森永のマリービスケットに似たビスケットを海外で見かける度に不思議に思っていたら、これがオリジナルと判明。
マリア・アレクサンドロヴナ大公女とエディンバラ公の婚礼時に英国で作られたビスケットらしい。
婚礼から50年後、なんの縁もない日本で売り出されたマリービスケット。おいしいよね。モグモグ
10月25日発売のSFマガジンは、鯨井が監修をつとめた〈ラテンアメリカSF特集〉号です。
ラテンアメリカ文学研究者・翻訳家で早稲田大学教授の寺尾隆吉氏へのインタビュー、三島芳治「児玉まりあ文学集成 出張版」(!!)(なんとまるまる一篇分描き下ろしです)、SFファンに薦めたいラテンアメリカ文学ブックガイド(28作品)、井上知さんによる最新スペイン語圏SF紹介コラムなど盛りだくさん。
それに加えて、シオドラ・ゴスのボルヘスオマージュ奇想短編や、短編“Soñarán en el jardín” でティプトリー賞(現アザーワイズ賞)を、英訳短編集 "They Will Dream in the Garden"(2023) でシャーリイ・ジャクスン賞を獲得したメキシコ人作家 ガブリエラ・ダミアン・ミラベーテの初邦訳となる短編も掲載!
特集外ですが、劉慈欣の短編(大森望訳)や、今月末に初邦訳長編『無限病院』(山田和子訳、早川書房)が刊行される中国SF四天王の一角・韓松の短編(鯨井久志訳)(!)も載ります。
SFファンの方もラテンアメリカ文学ファンの方も楽しんでいただける号になりました! ぜひお買い求めください。
短編のあらすじとか、詳細はブログ記事に書きました。
SFマガジン2024年12月号は「ラテンアメリカSF特集 監修=鯨井久志」!! - 機械仕掛けの鯨が https://hanfpen.hatenablog.com/entry/2024/10/18/163810
本日より第45回日本SF大賞のエントリーが開始されました。
日本SF大賞はエントリーされた作品だけが選考対象になるため、どんな優れた作品でもエントリーがなければそもそも選ばれることがありません。推し作品がある方は、気軽にどんどんエントリーしてください。
(私も早速エントリーしました)
「でも日本SF大賞のエントリーって、推薦文を書かなきゃいけないんでしょ? ちょっとハードル高くて」と思われるかもしれませんが、なに、「この作品のここがいいんですよいいからさっさと手に取ってくださいよ!」という貴方の思いをそのまま書けば良いのです!(少なくとも私はそうしています)
日本SF大賞へのエントリーはどなたでも可能です。また、対象期間中に発表されたものであれば、ジャンルやメディアにとらわれません。推しの作家や作品がある方は絶好の布教のチャンスと考えて、どんどんエントリーしてください!
https://sfwj.jp/japan-sf-grand-prize/45th-japan-sf-grand-prize-guidelines/
なお、久々の単著をこの機に乗じて宣伝しておくと、拙作も対象期間中の発表ですのでエントリー可能です。
ジュブナイル・サイエンス・ファンタジー、未読の方はこの機会に是非。
https://note.com/shueishabunko/n/n14acea125e87
ということで本日あと1時間ちょっとで日本SF作家クラブの会長を退任します。次年度は井上雅彦さんです!そしてそして、SF大賞の投票が明日から始まりますので、みなさまどうぞ、投稿お願いいたします。どんなに素晴らしい作品でも、まずエントリーされなければ受賞しません https://x.com/SFawardentry/status/1840709310676156434
DIC川村記念美術館、休館を2カ月延期 来館者数5倍で - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC305XV0Q4A930C2000000/
11月27日(水)に小学館から刊行する新しい紙の文芸誌『GOAT(ゴート)』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002841.000013640.html
補足するとイタリア人SF編集者のフランチェスコ・ヴァルソさんは世界SFのレーベルをやっていて、マジで世界各地のSFをイタリア語&英語で出しています。
今回の公募では、既刊や近刊予定の言語圏を中心に投稿を受け付けるのだと思います。
(お名前に見覚えがあります? 『ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス』(竹書房文庫)の編者のお一人ですよ)
https://www.futurefiction.org/?lang=en
B Labの石戸さん、ムーンショット南澤PJ代表の南澤さん、作家の近藤銀河さん、津久井五月さんと以下のイベントに出ます。私、近藤さん、津久井さんは、日本SF作家クラブ編の「SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて」の参加者でもあります /【トークイベント】ちょもろーアカデミア「超未来学!〜ニューロダイバーシティ視点から考える未来〜」10月13日開催決定! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000126992.html @PRTIMES_JPより
創立70周年の東京創元社が擁する翻訳ミステリの名門レーベル・創元推理文庫の魅力とは? 現役編集者3名に聞く、長い歴史の中で生まれた傑作群║Real Sound|リアルサウンド ブック
https://realsound.jp/book/2024/09/post-1771199.html
イーディス・ウォートン『ビロードの耳あて』(国書刊行会)書影が出ました。買ってください。 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076571/
皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅、15話アップされました。レディ・ウィニフレッドから聞いたエクスプレス・ポータルで未知の世界トーエイに渡った皇帝陛下御一行様が食べたのは……
サブタイは「フリットのフルコースとしめの『てんどん』」
https://www.shinshokan.com/nwings/comic/title07.html
皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅、15話公開されました。
レディ・ウィニフレッドから聞いたエクスプレス・ポータルで未知の世界トーエイに渡った皇帝陛下御一行様が食べたのは……
サブタイは「フリットのフルコースとしめの『てんどん』」
https://www.shinshokan.com/nwings/comic/title07.html
NHK文化センター(大阪・梅田)で、10月から北野勇作氏の100文字小説講座が開講されるそうです。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1299990.html?s=09
書きましたん。好きな奇想短篇の話。
狂気の沙汰か、SFか!? 海外奇想短編10選 - 機械仕掛けの鯨が https://hanfpen.hatenablog.com/entry/2024/08/26/225033
【トークイベント】
内容:李琴峰『言霊の幸う国で』(筑摩書房)刊行記念
登壇者:李琴峰、桜庭一樹
日時:8/27(火)19:30~21:00
場所:本と珈琲の店 UNITÉ(最寄駅は東京の三鷹駅)
参加費:税込1980円(オンライン、1ヶ月のアーカイブあり)
https://unite-books.shop/items/66b31cca8fd887002af33bc2
【オンライン読書会】
書籍:李琴峰『言霊の幸う国で』(筑摩書房)
日時:8/29 19:00~
参加費:1000円(アーカイブ有、日本語字幕付)
ファシリテーター:水上文
一緒に読む人:桜庭一樹、山崎ナオコーラ
司会:松尾亜紀子(エトセトラブックス)
https://peatix.com/event/4102222