なぜ科学ではなく個人の、社会の問題なのか。それは、「何が起こるか」を科学的・実証的に検証するには数十年の時を経てみないと分からないからです。科学の言葉を借りるなら、低レベル放射性物質を「無視してよい誤差」と見る楽観論が立場Aであり、「未知のリスク」と考える慎重論が立場Bです。
日本政府は立場Aです。「非常に低レベルの放射性物質であるALPS処理水を太平洋に放出することには問題がない、とIAEAがお墨付きを与えた」という立場です。英国、米国、イタリアなどの政府は基本的にはこの立場を支持しています。
一方、立場Bで「非常に低レベルの放射性物質であっても、予防原則に基づき環境放出はぎりぎりまで避けるべきである」と考える人々も多い。国連の特別報告者らは「ALPS処理水の放出は人権へのリスク」と警告しました。太平洋の島嶼国では反対運動が起こっています。ドイツの環境大臣はALPS処理水放出に「強く批判」するコメントを出しました。中国も反対する立場です。ハワイ大学マノア校の海洋生物学者であるロバート・リッチモンドは「Nature」誌やBBCの取材で「ALPS処理水の安全性は証明されていない」「汚染の解決策としての希釈は誤りと証明されている」と述べています。
(続く
■ご注意:controversialな話題です。
福島第1原発のALPS処理水放出をめぐる議論を追いかけるうちに、低レベル放射性物質をめぐる議論は、今後数十年の禍根を残すのではないか、と思うようになりました。
2011年の福島第1原発事故では、水素爆発により大量の放射性物質が環境中に放出されました。関東でも放射線量は上昇し、多くの人々が不安を感じていました。当方は、Twitterの早野龍五先生の自主的な線量測定の情報発信を見て、ぎりぎりで「済んでいる場所の線量はICRP(国際放射線防護委員会)勧告の範囲内に収まりそうだ」という見通しを得て、なんとか心の平和を得ました。しかし、納得できなかった人も多かったことでしょう。
そして、今なお続いているのが低レベル放射性物質のリスクをめぐる問題です。
2つの立場があります。立場Aは、ICRP勧告の範囲内の非常に少ない線量なら何も心配はないと考える立場(いわゆる「閾値あり」)。立場Bは、低レベル放射性物質であっても極力避ける方が良いと考える立場。人々がどちらの立場に立つか、これは単に科学の問題ではなく、個人の選択、社会的な合意の問題です。(続く
西武労組のストライキについての報道で、昨日 7時のNHKニュースは<旗艦店の西武池袋本店がある池袋駅前で客などに話を聞きました>と街頭インタビューを挿んていた。
①男子大学生「ふだんからよく来ているので、もし休業となったらさみしいです。穏便に終わってくれたらと期待しています」
②女子大学生「池袋はおもちゃなどが充実しているので、もし休業したら困ります」
③60代の会社員の女性は「経営側と組合側のそれぞれに考えていることはあると思いますが、客が置いてきぼりだなという気持ちです」
しかし私には、顧客優先、ストは迷惑、という先入観を、視聴者に植えつけているように思えた。
「穏便に・困る・・客が置いてきぼり」とストライキに至った背景をよく知らないであろう街の声を三人拾って、並べてみせる報道は恣意的としかいいようがない。かりに百貨店がストライキを決行したとして、誰がどう迷惑するというのだ。
ストライキは労働者の権利である。ネガティヴな見方を一般化しないでもらいたい。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014176631000.html
このタグ見るとこえぇよ。もうめちゃくちゃ怒ってるよ。世界が
#FukushimaWaterRelease
>◎怒っていいし、諦めなくていい
