書評(2023年10月、部分)
佐藤冬樹『関東大震災と民衆犯罪』
(前略)
「不逞鮮人の暴動」というデマを拡散して武装した自警団の出動を要請したのは警察と役所であり、虐殺の見本を見せたのは軍隊だった。しかし官憲が組織した(消防団や在郷軍人会などを主体とする)自警団は、地域に居住していた朝鮮人(女性や子どもを含む)をはじめ、警察署さえも襲撃してそこに保護されていた朝鮮人を殺害するまでにいたる。日本人であっても「日本人」だとわかった上で殺害している。彼らは「「不逞鮮人」と「善良な朝鮮人」の区別を拒んだのと同様、「朝鮮人」と「朝鮮人に似た人」も区別しようとしなかった」。権力によってひきがねを引かれた民族虐殺(エスノサイド)は、民衆の凄まじい暴力を爆発させたのだった。
国際問題に発展しかねない事態を前にして当局は、軍や警察による虐殺はなかったことにする一方、自警団にやられたのは「朝鮮人ばかりではない、日本人も」というストーリーを震災四日後から流布する。軍官民一体となったエスノサイドに「日本人も殺された」を並べることで、朝鮮人・中国人への虐殺を相対化しようとする意図的なすり替えだった。今も根強い虐殺事件のストーリーをあらためて検証する労作だ。
光州が本拠地のプロ野球チーム起亜タイガース関係者が、今年の始め頃日本でトレーニング中に偶然京都国際の野球部の練習風景を見て、くたびれたボールを使っているのを知りボール1000個支援したらしいんだけど、今回の優勝をきっかけに更に支援を検討中と報道されてる。京都国際優勝で韓国も盛り上がってる!
https://news.kbs.co.kr/news/pc/view/view.do?ncd=8042382&ref=A
小学校の頃で聞いた戦争に関する加害体験の記憶(私がしていいか分からないが、私も毎年思い出すほど記憶に残ったので)
そのお話に来てくれた方が一番記憶に残ってて今も夢に見ると仰ってたのが、2名の中国人男性を上官に銃剣で刺して殺すように命令されて磔にされた同僚と2人で1人1人ずつ刺して殺した、その人達は民間人だった、という話だった。同僚が刺す方の方は泣いて必死で中国語で「何もしていない」と言っていた、と(話者の方は中国語が分かる人)。自分が刺す方の方はじっとただこちらを見て睨むわけでもなく呆然とするわけでもなく「今から自分を殺す私の顔をしっかり覚えていようとしている」と思った、と仰っていた。その後2人とも簀巻きにして川に流し、その遺体が包まれた簀巻きがぷかぷか流れていく様子が目に焼き付いていると、最後の方は涙を押し殺しているような声でお話されてたのを覚えてる。戦争体験を話す機会には必ずこれを絶対に話す、今もきっと彼は私を見ている、私のする事をじっと見ていると思ったら絶対に話さなければいけない、話さずにはいられない、と仰っていた。
私も戦争の被害体験は教科書や資料集、毎年のニュース等で観ていたが、加害体験を話す人に出会ったのは当時初めてだった。夏に限らずよく思い出す。
A型作業所の賃金+障害年金でギリギリ一人暮らしできている障害者もいるのに、国はどうしてこんなことをするのか。福祉をもっと分厚くしないと、生きていくことすらままならないよ。
障害者5000人が解雇や退職 事業所報酬下げで329カ所閉鎖 | 共同通信
https://nordot.app/1196066947529819092
絶句ものなんだけど、でも当の日本政府が禁止条約に批准せず式典やってること自体が絶句ものだし、とはどうしても思ってしまうな。
https://www.asahi.com/articles/ASS8711XRS87UHBI00SM.html
アメリカにて、民主党の大統領候補であるカマラ・ハリスから副大統領候補に指名されたティム・ウォルツ。政治家としてのキャリアを通じてLGBTQの権利を積極的に擁護してきました。2006年に下院議員選挙に立候補した際はミネソタ州が1997年に禁止した同性婚への支持を表明する公約を掲げ、知事になってからもトランスジェンダーの権利を支援する政策を打ち出し、性別肯定ケアのアクセスも保護。現時点で最も実績のあるLGBTQアライな政治家のひとりと言えます。 #LGBTQ
https://www.lgbtqnation.com/2024/08/tim-walz-is-an-ally-for-lgbtq-rights-you-need-to-know-about/
BBCのHARDtalkという番組に出演した河野太郎デジタル大臣。。。
日本の問題点をどんどん指摘・質問され、全てに日本は大丈夫・全く問題ないという応答をしていて、最も海外で信用されないし相手にされない内容だったと思う、、。
「一党支配が70年もの間(間に数年変わったことがあっても)続いている政治の状況は健康的だと言えるのか」という質問に「日本政府が自民党を選んでいる」って言い間違えたのはまだ仕方ないとして。(国民がと本当は言ったつもりだったのだろう)
裏金問題に関しトップ総理の責任を問われたら「裏金問題のMP(国会議員)達は既に去った」って河野さん言ったけど、まだまだ残ってる人達居るよね??
