職場の健康診断、今年はとうとう紙の問診票が廃止されて全部事前にWebで回答になってた。
今までも主要な部分はWebか紙かを選べたのだけど、今年はWebだけ。
さらに、これまでは紙しかなかった胃カメラの同意書+問診票も、紙派なくなってWebだけになってた。
これで僕が自分で手に負えないのは、オプション検査の申込書と検便の容器に日付とか氏名とかを書き込むというところだけになった。ただ、オプション検査は事前予約が必要なものはともかく、当日その場で書いてもらうこともできるし、検便のラベル記入も、書くべき事を覚えておけば、当日その場で何とかしてもらえるので、これは実はそんなに大きな問題ではない。
で、検便も、これまでは2本の容器のラベルの印字色で、どっちを先に使うかというのを区別する、というのが自分ではどうにもできなかったんだけど、去年からこれは生成AIの画像認識で確認できるようになった。
健康診断の問診票を代筆してもらうのって、若くて健康な時なら別になんともないことだけど、本当はできれば人には頼みたくないものだから、ここ数年のこの変化は、僕にとってはかなりインパクトが大きい。
こういう、マジョリティーの当たり前から取り残されてた人をすくい上げるのがアクセシビリティーなんだぜと言いたい。

ポッドキャスト5本、配信予約したのでもう今週はやりきったと言っても過言ではない(本業はどうした??)

遅ればせながら、録音してあったアトロクのエイブリズムの回を聴いた。
知らない取り組みが結構紹介されてて、自分のアクセシビリティー関連の感度が低くなってることを痛感した。
自分の興味の中心がアクセシビリティーだ、ということを言うのはそろそろ止めた方が良いんじゃないかという気がした。
ポッドキャスト: open.spotify.com/episode/0u4Bf
書き起こし前編: tbsradio.jp/articles/89147/
書き起こし後編: tbsradio.jp/articles/89163/

@chuff_chuff09 @emim とりあえず日程決めちゃうのが良いのかな。
僕は平日も含めて比較的いつでも調整できる感じです。

@emim @chuff_chuff09 うまいものでも飲み食いしながら、こういうことも含めていろいろ話したいですね。

@emim @chuff_chuff09 いろいろ完全同意です。
僕の場合は、とにかくアクセシビリティーの改善を通して自分が生きやすい世界を作りたい、という一番の目標があって、それにつながることを、現状で一番効果的にできる場所でやれることをやる、という風に割り切っています。より効果的にできる場所や手段はおそらくあって、そういうチャンスが巡ってきたら迷わず飛び乗るつもりですが、今は現状が(不満はあるけど)現実的には一番力を出せる場所なんだと信じてやってる感じです。
そうやって数年間やってきた結果として、社内に味方が増えた感じがしていて、会社は変えられないかもしれないけど、その人たちが転職とかした時に、少しは考え方が広まったりするなんてこともあるだろうという期待もしていて、微力だけど社会の変化につなげられている、と思うことにしています。
まあ僕の場合は年齢的なこともあって、自分に対する評価とか若い時ほど気にしなくなってしまったというのも大きいとは思いますが。

@chuff_chuff09 @emim トップダウンでできるような状態というのは、確かに動きやすく良さそうなんですが、トップダウンでやるととりあえず基準満たせば良い、という形骸化したアクセシビリティーしか定着しないだろうという気がしています。
ボトムアップでやるのは、本当に時間もかかるし評価もされないし骨が折れることばかりだけど、本質的なアクセシビリティーを定着させるという意味ではトップダウンでやるより長期的な効果は大きいという気がしています。(あくまでも僕の経験から受けている印象に過ぎないので、そんなのはうちの会社だけかもしれないですが)
僕の場合は、アクセシビリティーの向上というところが実現できないなら自分の評価が上がってもあまり意味がないなと割り切ることにしたので、給料が下がらないようにする上で最低限必要なことは嫌でもやるけど、あとはその目標に合っているかどうかだけを気にするようにしています。
転職は常に考えていますが、今のところで数年かけてできた状況を、また別の所で作り直す覚悟はまだできず、そのその覚悟に値するなと思える会社が出てくるまでは、今の所で続けるのだろうなと思ってます。

予定では、午前中の歯医者の予約の後、今日は音声編集をがんばって、今頃までには3本くらいは仕上がってるはずだったんだけど、これまでやったことは壮大な昼寝のみ。。。まずいよこれは。。。

@chuff_chuff09 @emim アクセシビリティーで評価されるというのは、かなり珍しいケースなんだという気がしています。僕は今の職場で、自己評価と実際の評価が一致したことなんてほとんどなくて、まあそれでもほぼアクセシビリティーのことしかやってないのに首になってないだけましだと思ってやりたいことやってる感じです。
結果として、とりあえず徐々にアクセシビリティーに取り組むことの意義なんかを理解して、自分の裁量でやれる範囲のことをやってくれる人が増えてきている感覚はあるので、まあそれで良かろうということにしています。(そういう感覚になるのに数年かかりました)
かわいそうなのは、それなりに実装とかでアクセシビリティー関係がんばってくれてるエンジニアとかが、アクセシビリティー関連の取り組みについてはおそらくはさほど会社からは評価されていないだろうというところで、そこはどうにかしたいんですよね。

