大阪にある海外コミックスのブックカフェ、書肆喫茶moriさんが刊行されている海外マンガ情報誌『漫海』Vol.4(編集は書肆喫茶moriさん&げそにんちゃんさん)に書評を寄稿しました。刊行は先月です。台湾のアーティスト、A ee miのジェンダーSF『Platonic Love』(Paradice System、2023※繁体字からの英訳)について、鈴木賢『台湾同性婚法の誕生 アジアLGBTQ+燈台への歴程』(日本評論社)などと絡めた文章を寄稿しています。『Platonic Love』英語版はブックギャラリーポポタムさんの通販などで購入できます。いまこの時代に、多くの人に読まれてほしい秀作です。
https://popotame.com/items/64422eb5029af1002c15a118
独立出版『inch magazine』さんの海外短編翻訳企画PocketStoriesの02が出ます。
パク・ヘウル『この星を離れた種族』(廣岡孝弥訳, 2024.11.30発売予定)
韓国の新進SF作家の環境問題に抗う短編ひとつ、ユーモラスな掌編ひとつを収録。
私は解説を寄稿しています。作品・作家の紹介は廣岡さんが担当していて、私は近年話題のCli-fiやソーラーパンクとは何か、SFでどのように環境問題が扱われてきたかを1950年代からふりかえって書いています。
https://www.instagram.com/p/DCMZo90SEU3/?igsh=dWk5d25vaTBtZnM3
BT ブッカー賞を獲ったOrbital, 文学フリマ東京で販売される文芸誌『jem』さんがちょうどレビューを掲載予定ですね
>《未訳作レビュー》Samantha Harvey Orbital
https://note.com/jem_site/n/n3cc9e7d8744d
noteに創刊号の執筆者略歴を公開しました!目次とあわせてご覧ください。https://note.com/jem_site/n/n0e7d2a9f966f
ようやく情報公開いたします!来たる12/1(日)、『jem』の創刊号を刊行します。文学フリマ東京39で初頒布、ブースは「つ-11 (西3・4ホール)」今回の特集は「未来視する女性作家たち」、また小特集として「東方幻想の世界」。note上で目次を公開しました。 #文学フリマ東京 https://note.com/jem_site/n/n3cc9e7d8744d
こんなに違う!日本とモンゴルの流鏑馬 両国の競演は「最初で最後でしょう」 福岡市の神社で披露
https://www.youtube.com/watch?v=Uz3F1QaxQoA
いやこれは凄いな……。
元寇から750年の記念に、こんな行事があるのも凄い。
こういう平和な世界であってほしい。
グルメファンタジー「皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅」15話掲載期間があと4日になりました。
15話で皇帝陛下御一行様はついに和食の世界へ。
サブタイは「フリットのフルコースとしめの『てんどん』」
マーカスが生まれて初めて天ぷらを食べるシーンをどうぞ。なお、マーカスはこの時点では「天ぷら」を知らないのでフリットの一種と思っています。
https://www.shinshokan.com/nwings/comic/title07.html
竹書房がSF短編集フェア!(小冊子『美味なる星々へのガイド』配布)
リンク先に参加書店リスト有り。
https://www.takeshobo.co.jp/sp/fair/sf_fair2024/
作品社のnoteで連載がはじまります。言語実験的なSF作品の分析&紹介の記事です。初回はハーラン・エリスン。
【連載#1】サイエンス・フィクションのなかの言語実験たち(鯨井久志) 第1回 ハーラン・エリスン |作品社 https://note.com/sakuhinsha/n/nc293736c1b37
出まーす。ちょっと(だいぶ)遠いですが、お近くの方いればぜひぜひ https://www.cea.fr/paris-saclay/Pages/Actualites/Agenda/2024/Imaginer-le-futur-avec-la-science-fiction.aspx
森永のマリービスケットに似たビスケットを海外で見かける度に不思議に思っていたら、これがオリジナルと判明。
マリア・アレクサンドロヴナ大公女とエディンバラ公の婚礼時に英国で作られたビスケットらしい。
婚礼から50年後、なんの縁もない日本で売り出されたマリービスケット。おいしいよね。モグモグ
10月25日発売のSFマガジンは、鯨井が監修をつとめた〈ラテンアメリカSF特集〉号です。
ラテンアメリカ文学研究者・翻訳家で早稲田大学教授の寺尾隆吉氏へのインタビュー、三島芳治「児玉まりあ文学集成 出張版」(!!)(なんとまるまる一篇分描き下ろしです)、SFファンに薦めたいラテンアメリカ文学ブックガイド(28作品)、井上知さんによる最新スペイン語圏SF紹介コラムなど盛りだくさん。
それに加えて、シオドラ・ゴスのボルヘスオマージュ奇想短編や、短編“Soñarán en el jardín” でティプトリー賞(現アザーワイズ賞)を、英訳短編集 "They Will Dream in the Garden"(2023) でシャーリイ・ジャクスン賞を獲得したメキシコ人作家 ガブリエラ・ダミアン・ミラベーテの初邦訳となる短編も掲載!
特集外ですが、劉慈欣の短編(大森望訳)や、今月末に初邦訳長編『無限病院』(山田和子訳、早川書房)が刊行される中国SF四天王の一角・韓松の短編(鯨井久志訳)(!)も載ります。
SFファンの方もラテンアメリカ文学ファンの方も楽しんでいただける号になりました! ぜひお買い求めください。
短編のあらすじとか、詳細はブログ記事に書きました。
SFマガジン2024年12月号は「ラテンアメリカSF特集 監修=鯨井久志」!! - 機械仕掛けの鯨が https://hanfpen.hatenablog.com/entry/2024/10/18/163810
本日より第45回日本SF大賞のエントリーが開始されました。
日本SF大賞はエントリーされた作品だけが選考対象になるため、どんな優れた作品でもエントリーがなければそもそも選ばれることがありません。推し作品がある方は、気軽にどんどんエントリーしてください。
(私も早速エントリーしました)
「でも日本SF大賞のエントリーって、推薦文を書かなきゃいけないんでしょ? ちょっとハードル高くて」と思われるかもしれませんが、なに、「この作品のここがいいんですよいいからさっさと手に取ってくださいよ!」という貴方の思いをそのまま書けば良いのです!(少なくとも私はそうしています)
日本SF大賞へのエントリーはどなたでも可能です。また、対象期間中に発表されたものであれば、ジャンルやメディアにとらわれません。推しの作家や作品がある方は絶好の布教のチャンスと考えて、どんどんエントリーしてください!
https://sfwj.jp/japan-sf-grand-prize/45th-japan-sf-grand-prize-guidelines/