(引用
私はガザには90年代から何十回と取材で入っていますが、一度も民度が低いと感じたことはありません。住民の7割が難民で経済状況も社会状況も悪いですが、ガザの人々は勤勉ですし、教育にも熱心です。ハマスというイスラム的な社会運動がガザで広がったのも、厳しい経済・社会状況を社会的連帯を重視するイスラムの教えで克服しようとする民度の現れでしょう。
2007年からイスラエルによる非人道的な封鎖がしかれ、失業率が高くなっても、家族や地域の助け会いで乗り切っていくのを見ると、人間や社会の強さを感じます。
イスラエル軍によるありえないような激しい空爆・攻撃の下で、瓦礫となったビルで人々の救出作業が続き、負傷者は病院に運ばれ、死者は布にくるまれて埋葬され、死者の数を保健省が集計して、国連に出し、メディアに出し、その数字が一定の信頼を得ている。私たちが日々ガザで見ていることですが、同じ状況が日本で起こって、同じようにできるだろうかと考えると、ガザの民度の高さを改めて感じます
https://x.com/kawakami_yasu/status/1728754835900772412?s=46&t=CsjI4PVRYRhB2HsaZmgMqQ
"イスラエルが釈放したパレスチナ人の収監者39人については、6人が女性で、残りは全員18歳未満だとみられている。
当局は、39人は全員女性か18歳以下の未成年者で、イスラエル3カ所の刑務所から釈放されたとした。
イスラエルはしばしば、パレスチナ人を刑事訴追しないまま無期限に拘束している"
"え?!イスラエル軍がアルシファから消えたって?「病院の下の広大なハマス指令センターと捕虜とハマスの指導者たち」はどうなった?
赤ちゃん8人が窒息死し、何十人も殺されたのは、イスラエルの「勝った勝った」の映像と、ガザに安全な場所なんかないと警告するためだけだったのか"
https://x.com/atsyjp/status/1728609867295039728?t=bMMX6UEDVQOGFJbbKbOdvg&s=09
「川から海まで」というスローガンをSNSに乗せたムスリム系のオランダ人の代表レベルのサッカー選手が、投稿直後にクラブから出場停止処分を受け、発言を撤回しない事から契約解除になり、その発言が治安維持の観点から選手に検察だったか警察の捜査が入るような事がニュースになっている国なんだから、少なくともこのイスラエル問題に関しては、ドイツはかなりヤバい状態なのだろうと考えられるような気がする。
イギリスやフランスは少なくとも中東にルーツを持つ選手がパレスチナに思いを寄せるSNSの発信をしても、出場停止にも契約解除にもなっていない。
やはり日本は民主主義国家ではない。
バレると世論が怖いから…武器輸出ルール見直し、議論も議事録も非公開 官邸は自公に『記者に言うな』命令:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/290722
イスラエルメディアのハアレツ報道によれば「イスラエル警察の捜査でハマスが虐殺したとされる2023年10月7日のノヴァ・フェスティバルについてはイスラエル軍用ヘリコプターによる発砲で参加者の一部に命中したことが判明した。ハマスは事前にノヴァ・フェスティバルのことを知らなかったと結論づけた」と。
https://www.haaretz.co.il/news/politics/2023-11-18/ty-article/0000018b-e1a5-d168-a3ef-f5ff4d070000?utm_source=dlvr.it&utm_medium
「ハマスがいる」と言えばジェノサイドも許されるイスラエル。南部にガザ市民を集めたのは的を小さくするため。大量殺りく者に市民を守る意図なんて最初からない。
「選挙で支持したハマスがテロをやったんだからガザ市民は巻き込まれてもしょうがない」と言う人は、例えば東京や大阪の人口が集中している場所で同じことが起こって市民が大量に殺されても「しょうがない」「自業自得」って言うんですかね?
