過去に何度か同様の発言をしていますが、わたし、いまの国連事務総長のグテーレスさんのことはとても信頼しているし、応援もしています。
ヨーロッパのトラディショナルな社民系の政治家としてとても骨のある人だと思うし、イスラエルの蛮行にも抗議と抵抗を続けているし。
(本邦本意の甘ったれた発言であることは自覚しているが)グテーレスさんなら、台湾有事や極東有事が起こったとき、あるいは、本邦においてファシズム(ネトウヨイズム)が暴走して水晶の夜みたいなことが起こったときに、その解決のために尽力し、国内難民にも手を差し伸べてくれそうだから。
本当に甘ったれた発言だとは自分でも思うが、国連とその骨のある事務総長しか頼る先がなさそうなくらいには、トランプ勝利と兵庫県知事選の結果には戦慄しています。どうやってこの島で正気を保ったまま細々と生きていけばよいのか、最近はそんなことばかりずっと煩悶しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241010/k10014606011000.html
切り立った峰を一歩一歩進みながら、両側から吹きつける突風にも負けず、我こそは右でも左でもない普通の日本人である…と夢想しながら、山の下の歓楽街で気持ちよくうたたねしてるのでしょうね。
そうだ選挙の話だった。武蔵野市と言っても広いのだけど、現金を介してしか地域と繋がらないとか教育なんか含む生活の質の問題も全て現金で解決せざるを得ない層(含むわたし)にとってはあまり地域での繋がり、生活向上を訴えても響かないのだろうと思う。まして昼間は地元にいないのだし。
お金配ります、駅ビル、タワマン、再開発、企業を誘致してその税収を財源にして皆さんの税金は減らします、みたいな。繋がりなくても安全に生きられる様にしてくれる方が嬉しい。
で他所から現れるシュッとした候補者はそこを突いてくる。街の保全、住民の繋がり重視、再開発拒否というのはなるほど地縁と繋がって変化を拒む“既得権益”なわけ。
これは杉並区、西荻窪地区も他人事とは言えない。
武蔵野市は一時マンション新住民が急激に増えて吉祥寺ヨドバシの客層なんかは裕福そうなベビーカー押した若いご夫婦だらけになったことがある。若者の街から元若者の街になった。商店街を歩いてる人の層が劇的に変化した。他所から吉祥寺に客として来てた裕福な若者が吉祥寺に移り住んで子育て始めたのかなと。それが20年から10年くらい前かなあ。
今その人たちが残ってる様には見えなくて、残ってても当時ほど余裕のある暮らしはしてなさそうで、人の入れ替えは止まってファミリー層の人出は目に見えて減って、でも若者がやってる若者の店とか若い客が戻ってきてるかと言ったらそんなことなくて、アイデンティティを失ってる様に見えるんだよね。埼玉の大宮とかに近づいてる気がする。
相対的にテナント料が高くて契約が長期なので気軽にお店を出せない、賃貸も高くて流入する人の種類が限定されるので文化圏を作れないというのが例えば高円寺、阿佐ケ谷、西荻窪との違いとして明確になってる。
本は読まない、映画も見ない、歩く姿は百合の花。