被団協のノーベル平和賞受賞が会長の元に届いた時に横に高校生が三人座っていて、あれがとてもよかった。
おそらく会長はこの何年も、ああやって発表を待つ、ただし心の中では「私が生きている間にノーベル平和賞がとれるはずがない」と思っていたようであるが(そのように一昨年だかのインタビューで言っていた)、核廃絶運動の一環のキャンペーンの一つとして、そうやって報道陣の前に恒例行事で座っていたのだろう。
今年はそこに運動に関わっている高校生たちが一緒に座っていた。あの子達も「ノーベル賞はとれるはずがないが、せっかくなので報道陣に最近の高校生の運動について説明してください」とか言われて、じゃあ、ということで同席していたのだろう。
高校生たちは報道陣を前に、自分たちのスマホで発表のライブ中継を、音声を大きくして眺めていた。記者会見の会場にマイクを通して流れる高校生のスマホの音声。そこに「ヒダンキョウ」という言葉が流れ、三人の高校生がわっととびあがり、仏頂面していた会長が破顔する。
会長はむろんであるが、なによりもあの高校生の子たちへの最大の贈り物になったと思う。下の写真はその直前の様子。
ここ数日描いているラクガキのシリーズ、テーマは苦しすぎて最悪だが、でも人間を描くのはやっぱりなんか違うものあるなと実感中。人間…というか確たる形のあるものを描くことがほとんどないから形を捉えるのに思い通りにならなくて凹むが、でも凹みながらも絵のこと以上に何か予期しなかった意識のブーストが起きているような気がする。手癖で描けないというのが試行錯誤を促して良いのかも。自分の内面で何かが拡張していっている感じがある。気のせいかもしれないけど、でも気のせいが何かに作用すること多いから。気のせいにもよると思うけど……いままで繋がっていなかった脳細胞のあいだに新たなシナプスが組成していっているような感覚があるけど、これもたぶん都合よくそんな気がしているだけだとは思う
さて、午前中にあれこれ連絡業務を終えて午後はちょっと気合い入れなきゃー(目標
これな。
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https://chng.it/LS4CyqYCyr
描いてみた
#StopGenocide
#FreePalastine
#FreePalastine🇵🇸
なにをすればいいのか分からず、かといってなにもしないのも耐えらず
こんなことして何かが動くわけでもないが…
情報が版元から出ていたので告知。次の本はこちら『刑務所ごはん』です。不詳わたくしはライターとして参加してます
『刑務所ごはん』
汪楠/ほんにかえるプロジェクト(著)
K&Bパブリッシャーズ(刊)
いわゆる料理本の体裁を重視したハンディなフォーマット(A5判/128p)で、2020年代の刑務所の食事のリアルをどうすれば伝え切ることができるかがチャレンジでした(もちろん伝え切ることなど不可能)
企画が立ち上がったのが23年夏のことで、そこからインタビュー/取材とか膨大な量の資料とか(その間いくつか不慮の事件なども起き……)長い道のりだったけど、かなり興味深い内容の1冊に仕上がったのではないかと思います
裏話はいろいろあり、なんなら裏話しかない。日本の刑務所事情について大変勉強になりました
今月末の出版、お楽しみに
参考情報: ほんにかえるプロジェクト
⇒ https://www.honnikaeru.com/
『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』翻訳しました ▼『刑務所ごはん』取材+ライティング▼タイ東北 #モーラム酒店 (渋谷/神泉)の壁画とか ▼変な絵を丁寧に描きます: http://mariomandala.com ▼いろいろ非正規・傍流・夜勤