■東京都知事選挙初日、新宿駅東南口での蓮舫さんの演説。
これまで、人のことは家族が面倒を見て当たり前だ、自己責任だと言われてきた。しかしそういうことを言う今までの政治は、介護と育児のダブルケアをしなければならない人たちのことを見てきたのか。大学に行くために借りなければならない奨学金の平均額も310万円にもなっている。これは「あなたが自分でもっと頑張ればいいじゃない」で切り捨てていい問題じゃない。
そろそろ政治が気付くべきだ、変わるべきだと思ったから、蓮舫さんは東京都知事選挙に立候補している。
個人に大きすぎる負担を背負わせる改革ではなく、人に手厚い行政改革を進めていく。
再開発の問題にしても、今の神宮外苑の環境、緑、木々を守ってほしいという願いを十分に反映せず、事業者からの説明も不十分なまま、都庁も情報も十分に公開せずブラックボックスのまま進められようとしている。このような都政の不透明体質は変えないといけない。都民の声が届く東京都政に。
■東京都知事選挙初日、新宿駅東南口での蓮舫さんの演説会です。
東京都の出生率は0.99、人口を維持できる水準の半分以下だ。
根本的な原因に目を向ける必要がある。
子どもが減っている最大の理由は、経済的に不安定で生活が厳しい若者が増え、結婚する人も減っていることだ。
この東京には光と影がある。
小池さんは光に光を当てるのが得意だ。
蓮舫は影に光を当てていく。
若者の手取りが増える政策を実施する。
正規雇用を非正規雇用に変えるのが改革だという間違った感覚を終わらせる。不安定雇用を増やして生活を良くすることはできない。
病院や学校ではたらく人たちがなぜ1年契約の不安定雇用なのか。まずは東京都から正規雇用への転換を進めていく。
本は読まない、映画も見ない、歩く姿は百合の花。