私たちは、このような実態をただ「ひどい社会だ」と絶望したり、「大変な人もいる」と流してしまうのではなく、「こんなことは当たり前じゃない」と声を上げたいと思っています。コロナも、物価高騰も、気候変動も、困窮する人たち自身が原因では無いことによって、生活や家計が圧迫されているのです。一方で、東北電力などの電力会社は、この間の値上げで赤字を解消するばかりか、莫大な黒字を出しています。大企業が儲けるための値上げによって市民の生活が脅かされているという、全く正当性のない状況がまかり通ってしまっています。
しかし、相談者の人たちと電話などで話していて思うのは、「自分が会社でうまくやっていけないから悪い」「もっと先を見通してやりくりしていれば」と、自分を責めたり、困窮していることを情けなく思う人がとても多いです。食料をもらうことや、生活保護を受けることが恥ずかしいことのように思わされてしまうのが今の社会なのだと思います。本来は、食べることや、快適で安心できる家があることは、その人がどんな属性を持っていてどんな事情があったとしても、守られなければならない権利です。<
>電気代を気にしてエアコンがつけられなかったり、家賃が払えないという不安を抱えたりと、「安心して快適に住める住まい」を得るということが脅かされています。相談者の中には、家具や調理器具を片っ端から売ってなんとか生活費の足しにしているという人も少なくありません。このように、生活に必要なものが揃っておらず、安心して暮らせない家というのは、家としての機能を果たしているとは言えないという意味で広義の「ホームレス*」と言えるのではないでしょうか。
*日本のホームレス概念は非常に狭く限定されており、路上や駅舎で生活する人だけを指すことがほとんどですが、イギリスの住宅法では、家庭内暴力を受けていたり緊急事態のために施設に住んでいる人などもホームレスとして定義されます。さらに、不良な住環境であったり、基本設備のない家もホームレスに含むとするヨーロッパの非営利団体もあります。<
フードバンク仙台による最近の分析報告
https://foodbanksendai.com/news/20230828/
>また、最近の猛暑により熱中症による死亡者数・搬送される人の数が増えており、電気代滞納世帯の多いフードバンク利用者ではより一層そのリスクは大きいと言えます。しかし一方で、「お金がなくて病院に行けていない」という回答が138件にも上りました。栄養不足や熱中症により体調を崩しても、今度はそれを治療するお金がないという状況が容易に起こり得てしまいます。後で見るように、実際に相談者の方の中には、不調があるのに病院に行けないという危険な状態にある人が少なからずいます。<
BTs。例によってまったく文脈がわからないので、たまたま流れてきた隠岐さんのポストと森さんのポストが同じところから出てきているのかどうかもわからないというか、むしろ相互に全然別文脈なのではないかと思うし、それぞれの見解にものすごく納得できる文脈というのをなんとなく想像できるようにも思うのだけれども、それはそれとして、「SNSで間違ったことを言ってはいけない」「誤りを許す」みたいなの、結局のところ、どのような「間違い」をどのくらいの頻度で誰に対して言うのであればOKなのかとか、どの誤りをどのタイミングで誰が許すのかとか、なんなら「そういう規範を内面化するのは良くない」なり「誤りを安易に許すな」なりのその段階の規範がどこから誰に対して示されるのかとか、「ケースバイケースですよね…」としか言いようのない話にならざるを得ない気もしている。
特に旧Twitterなんかで「環境問題は先進国の意識高い金持ちの道楽」「余裕があるから環境問題の話ができる」みたいな言説を目にすることがあったけど、これって物凄く傲慢な考えだよ。
気候変動が特に顕著だけど、環境破壊が猛威を振るっている国・地域多くは「途上国」と呼ばれるグローバルサウスで、それ加えて戦争と同じく弱い人ほど被害を受けやすい構造になっている。故に、「途上国」の特に若者ほど気候変動に危機感を感じ、環境破壊に反対している。なのに、まるで環境破壊反対を主張しているのは「余裕がある人々」だけであかのように主張するのは、全く何も分かっていないし、現に気候変動を始めとした環境破壊によっ苦しみ、それに抗議している人々への冒涜だ。