イスラエル軍、「ハマス見つかる全ての場所」に進軍 ガザ南部も対象に https://www.cnn.co.jp/world/35211717.html
"同月13日にはガザ北部への攻撃の危険性がさらに高まり、南部ラファに移動。「負傷者がどんどん増える中で、看護師として一番現場に行かなければならない時に、それができないことに葛藤を感じた」と明かした。退避先で国連の倉庫の一角を借りて、次々に集まってくる避難民の健康管理に当たった。
日赤によると、アルクッズ病院には同月29日、イスラエル当局から5回目の退避命令が出され、付近にも着弾。この時、約400人の患者が入院し、院内と周辺には約1万4000人が避難していた。11月12日に発電用燃料が尽きて医療機能が停止し、2日後、患者とスタッフが南部へ退避した。病院内にイスラム組織ハマスの軍事施設があったかどうかについては、「全く考えることすらできなかった」と述べた。"
「韓鶴子総裁に何回会ったことがありますか」
「自分の中では確か5回お会いしたと思います」
旧統一教会とズブズブの工藤内閣府副大臣 韓鶴子総裁に「面会5回」発言でも居直りのア然 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/332212
自民区議の一人が、柿沢、秘書と3人で会食し「当選祝い」として現金20万円を渡されたと証言。
自民・柿沢未途氏、秘書の現金配布に同席か 江東区議が証言 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20231118/k00/00m/040/158000c
人質すら見捨てるイスラエルがパレスチナ人の命を守ろうとするはずがないわけで。シナリオ通りの見殺しです。ジェノサイドをジェノサイドとして報道しないと。⇒ 集中治療室の患者の大半死去、イスラエル軍突入のガザ最大の病院 https://www.cnn.co.jp/world/35211721.html #CeaseFireNOW #FreePalestine #StopGenocideInGaza
そもそも、FNの創設者ジャン・マリー・ルペンは骨の髄からの「反ユダヤ主義者」である。
現在仏はマクロン政権が年金改悪の強行突破、パレスティナ支持のデモの禁止、これに対して国務院は無効判断、と混乱は極めている。
このままマクロンが米政府とともに「イスラエル軍の大虐殺」支持を続けると、いよいよ「革命」が起こりかねない状態である。
実際イラク戦争の際、国連で大演説をぶったド・ヴィルパン(ド・ゴール主義者)がTVで頻繁にイスラエル・米国を批判している。ド・ヴィルパンの主張は至極まともで、オスロ合意の国境線までイスラエルは下がるべきだ、というもの。
メランションは極左と報道されているが、仏の基準では共和主義左派である。「極左」とメディアが報道したがるのは、政治的選択肢から「外したい」ため。
実際ド・ヴィルパン的なゴ―リストとメランションが米・イスラエル批判という点で大同団結した場合、事態は「革命」に発展する可能性がある。
そこで反・「反ユダヤ主義」という旗を掲げ、ルペン他極め付きの反アラブ・反イスラムを参加させれば、左派は同席を控える。それを以て、「反ユダヤ主義」の極左を「政治的選択」から外す、という流れを意図している。
しかし、英仏エリートが思い描くように事態が進むかはまた別。
どうも、BBCニュース、仏でのイスラエル批判を「とんでも」の方向に誘導しているようだ。
仏では両大戦間の反ユダヤ主義がヴィシー政権期に前景化、特にドイツ占領下の北部では行政機関、とりわけ警察機関が積極的に「ユダヤ人狩り」に協力。
ただし、「テロリスト」とされていたド・ゴールの自由フランスが土壇場で「フランス」ということになったので、仏は公式には戦勝国側、国連の安全保障理事国にもなる。
ということは行政と社会の非「ユダヤ主義」化は一世代以上かかり、同時にユダヤ人もフランス人として共存する状態になった。
であるから、1960年代まで右翼のデモが「ユダヤ人をガス室に」と叫ぶのは日常の風景だった。
ただ、この状況は1980年代のミッテラン社会党政権のあたりから激変し始め、オランドを始めユダヤ系政治エリートが続出。世論もヴィシー期のコラボを批判的に扱うようになる。ランズマンの『ショアー』のその流れで大きく扱われた。現在、欧州でユダヤ系が最も繁栄しているのは仏である。
