船橋屋のクリスマスあんみつ。

先月の柚子なんとかあんみつもさっぱりしていて美味しかったが、クリスマスあんみつ華やかで楽しい。あんは苺餡かな。お店の人に「白蜜が入ってます」と言われたような気がしたし、ホワイトクリスマスなら白だろうし、味的には苺餡には白蜜が素直ではと思うのだが、黒蜜が入っていた。オンラインショップでも黒蜜とあるから黒が正解らしい。苺餡だいぶ甘酸っぱいからあえてこってり甘々の黒蜜なのかしらん。聖夜バージョンのあんみつだ。

読了した本を蔵書リストに登録する作業をしていて表紙を注視して気がついたんですけど――これ、タイトルの漢字フォント、欣喜堂の金陵書体じゃないですか…???カタカナの方は少なくともセットでついて来るフォントそのままじゃなさそうだけど…

金陵書体、明代の中国の刊本の文字を元にしている、私の最推し書体なんで、ぜひじっくり眺めてみてほしい…!
(私の水都百景録の二次創作本のタイトルや本文組んでいる書体です!!!)

次何を書くにしてもちょっと調べないと書けないや、になったので、注文している本が届くまでの間に雑文を書き始めた。自分、複数ペンネーム持ちなのだが、それぞれのペンネームでジェンダー・アイデンティティが結構違うということに気がついたので、ちょっと言葉で整理してみようかと。自分以外の誰かに意味のある文章になるかは分からんけど。

「海月」後書き語り(2/n) 

今回、書きながら「自分、もしかして固まらない茶碗蒸し作っちゃってる…?」とずっと心配だったが、一応固まっているのではないかと思えて来た。他の書き方はあると思うけど、この書き方だとこれ位の長さは必要だったのかも。

ちなみに今回事前に書いたメモは大体こんな感じ。プロットはなく、ほぼアイデア一発勝負だった。「笑府」で詩にも役人言葉を求めてしまって馬鹿にされている彼を馬鹿にしない書き方で書きたいという気持ちは最初からあった。
あとは4周年イベントを題材に書くことかとは自分でも思ったけど、江南/水都ならまあ全然ありだなと思って考えてみた「航海から帰って来ない人はどれぐらいいたのだろう」という疑問。『セルデンの中国地図』の著者ティモシー・ブルックの『フェルメールの帽子』によると、フェルメールの時代のオランダだと海外に行った人の3人に2人は帰ってこなかったらしいので(移住先に骨を埋めた人含むだけど)、15世紀前半の中国だとどうなのかと。宣徳帝が「あいつら暇してるから土木工事させとけ」と言った兵士の人数と軍団のフル定員の比率が大体1/2と1/3の間なのだけど、それを「帰国した兵士の人数」に援用できるのかは分からんしな…みたいなことをうだうだ考えたりはしていた。結局よく分からない。

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「海月」後書き語り(1/n)

江南百景図4周年イベントで来てくれた肖含珠ちゃん、可愛いけどまあ人間の女の子じゃなくて海の妖怪なんです感が端々に漂っていて、じゃあ本性は何だろうと考えながら書いていた。水陸どちらもOKなので魚ではなさそう、賢いけど一本気で突っ走ってしまう感じ、これは民話だとヘビだな…ウミヘビ? ウミヘビかも!と思いついてウミヘビについて調べてみたり。沖縄で捕まえて燻製にして食べたりするエラブウミヘビはおとなしいけど、毒はハブの何十倍も強くて噛まれると結構死ぬらしい。多分、ウミヘビの姿で船倉に潜んでいたところ、酒の肴にしようとする不届き者が捕まえようとするので怒ってシャーして大騒ぎになって見つかるのではないかと思う。

なお、キャラ紹介の性格のところにある「古霊精怪」という形容は小青ちゃんの説明にもある。水都の訳だと「聡明で勘が鋭い」とあるが、「小鬼」とか「小悪魔」みたいなニュアンスなんだろうか。

※画像は江南のキャラ紹介の該当箇所スクショ。肖含珠も小青も可愛いのでついでに落書きした。

🗒特別展「文永の役750年 Part1:海底に眠るモンゴル襲来―水中考古学の世界」@國學院大学博物館

元寇の沈没船に関する展示ということで、ちょうど沈没した船に乗っていた書記の話を書いていたので見て来た。何もかも参考にならないものはないありがたさだが、船の復元模型が特に助かる。碇がでかい。巻き上げ機多数。梶もでかい。元軍と言っても滅ぼされた南宋軍が編入されていたので実際は当時の江南の船らしい。「南宋は喫茶の文化が栄えていたから船の中でお茶飲んでた軍人もいたかもね」とか解説にあった。バラスト材やかまど用にレンガをたくさん積んでいたらしい。「てつはう」はほぼ当時のクラスター爆弾(中に陶器片とか入れたらしい)で大変恐ろしい感じ。極めて機能的なデザインの硯もあって「書記いるやん!」と興奮したけど、よく見ると割れているし、ここに沈んでいるということは使っていた人もここで亡くなってしまったのだろうな…と悲しくなった。

ちなみに常設展の方も考古と神道(を中心とした日本の宗教と民俗)の展示がすごく充実し、明治以降の皇室関係の展示もあって(國學院は有栖川宮家と密接な関係があったそう)、日本文化に興味のある外国人観光客に紹介しまくりたい感じの大学博物館だった。

museum.kokugakuin.ac.jp/specia

ドリアン臭い→消臭剤いるね→活性炭?!→活性炭ならヤシガラ活性炭だ!→でも棕影島だと炭作れなくない?→ヤシガラ自体にも消臭効果あるみたいだからとりあえず敷き詰めて帰ってもらって…
…ということで、この「ヤシ糠(ぬか)」って何だろうとずっと思っていたけど、多分ヤシガラのことだよね…?水都/江南ではどの部材に使うんだろ。

