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SNSと呼ばれるようなサービスを提供する企業がアクセシビリティーを軽視するというのは、その企業に選民思想みたいなものがあってで彼らが構築しようとしている「社会」からアクセシビリティーのニーズがある人を除外したいという明確な意志だという風に受け止めるべきだと最近は考えている。
それと分かった上でそういう社会で心地良く過ごしてる人たちはそこでよろしくやっててくれれば良いけど、そこから出て来ないで欲しいような気もする。
まあユーザーでそういう風な意識してる人なんてほとんどいないだろうけど。

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mixi2、アカウント作ってみた。
ma10が既に取られてたのに驚いた、というのはさておき、iOSアプリのアクセシビリティーひどすぎワロタ。
spanとdivだけで作られてるWebアプリみたいな感じ。VoiceOverがボタンとして認識するようなものはなにもないという。(笑)
当然あらゆるアイコンにラベルはない。
これがボタンだということが推測できれば、ほとんどのものはトリプルタップで押せるけど、ボタンかどうか、ましてや目的のボタンかどうかを推測するのはまあ無理。
たぶんもう使わないかな。

Max/なかね まさふみ さんがブースト

これは、あらゆる障害者が「不自由」と感じるものごとの本質なのだが、生活において健常者とは異なる「他者の手を借りなくてはならない」状況が何よりストレスなのだ。駅員にお声がけくださいとかスタッフがお手伝いします、とか、それはたしかに解決の手段で、健常者側からは数百人に一人の割合で発生するだけの業務かもしれないが、障害者本人にとっては、日常生活の一から十までが「他者の手を煩わせる」行動になってしまう。そのストレス、というのはもっと想像されてほしいと思う。

まあ障害当事者とのコミュニケーションを軽視している人は僕とのコミュニケーションも軽視するだろうから一緒にやりようはないわけだけどw

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世の中にはいろんな人がいるのは当然なので、そういう人の存在を否定するつもりはないけど、エイブリズムと自分は無縁だと思ってる人、自分の興味がなくなったらアクセシビリティーには取り組まなくなるかもしれないなんてことを明言しちゃう人、障害当事者とのコミュニケーションを軽視する人、そういう人と僕はアクセシビリティー関連のことを一緒にはやりたくない。

福岡のイベントに関連して、エイブリズムについて初めて触れた人、特に健常者は、健常者が加害者で障害者が被害者みたいな構図を思い浮かべるかもしれないし、実際そういう側面があるとは思うのだけど、実はそんなにことは単純じゃないと思う。
僕自身、エイブリズムに過剰適応したような部分が少なからずあるという自覚があって、結果としてまがいなりにも自分がマイノリティーの社会でやっていけている部分があると思ってる。
僕にはもちろん被害者的側面はあるけど、同時に加害者的側面もあって、やはり重い話として受け止めざるを得ない。
でもこれは、実は健常者でも同じことだと思っていて、他人ができることで自分にはできないということがある人(たぶん世の中のほとんどの人)は、みんなエイブリズムの被害者でもあるのだと思う。

なんかPVやるっていうからちょっと顔出すかな。

今日予定されていた案件が諸事情でなくなったので、とりあえず音声編集終わらせることに注力する。

職場の健康診断、今年はとうとう紙の問診票が廃止されて全部事前にWebで回答になってた。
今までも主要な部分はWebか紙かを選べたのだけど、今年はWebだけ。
さらに、これまでは紙しかなかった胃カメラの同意書+問診票も、紙派なくなってWebだけになってた。
これで僕が自分で手に負えないのは、オプション検査の申込書と検便の容器に日付とか氏名とかを書き込むというところだけになった。ただ、オプション検査は事前予約が必要なものはともかく、当日その場で書いてもらうこともできるし、検便のラベル記入も、書くべき事を覚えておけば、当日その場で何とかしてもらえるので、これは実はそんなに大きな問題ではない。
で、検便も、これまでは2本の容器のラベルの印字色で、どっちを先に使うかというのを区別する、というのが自分ではどうにもできなかったんだけど、去年からこれは生成AIの画像認識で確認できるようになった。
健康診断の問診票を代筆してもらうのって、若くて健康な時なら別になんともないことだけど、本当はできれば人には頼みたくないものだから、ここ数年のこの変化は、僕にとってはかなりインパクトが大きい。
こういう、マジョリティーの当たり前から取り残されてた人をすくい上げるのがアクセシビリティーなんだぜと言いたい。

ポッドキャスト5本、配信予約したのでもう今週はやりきったと言っても過言ではない(本業はどうした??)

遅ればせながら、録音してあったアトロクのエイブリズムの回を聴いた。
知らない取り組みが結構紹介されてて、自分のアクセシビリティー関連の感度が低くなってることを痛感した。
自分の興味の中心がアクセシビリティーだ、ということを言うのはそろそろ止めた方が良いんじゃないかという気がした。
ポッドキャスト: open.spotify.com/episode/0u4Bf
書き起こし前編: tbsradio.jp/articles/89147/
書き起こし後編: tbsradio.jp/articles/89163/

予定では、午前中の歯医者の予約の後、今日は音声編集をがんばって、今頃までには3本くらいは仕上がってるはずだったんだけど、これまでやったことは壮大な昼寝のみ。。。まずいよこれは。。。

あの会場に、Web関係の人、本当はもっと来てて良いと思うんだよな。

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というわけで、今年も「視覚障害者向け総合イベントサイトワールド」に3日間取材と称して行ってきた。
昔から視覚障害者向けの製品やサービスを提供してきた業者ももちろん多いけど、最近この分野に参入したとか、元々は視覚障害は特に関係ない分野の取り組みをしてたとかいう業者も年々増えてきている印象。
で、そういう後者のパターンの業者に話を聞くと、とにかく当事者のニーズを理解しようということに対して貪欲な姿勢が感じられることが多い。
元々開発していたものが実はちょっとの変更で視覚障害者にも利用できそうだということに気づいて参入してきたパターンもあれば、後発ではあるけど元々視覚障害者の利用を意識している場合もあるけど、いずれにしてもフィードバックを得るということをすごく重視している印象がある業者が多い。
サイトワールドで自社製品を売るために紹介する、という側面ももちろんあるけど、フィードバックを得ることがとにかく大事だと考えている感じ。アンケートちゃんと取ってるところもそこそこある。
そういうユーザー理解に対する貪欲さ、Webアクセシビリティーの世界でも昔は当たり前のことだったのだけどねぇ。

サイトワールドの取材で、今月分の体力は使い果たしました。と思ったけど、ここから音声編集マラソンが始まるので、そうも言ってられない。。。

ちなみに15:00頃の投票所、すごく人が少なかった。
いつももう少しいる印象なんだけど。。。

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投票行って帰ってきてから、なんか右足の裏が痛い。。。もしやこれは足底筋膜炎だろうか。。。

Webアクセシビリティー界隈のその意識の希薄さ(と僕には見えてる)が、要するに前の投稿で書いた「なにを目的にアクセシビリティーに取り組んでるんだろう」みたいな話の原因なんだろうなと思う。

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Webアクセシビリティー界隈には、実は "Nothing about us, without us" という言葉を意識しないどころか知らない人が多いのではないかと最近思うことが増えてきた。
それは、僕たち当事者がその言葉をそれほど大きな声で発していないからなのかもしれなくて、その意味では反省しないといけないなとは思う。

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