メンクリ行けない人への蔑視?に対するボヤキ
精神科や心療内科の利用者が不要なスティグマを背負わされるのは、社会に根を張った差別構造と、そこから醸成される差別意識を多くの人が抱えていることが原因だし、問題解決のために国や自治体が積極的に動いてくれることも少なく、結果医療の質もまったく十分なものではないという事実が残念ながらこの国にはあるわけで。
そして構造的な問題として、それらの問題は他のあらゆる問題と同様に地方ではより深刻だろうと思われる。
差別はこういう構造上の問題が大きいにも関わらず、よりにもよって今まさに苦しみの中にいて医療を必要としてる当人の差別意識に全責任を押し付けるのってものすごく暴力的で追い詰める行為だと思うのだけど。
しかも原因が本当に差別意識なのかどうかは不明瞭の単なる決めつけという。何重にも失礼で侮辱的。
メンクリ行けない人への蔑視?に対するボヤキ
医者にかかりたい大きな原因が強い人間不信・対人恐怖なのもあって、市内の病院の情報を何度も何度も調べてはその度に恐怖で固まるというジレンマの苦しみをもう何年も繰り返してる。
頑張って困り事をまとめたメモを作ったり、脳内シミュレーションしてみたりとかいろいろやってるけど、今のところ全然無理。いっそ家族か誰かに無理やり連れていかれたいとすら思ってるけど、家族はおれの状態に基本無関心だし。
そうして悪化してさらに行きにくくなっていく。
すでに通い慣れてる人は 何をそんなに迷うんだ? と思うかもしれないけど、みんな暮らしている環境も、医療を必要としている病状も、それを抱えている年数もバラバラなのに、勝手な思い込みで 行けずにいる人はこういう人だ なんて決めつけられたくない。
メンクリ行けない人への蔑視?に対するボヤキ
あなたが精神科や心療内科に行けないのは差別心のせいだ、そうでないというのなら足を運んでそのことを証明してみせろ(要約)
という雑で乱暴な投稿が目にとまって、苦痛のあまりまとまりのない言葉が瞬く間にぶわーっと浮かんでぜんぶ消えてった。
他の人のことは分からないけど、おれが苦しみを抱えつつもメンタルの病院に行けないのは"病院"ではなく医者が怖い(解決するどころかさらに追い詰められる事例も残念ながらある+ジェンダーギャップの問題+過去のドクハラ)からだし、都市部じゃないからそもそも病院の数自体が極端に少なく、合わなくても簡単には変えられず、今おれが通えそうな距離にあるところはどこもレビュー☆3未満かつ内容もお察しで、とてもじゃないけど今の精神状態では軽い気持ちでチャレンジできない。
Threadsは機能が足りないとか、Mastodonは難しくてよく分からんとか、オタ活には旧Twitterが必要だとか、宣伝やマーケティングのためにはユーザ数の多い旧Twitterを手放せないとか、どれもよく分かるけれど、旧Twitterを使い続けることの弊害のほうも考えてくれよと思ったりする。
たぶんものすごく今さらな気づきだと思うけど、旧Twitter、ウェブなどでログインせずに特定のユーザーのページを閲覧すると時系列順ではなく人気順(?)でツイートが表示されるようになったのか……?
ソシャゲの攻略wikiに埋め込みしてある公式アカウントが数ヶ月前のツイートがトップになってて、管理人さん失踪したんかと思ってビビった。
ログインしたらちゃんと最近も更新してるのが分かったけども、何だこれ……最新の書き込みが表示されないなら埋め込みの意味まったくない。埋め込みする人って最新のお知らせなどがその場ですぐ見られるようにやってる場合が多いだろうに。
数ヶ月前、数年前とかの人気ツイートをトップに出されてもさ。知らんがなっていう。
She/her 🏳️🌈🏳️⚧️クィアでオタクなフェミニスト|簡易プロフと好きな作品リスト▶︎ https://lit.link/hac0521 |自分用の絵タグ⇒ #蟒蛇絵|主な居場所▶︎https://sizu.me/uwabami