宮澤伊織『裏世界ピクニック4 裏世界夜行』
そろそろ空魚の過去の話に迫ってくる。と同時に百合要素もアクセルを踏み込んでくる。
温泉で「おっぱいかわいいね……」なんて言う??
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新原浩朗『組織の経済学のフロンティアと日本の企業組織』
経産省の現役官僚が書いた本。著者名で調べるとあれやこれやの話が出てきて、やたら研究者の所属を書くとか、ノーベル経済学賞受賞者との会話を挟むとか、たしかに自己顕示欲が高そうとは思うものの、それこそが通産官僚っぽさなのでしょうか。
中身は類書がなく素晴らしい。ただモデルが重いのでさらっと目を通してあとは必要なときに辞書的に使うのがよさそう。
現実の企業を分析したB章は、最初のシャープの液晶テレビの分析が鮮やかすぎて、他がちょっと色褪せているような。経済学を持ち出さなくても説明できるのでは? というツッコミが有り得そう。
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https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/12/14/00564/
『裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ』
Amazonのレビューでも書かれているが、最初の大きな山場である。空魚の過去が壮絶すぎて社食で読んでいる間わたしの表情が無になっていた気がする。
アニメ版だとこの話のかなり手前で終わっていたらしい。メインディッシュにありつけないようなものでは……。
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牧原出『権力移行』
正直読みづらい。というのも、主張が行ったり来たりで何が言いたい結論なのかが分かりづらいからである。
個人的に気になったのは、定期的な政権交代があることが望ましいという価値判断を前提としつつ、政権交代のコストを最小化するための方策を提示しているのだが、コストをかけてまで政権交代をすべき(=一党優位政党制の下で権力以上を繰り返すのは望ましくない)かどうかは自明ではないからちゃんと根拠を書くべきだったのでは。この本が出たタイミングが民主党→自民党の政権交代直後で、有権者の多くが自民党以外に政権担当能力はないとみなしていた時期だからこそ。
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『裏世界ピクニック2』
起承転結の承という感じ。ここまで来たら最新刊まで一気読みするかな。
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待鳥聡史『政党システムと政党組織』
古典的なマクロ政党理論から70年代以降のアメリカ流ミクロ的基礎付け、さらにミクロとマクロを接合する最新の研究まで手際よくまとまつつ、後半では日本の政党に関する研究をその流れに位置付けて紹介する本。恐ろしく密度が高くて正直なところ消化不良になってしまった。本来はゼミなどで参考文献をいくつかピックアップして輪読するのだろう。
余談だが、「ミクロ的基礎付け」という言葉をマクロ経済学以外で目にするのは初めてだ。いかにもアメリカっぽいというか。
國貞克則『財務3表一体理解法』
投げ売りされていた旧版を読んだ。来月から経理部に異動することになってめちゃめちゃ焦ってます……。
内容自体は奇をてらったものではなく正攻法だと思う。
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宮澤伊織『裏世界ピクニック』
なにか小説を読もうかな、と思って手に取ったのがなぜかSF微百合ラノベだった。読んでいるうちはすごく面白い! とまでは思わなかったけど、仕事中に続き読みたいなーと考えていたくらいだから多分楽しめていた? のだと思う。
怪綺談は全く読まない私でも読んでいて楽しめたということは、このような話の展開のパターンは大多数の人にとっては鉄板ネタなのだろうか。
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