あの会場に、Web関係の人、本当はもっと来てて良いと思うんだよな。

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というわけで、今年も「視覚障害者向け総合イベントサイトワールド」に3日間取材と称して行ってきた。
昔から視覚障害者向けの製品やサービスを提供してきた業者ももちろん多いけど、最近この分野に参入したとか、元々は視覚障害は特に関係ない分野の取り組みをしてたとかいう業者も年々増えてきている印象。
で、そういう後者のパターンの業者に話を聞くと、とにかく当事者のニーズを理解しようということに対して貪欲な姿勢が感じられることが多い。
元々開発していたものが実はちょっとの変更で視覚障害者にも利用できそうだということに気づいて参入してきたパターンもあれば、後発ではあるけど元々視覚障害者の利用を意識している場合もあるけど、いずれにしてもフィードバックを得るということをすごく重視している印象がある業者が多い。
サイトワールドで自社製品を売るために紹介する、という側面ももちろんあるけど、フィードバックを得ることがとにかく大事だと考えている感じ。アンケートちゃんと取ってるところもそこそこある。
そういうユーザー理解に対する貪欲さ、Webアクセシビリティーの世界でも昔は当たり前のことだったのだけどねぇ。

サイトワールドの取材で、今月分の体力は使い果たしました。と思ったけど、ここから音声編集マラソンが始まるので、そうも言ってられない。。。

ちなみに15:00頃の投票所、すごく人が少なかった。
いつももう少しいる印象なんだけど。。。

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投票行って帰ってきてから、なんか右足の裏が痛い。。。もしやこれは足底筋膜炎だろうか。。。

Webアクセシビリティー界隈のその意識の希薄さ(と僕には見えてる)が、要するに前の投稿で書いた「なにを目的にアクセシビリティーに取り組んでるんだろう」みたいな話の原因なんだろうなと思う。

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Webアクセシビリティー界隈には、実は "Nothing about us, without us" という言葉を意識しないどころか知らない人が多いのではないかと最近思うことが増えてきた。
それは、僕たち当事者がその言葉をそれほど大きな声で発していないからなのかもしれなくて、その意味では反省しないといけないなとは思う。

つい出来心で久々にTwitter覗いてみたけど、Webアクセシビリティー界隈(コミュニティーというようなものではもうなくなっている印象)はもう僕がいる場所ではないなという気分になった。
何というか、何を目指してアクセシビリティーに取り組んでいるのかよく分からない人がすごく増えた感じがするし、そういう人たちがその界隈で有名人になったりしてて、さらにそういう人たちを増やしてるのかもしれないという印象。
でもそれは、「裾野を広げる」みたいなことを言ってアクセシビリティーがもたらすのは障害者への恩恵だけではないということを強調しすぎた僕らにも責任があるのだろう。
どうしたもんかね。
なんてことを昨今のTwitterで書いたら面倒なことになりそうだな。

某所でしゃべるのに当たって、事前に質問のリストというのがWordファイルで届いたので、これを1問1ページのスライドにして、それを見せながら質問に答える、という感じにすることにしたのは良いんだけど、コピペだけとはいえスライド作るの面倒だなあと思ったので、ChatGPTにWordファイル渡して、1問1ページで見やすく表示したpptx作って、って言ったらなんかそれっぽいのができてきた。。。もし僕が自分でやったら10分くらいはかかると思うんだけど、ChatGPTは30秒くらいで完成させてた。
見た目がどうかは知らないけど、少なくとも内容に抜け漏れがないことは確認したので、あとはこれをいつも自分で作ったスライドを使う時と同様、誰かに確認してもらって見た目を調整してもらえば完成。
楽すぎた。

時々Facebook見ることがあるんだけど、そうすると、何というか、昔は物理的にも心理的にも近い所にいた人たちは、ほとんどみんなどこか、物理的だったり心理的だったり、あるいはその両方だったりで、随分遠い所に行ってしまったんだなあと思うことがある。
それはもちろん彼らが動き続けているという面と、僕も動き続けてるという面の両方があってのことだと思うのだけど、でも彼らから見ると僕はもう昔のままの場所に止まってしまっているように見えるのかもしれないなあなんて思う。
実際僕は同じようなことをやり続けていて、結果と言えるようなものは何も生み出していないわけで、自分でも夢の中で走っているような、つまり走っても走っても進まないだったり、走ろうとしても全然スピードが出ないだったり足がもつれるだったり、みたいな感覚がある。
そろそろ別の世界に目を向けるべき時期なのかもしれない。

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