これに反比例してもう3世代「移民」として排除されてきたのがマグレブ系の人々。
FNはマグレブ系の「悪魔化」にこれ務めてきた。FNが突然「反ユダヤ主義」反対を叫んだところで、常識ある人でまともに受け取る人はいない。
Googleの従業員らが、親イスラエル、反パレスチナ/アラブ/イスラムの社内文化を告発するオープンレターを公開した。
驚くべき内容だ。
- Google社内の公式プラットフォームでは、パレスチナ人が公然と"Animals(ケダモノ)"呼ばわりされている。
- イスラム教徒は、自らの宗教の一部がテロリズムを支持していると非難されている。
- Googleの管理職は、ガザの住民に共感を示した従業員を非難し、「ハマス支持か?」と質問し、時には解雇しようとした。
- パレスチナに同情的な労働者を監視し、Google社および法執行機関に報告する動きすらある。
感想:これはアカン。国連が進める「ビジネスと人権」の原則に照らしても普通にアウト。
米国の他の企業でも似たような事が起きているのだろうが、禍根は後々まで残りそうだ。
https://medium.com/@notechforapartheid/googleopenletter-868f0c4477db
ちなみに、「日中戦争全史/笠原十九司(高文研)」では日中戦争時の治安戦は”満州”と”華北”で展開されたものとして大きく二つあるとしている。
”満州”はこんな感じ。(日中戦争全史(上)p148)
『…関東軍と「満州国」軍隊・警察が推進した治安戦は、武力討伐と並行して保甲制度の普及と徹底、「匪民分離」(民衆と抗日ゲリラの分離)のための集団部落の建設、民間人の銃器・弾薬の回収、宣撫工作など多岐にわたった周到なものだった。
保甲制度は、中央・地方の警察機構を整えながら、戸口調査をおこない、およそ10戸を一 牌とし、10牌を1甲、10甲を1保と定めて住民を登録して、私生活まで監視・統制した。 牌の住民には厳しい連座制を負わせて、住民が抗日運動へ参加しないように相互監視をさせた。 「匪民分離」 として、抗日ゲリラの武器・食料の供給源となった村落を焼き払い、破壊して無住地帯(無人区)を設定し、住民を強的に集団部落にk移住させ、ゲリラと民衆を分離・隔離した。集団部落の周囲は鉄条網・壕・土壁で詰み、四隅に見張り台と砲台を築き、ゲリラ部隊の侵入にそなえた。抗日活動家の潜入や食糧や物資の搬出を防ぐため、門厳しい検問をおこない、部落の住民には良民証や通行証などを交付し、それらを所持しないものは即決で処刑した。
反満抗日ゲリラが武装できないように、農民や民間人が自衛のために所持していた銃器・弾薬の有償回収を推進するいっぽう、隠匿武器の没収を強行した。また、民心を握するための思想宣伝工作、復興事業、医療班の派遣や収穫の援助などの宣撫工作にも力をいれた。さらに、抗日連軍の将兵を帰順させるための巧妙な反共宣伝と思想工作をおこない、前述のように謝文東らの帰順工作に成功した。 集団部落の建設によって九日ゲリラと農民との連絡が遮断されたため、ゲリラ部隊への糧道が断たれたことは、抗日連軍の戦闘力を大きく減ずることになった。
(略)
「もうひとつの満洲」
関東軍が「満州国」 軍隊・警察を利用して容赦なく遂行した治安粛清作戦によって、反満抗日武装闘争がほぼ壊滅させられると、日本人の満州移民は武装移民にかわって、分村移民が主流となった。日本の村を母体として、母村から集団的に移民を組織して送りだし、満州の人植地に母村と同じ村名をつけて分村としたのである。 これにより、村の農家戸数・人口が減るので、母村の一戸あたりの耕地面積が増大することになり、母村の更生も図れるので、満州の分村と日本の母村も豊かになるので一石二鳥と考えられた。36年には広田弘毅内閣は、20年間に100万戸を移民として送り出す計画を国策として決定し、以後、毎年多数の「満蒙開拓移民」が組織的に送り出された。
… 』
”華北”はまたのちほど。
ガザの虐殺が近代史の中で最悪のものになりつつあるという、パレスチナ人歴史学者による指摘の英訳。
毎日350人死んでいると言われますが、その意味を再確認できます。
https://mondoweiss.net/2023/11/the-genocide-in-gaza-is-one-of-the-worst-in-modern-history/
信州で重度訪問介護事業所を経営。自立生活の実現を支援しています。