少子化問題や人口減少問題についても「日本はAIなど駆使していくから、、」と言い出して「ちょっと待って下さい。AIがどれだけ働いてもAIは税金納めてくれませんよ?」と返されてるし「日本の高齢者はまだまだ働いているから大丈夫」という問題のすり替えどころか全く答えになっていない応答、、。
質問する側はきっちり問題の背景などを調べ上げてピンポイントで痛いところをついてくる。
そういう質問に対して「非を認めたら負け」みたいな対応は最悪だし、答える気がないという印象しか与えていない。
7/25に放送されたみたいです、、😮💨
https://www.youtube.com/watch?v=x0cPWfVZJC0&feature=youtu.be
長いから畳む(在日コリアン)
私は父親が在日コリアンだ。小さい時から何度も何度も、たくさんの時間をかけて、父が自分のアイデンティティについて語る言葉を聞いてきた。自分がいつコリアンだと知ったか、親はどういうスタンスだったか、兄弟たちはどうか、なぜ帰化しないか、子どもの頃周りの日本人の大人にどうやって扱われてきたか、新婚旅行で参加したツアーで一人だけ空港で他の参加者と違うレーンに並んだ時添乗員がどんな反応をしたか、韓流ブームの時周りにどんなことを言われたか、在特会を知った時どんな気持ちだったか、韓国語が話せないこと、国際試合では日本を応援していること、不動産屋にしつこく本名を尋ねられたこと、日常のありとあらゆることが自分に「お前は何人だ?」と突きつけてくるような日々をどう生きているか、そして、自分自身をどう呼べば一番しっくりくるのか。
私が小学校に上がる前から今までずっと、父は本当に丁寧にたくさんの言葉を紡いで私に話してくれた。それでも、私に理解できるのは、その複雑で繊細なアイデンティティのほんの一部にすぎない。
たった一人の在日コリアンの在り方でもこれだけ完全に理解することが難しいんだ。
単純化された”無邪気な”質問や、その貧困なボキャブラリーで、ひとりの在日コリアンの生き方を語ろうとするなよ。
その在日コリアンの生き方や在り方は、その人にしか語れない。
片目失明はもう片方の目の矯正視力が0.6を上回ると障害者認定受けられないんだけど
義眼を作るにしても保険適用が受けられないケースが多く、その場合費用が10万を超えてしまうらしい(しかも状態を見て2,3年おきに作り替える必要がある)
これ↓は当事者のお子さんがおられるかたが始めた署名で、提出先に厚労省を検討中であるとのこと(活動報告を見ると、議員の人と直接話をしたりしている様子)
署名をした✍️
障害者認定の基準を見直し、片目失明者のような身体的ハンディキャップを持つ人々に公平な待遇を求めます
https://www.change.org/p/障害者認定の基準を見直し-片目失明者のような身体的ハンディキャップを持つ人々に公平な待遇を求めます?utm_source=share_petition&utm_campaign=psf_combo_share_initial&utm_term=psf_combo_share_initial&utm_medium=sms
極東の島国在住です。DTPからインストラクターそして今は事務職。給料安いけど音楽LIVE映画漫画、美味い御飯と酒が有れば人生楽しい。coccoちゃん命。
嫌いな物は、煙草の煙と歩き煙草する馬鹿とライブで周りに思いやりを持たない馬鹿と差別主義者。