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✏️本日の進捗:ver.16→ver.17

ようやく登場!
繋がっているところは16000字くらい。ドリアン、最初は二次創作あるある単発くすぐりネタ以上のつもりは無かったけど、いつの間にか鄭和さんと村長さんの会話の重要ポイントになっていて、我ながらびっくりだ。

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✏️本日の進捗:ver.15→ver.16

繋がっているところは約14700字であまり進捗ないけれども、一部繋がりが悪いところはあれ最後まで話は繋がって来た。下書き部分が2000字弱あるので、17000字ぐらいになりそう。これまではレイヤー分けて描いていたのをレイヤー統合したところにさらに描き込むみたいな段階に入って来たから、しゃかりきにならずに無理せず行きたい。

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✏️本日の進捗:ver.14→ver.15

14200字。おまえが今日書くべきなのは原稿ではなくて年末調整の書類だと理性にさんざん言われたのに原稿を書いてしまったもうだめだ。年末調整の書類は明日の朝やる。(絶対むりフラグ)

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✏️本日の進捗:ver.13→ver.14

いつぞやの台風のように迷走して来て、13600字。次あたりで転から結に入るのだが、固まらない茶碗蒸しみたくなっている。たのむから固まってください…

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お気に入りのメモアプリのBear、iCloudで同期させるために課金していたのにある日突然デスクトップでは起動しなくなってしまい、泣く泣く他のメモアプリを使い始めて地味にストレスを溜めていたのだが、デスクトップのアプリをアップロードしたらまた使えるようになったので戻って来た。やっぱり使いやすい。ストレスのない創作ライフばんざい。安くない額のサブスクなので、せっかくだからこの機会にアイコンの色とテーマを変えてみた。かわいい。
bear.app

✏️本日の進捗:ver.11→ver.12

書くつもりがないのに気づくと12100字。相変わらず原稿用紙2枚ペースで文字が勝手に増えている。そろそろ〆に入るので、下書きしてから書く部分が増えてきた。

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✏️本日の進捗:ver.10→ver.11

気がつくと、隙間時間とか疲れてへばっている時にメモ帳に書き進めていて、11300字程度。原稿用紙2枚分ぐらいは書いているのか。「天下」と「あまねく」の並びどこかで見たな〜はなさんが鄭和さんについて天灯で言ってた(何なら自分も二次創作で書いた)やつか〜この話にはまだ鄭和さん登場してないけどな(ちゃんと出るのかな)とか思いながら書いていた。
この数日、膨らます予定じゃないところがすごい勢いで膨らんでどうしようかと思ったが、その部分は何とか無事に畳まれて来た。制御不能すぎて、餅焼く実況やっている気持ち。

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✏️本日の進捗:ver.9→ver.10

今日も書く予定の日ではなかったのに書き始めてしまって他の予定がずれまくり。文章が繋がっている部分は大体10500字ぐらいだが、今日書いた部分は登場人物との距離を詰めすぎてちょっと違う気がするので書き直すかもしれない。とりあえずは14000字での完結を目標にしてみましょうか。終わらんよう…(涙)ぱっとしないおっさんを書くのは楽しいです。

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✏️本日の進捗:ver.8→ver.9

今日は構想を練るだけのつもりだったのに、読み返した勢いで続きを書き始めてしまった。文章が繋がっている部分は大体8500字ぐらい。今回はもう、ぶっつけ本番で書くスタイルと諦めるしかない。作品としては完結しないと済まない感じになって来たけど、問題は私に書き上げる能力があるかどうか…(ぴえ)

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✏️本日の進捗:ver.7→ver.8

文章が繋がっている部分は大体7500字ぐらい。永遠に出て来ないんじゃないかと思っていたクロスオーバー要素が出せた。「気がつくとさっきよりうねりが高いですね」的な話なので起承転結もへったくれもないけど、次あたりから転調していくので、ここらで構成を練り直した方が良さそう…転を下書きなしに書くのはつらい。

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✏️本日の進捗:ver.6→ver.7

文章が繋がっている部分は大体6200字ぐらい。アドリブと言えば聞こえがいいが、行き当たりばったり勢いで書き続けるフェーズに入ってしまった。無事に書きたいあたりを掘れるのやら全然わからん。最初、この素材で一次で書くか二次で書くか迷ったほどなのでほぼオリジナルだし(後で一次でも書くと思う)。何とかなれ〜🪄

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✏️本日の進捗:ver.5→ver.6

文章が繋がっている部分は大体5000字弱ぐらい。ずっと雲を掴むような気分で書いていたが、何となく登場人物との距離感はつかめて来たような気がする。気がするだけでなく、実際そうであって欲しい…
取り敢えずシュロとココヤシとキリンの高さはぐぐった。ココヤシ背が高すぎ。

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しかし「長安三万里」、どうやっても「アニメ映画de楽しむ」とか「詩人たちの友情物語」とかのノリではないんだよな。この告知を見て、学習マンガみたいなノリを期待して来ると戸惑うのではないかと思う。弊社創立十周年の渾身の記念作品を見よ!な、「誰もが知ってる筈の歴史故事」を再解釈したバリバリの歴史大作なので…

(なお、今日見て来ましたが、日本語訳はもう少し頑張ってほしい。羅小黒戦記の初期字幕が許されたのは、元が中国語話者向け上映会のオマケ字幕だったからだぞの気持ち…)

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