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✏️本日の進捗:ver.1→ver.2

もやもやと書きたいことはあれどうまく話が浮かんで来ないので、見切り発車で最初のパートを書いた。メモ含めた全体で5000字弱。文章が繋がっているところは2165字。これから仕切り直して全体の方向性を考える。正直、今の自分にはだいぶ背伸びしたテーマな気がするし、どういう切り口が出て来るかもまだ全くわからず、従ってどの程度の字数を想定すれば良いのかも全然不明だが、できれば書き上げられるといいですね。

多分、古本でもほとんど出回っていないので(大昔に復刊ドットコムで投票したけど結局復刊されず…)、国会図書館かどこかで読むしかないのだが、いつの間にかWikipediaに割と充実した項目が立っている…
ja.wikipedia.org/wiki/虹神殿

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📙鳥図明児『虹神殿』
週末は土砂降りだったり土砂降りお天気雨だったりしたので、スコールが降る南の国を舞台にした鳥図明児『虹神殿』を久しぶりに読み返していた。死んだ大臣の息子で大学を最年少で卒業したものの古い神殿遺跡の修復にうつつを抜かしているために「バカ若様」呼ばわりされている少年サーナン・ハーシが、否応なく権力闘争に身を投じつつも神殿の主である空神の声を聞き、その沈黙の意図を推しはかろうと苦悶する話。その間に、北側の国から南の発展途上国に押し付けられるモノカルチャー経済、その結果の国際的なコーヒー価格の暴落による経済危機とそれに伴う小麦の投機、税制改革と民族資本の形成…と構造的な格差の問題が緊密に描き込まれて、40年前(1983年に単行本刊)の作品とは思えない現代性を保っている。舞台の国は名前を与えられず、何となく東南アジアかインド近辺な雰囲気を纏うが、アフリカ等も含めた南北問題的な意味における「南の国」ということで良いのではないかと思う。作中に登場する日本人・石長は服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』も連想させるし。
多分、80年代性をもっとも具現しているのがこの石長で、「マヌケだが経済合理性と絶対平和主義を掲げ、非白人を差別せず、勤勉かつ誠実に課題解決に努める」日本人像は、理想像としても今や遠い。

いい感じに雨が降っているが、窓を開けたまま過ごすには蒸し暑い。結局冷房をつけることになるのだけれど、雨音がもったいなくてなやましい。

寺院の境内(?)で、祀っている神様の故事の劇をやるの、芸能の起源が息づいている感じ…

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(ちなみに江南の方はいまだに鄭和さんの影もかたちもありません…今回のガチャでついでに来てくれたって全然構わないんだぜ…)

インドネシアのスマランにSam Poo Kong(三宝洞)という鄭和を祀った寺院があるのだけど、毎年夏に鄭和祭をやっているらしく、公式の宣伝動画を見つけた。マイルド京劇?風美麗鄭和さん(多分。サムネイルに出てくる赤い服の人)を拝めてにこにこしている。別の映像では、病気になった部下の人を抱きかかえて「だいじょぶか」と言っているっぽい劇のシーンもあって、ますます美味しい。
なお、動画はフェスっぽいけど、もう一つの中国系の寺院まで神輿渡御して各町の鄭和神像大集合でお祀りするのがメインっぽいです。

youtube.com/watch?si=K4_CgW580

積読の山を崩していたら、500年前の鄭和さん強火担を発見してしまい、ちょっと脳みその処理が追いつかないでいる。

1520年に蘇州の黄省曽という人が書いた「西洋朝貢典録」という著作なのだが、序文をいきなり「西洋之跡、著自鄭和。鄭和、永楽初為内侍」と書き始めてやたら鄭和さんフィーチャーするなと思ったら、具体的な事績から鄭和さんの容姿評価(でかいとか虎のようとか内侍中ピカイチとか)まで引いて「何て賢いんだ」「とても智略に富んでる」的なコメントを本文中でも連発しており、これはまじで鄭和さんに惚れ込んでやがる…になりました。
鄭和さん基本的には永楽帝に使節として派遣された宦官だから、自身が主語として語られることはほとんど無いし、文法上主語になっている場合も「命を受けて/勅を奉じて使いし」みたいなのばかりだから、本人を捉えて「彼が有能だったのだ」と評価されるのはすっごく珍しいと思う。主に軍事面での評価(地域勢力の紛争に介入し安定化を図ることによるマラッカ海峡のシーレーンの確保)なので、ちと微妙な心境ではあるけれども。

なお、黄省曽の子が文徴明や祝枝山に師事したらしいので、黄省曽も彼らと交友があったのでは…?というところも気になっている。呉派、書画だけでなく結構色々な方面にリンクが飛んでいて、びっくりだ。

