(あるいはそれ以上に)名スナイパーであることを誇りにしてる人物で、作中でこう説明されてる。
「良い狙撃手とは…冷血で獲物の追跡と殺人に強い興味があるような人間である」
戦争の悲惨さを描いた反戦画家をモデルにしたキャラクターがこの有様ですよ。冒涜にも程があると思うが、作者的にはかっこいいスナイパーにしたから敬意払ってると思ってんのかな。怖いわ。
野田サトルの戦争認識の軽さ、ゴールデンカムイ登場人物のモデルにした人の扱いにも表れてる。
主人公の杉元佐一、名前は日露戦争で活躍した作者の曾祖父、不死身エピソードは舩坂弘って人がモデルなんですが(注)。
この舩坂弘氏、第二次世界大戦中のパラオで米軍との激戦で無双して「不死身」って呼ばれるようになったらしいんですよね。
でこの人、戦後に『秘話パラオ戦記—玉砕戦の孤島に大義はなかった』って手記を出版してるんですよ。
http://www.kojinsha.co.jp/nf0067.html
私読んでないけど、タイトルから無念さが伝わってくるよな。ろくな武器もなしに戦わされたことへの。
この人について不死身エピソードだけを「すごい!強い!」って取り上げるのがいいことやとほんまに思ってはるんですか?と聞きたい。
(注)
読売新聞2022年5月20日記事、野田サトル氏インタビュー
https://www.yomiuri.co.jp/culture/subcul/20220519-OYT8T50073/2/
『ちゃんとモデルがいるとわかると、話に謎の説得力が出ますよね。
杉元なんか特にそうで。モデルとなった 舩坂弘さんを知っていたら、杉元の不死身っぷりを簡単に否定できないはずですよ。』
野田サトルが「ゴールデンカムイファンブック」で、日露戦争で亡くなった日本兵の遺骨収集にロシアの人が協力してくれた話を紹介してたんやけど、『敵だったとしても畏敬の念があるからです』って断言して感銘受けてはったんよね。
敵とはいえ勇敢に戦った日本兵にロシアの人が畏敬の念を抱いてくれた、だから遺骨収集に協力してくれた、ってことよな。勝手にそんな解釈して勝手に感動してるのにびっくりした。スポーツじゃないんやで。
遺族の悲しみを考えて協力してくれたって受け止めるのが普通じゃないの?
たった100年ほど前に国に戦いを強いられて死んだ人達の話やで。ついこの間、現実に死んだり殺されたりした人達の話やん。
なに勝手にスポーツ的ロマンを見出してそれが事実やと断言してんの?当事者がそう言ったわけでもないのに??
とりあえずついったーからの避難用。オタクとかマイノリティ関連とか趣味とか、運用方法未定。基本連合TL等にはのらない未収載でつぶやきます。