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待鳥聡史『政党システムと政党組織』
古典的なマクロ政党理論から70年代以降のアメリカ流ミクロ的基礎付け、さらにミクロとマクロを接合する最新の研究まで手際よくまとまつつ、後半では日本の政党に関する研究をその流れに位置付けて紹介する本。恐ろしく密度が高くて正直なところ消化不良になってしまった。本来はゼミなどで参考文献をいくつかピックアップして輪読するのだろう。

余談だが、「ミクロ的基礎付け」という言葉をマクロ経済学以外で目にするのは初めてだ。いかにもアメリカっぽいというか。


utp.or.jp/book/b306992.html

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