江南の方、おもちゃ小鎮をゲットして以降、バグなんだろうけど、他のまちにも壊れたおもちゃの残骸が出現するようになった。楽しいのでついつい残してしまう。

祝枝山の「前聞記」という著作に鄭和の航海の記述があるのでついでに前後を眺めていたら、面白い記事があった。
永楽帝の時代、外国から来た使節がめっぽう酒に強いので皇帝が「あいつと勝負できる奴はいないのかよ。情けねえな」とか言っていたら、曹状元が「自分、やります」と言って使節を飲み潰して平然としていたので、皇帝は大喜びしていっぱいお酒を賜りましたとさ、みたいな話。状元がそんな飲兵衛でいいのか。
zh.m.wikisource.org/wiki/前聞記

ということで、江南百景図の今季笏板奮発枠の「刺桐寺」の物語がまたしても良すぎたので、ふせったーに私訳を置きました(もうwikiにテキスト上がっているけど、機械翻訳だと良さが出ねえ…!だったので訳してしまった)。江南、鄭和さんの供給が多くて、嬉しいけど酸欠気味。ぶくぶくぶく…

🗝合言葉は「刺桐(デイゴ)」の和名小文字ローマ字表記です。 fusetter.com/tw/R51yvYb6

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久しぶりに江南百景図のwikiで建築眺めていたら、「雪景色の天妃宮」があった。朱棣陛下と鄭和さんの話!水都にもある普通の天妃宮の続編みたいな感じだ。いいなー。
wiki.biligame.com/jiangnan/冬雪天

水都でもあった1周年イベントで住民から「ありがとう」と言われた知府が4周年では鄭和さんたちに「ありがとう」言ってるのがまず胸熱なのだけど、以前書いた鄭和さんの二次創作(「天灯」)で鄭和さんのひねくれ同居人に「長旅から帰ってきたらみんなあなたのことを忘れているかもしれませんよ」と嫌味を言わせたテーマに、公式が「そんなことないよ。みんな彼らのことを待ってるよ」とアンサー出してきて、ほええ…ありがとうございます…になっている。待たれているのが鄭和さんだけでなく、船団のメンバー含めた鄭和さん「たち」なの、江南/水都の良さ。

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江南百景図4周年イベントの篝火大会のオープニングがとても良い…ので、中文学習をかねて訳したのをふせったーに置きました。
(合言葉は4周年イベント開催の年の西暦4桁、です)
fusetter.com/tw/d7XYvHFj

江南百景図の棕影島の篝火大会エピソード、 

周年記念エピに鄭和さん絡めてくる公式の鄭和さん解釈の適切さがまず秀逸で、その前提の中で描かれるあまりにも鄭和さんの概念オブ概念、抽出されたエッセンス、つまり香水…??みたいな話題で(多分違う)、ゴロゴロジタバタが止まらないのと、肖含珠ちゃんがとにかく可愛いので、中国語学習かねて訳しはじめてみた。篝火大会で挨拶している肖含珠ちゃんの言い回し色々変じゃない?と思うのだが(実際、知府に「ひょっとしてこういう場で喋るのははじめて?」とか聞かれている)、どこが変かとか、違ったとしてどういうニュアンスになるのかとか、中文学習初心者には全然わからん。早く水都でプロの日本語に訳してほしい。それはそれとして、今、二次創作ができる熱量の炎が燃え盛っているので私家版翻訳はしますが…

それにしても肖含珠ちゃん可愛い。同じ海の者仲間で泉先くんのことを「哥哥」呼ばわりして、泉先くん相手に鄭和さんの噂を語りまくって、「あいつはマダコに食ってやると言っていじめたやつだぞ」とか嫌な顔をされて、でもめげずに鄭和さんトークしていてほしい。

wiki.biligame.com/jiangnan/肖含珠

ドストエフスキーが『白痴』で「夏のペテルブルクに住んでるのは貧乏人だけ(クソ暑くて金持ちはみんな避暑に行くから)」と煽ってくるけど、君は現代の東京人に喧嘩売ってるのかねの気持ち。

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江南百景図の篝火大会、もろに鄭和さんに関する話題なのでゴロゴロバタバタしている。たまらず壁紙にしました。
なお、そういや南の海の気候はどんなかなとお天気アプリで見たら、マラッカもモルディブも気温最高で32度、湿度75度とかでまあまあ蒸し暑そうだけど、今の東京が気温31度(最高は36度)、湿度85度だから南の海に行った方がよっぽど快適そう。

本日のお絵描き進捗:ver.04。

とりあえず人物ペン入れと下塗りは終わった。仕上げは明日。
画像は、今回、写真アプリに「誰ですか?」と言われた面々です。リアル人間判定、甘くない…?

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本日のお絵描き進捗:ver.03。

連休中に完成させようと思っていたのだけれども、私の記憶より全然進捗していなくて、終わるか疑わしくなって来た。あと7人くらいペン入れしないといけない…

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Fedibird

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