クナッパーツブッシュ、
ベートーヴェン交響曲5番。
フルトヴェングラーよりすげぇんじゃないか、、、
津田大介さん(さすがに私も名前は知っていた)が動画で、維新と立憲を中心とした野党共闘を提言して話題になったようだ。
これは、孤立した発言ではなく、現在の政局に関する、一定のグループのコンセンサスとみるべきだろう。
例えば、連合の現在の方針、野田元首相、岡田幹事長、さらに選対実務責任者、そして最近頻りに吉村をオルタナティブとして解釈できるサブリミナル効果を狙った報道をしている「朝日」、すべて平仄を合わせている。津田さんも情報源として匿名の「政治部記者」に言及していたが、これは近年維新推し激しい「朝日」政治部と推測する。
ところで、連合に後押しされた維新・国民・立憲の「野党」連合は最悪の選択、と私は何度も書いてきた。津田さんは連合との関係、自衛隊、日米安保で立憲は共産党との連立はできないと断言しているが、選挙協力はできることは実証されている。
逆に中長期的にみれば、日米安保をはじめとする対米従属を日米対等外交に切り替えなければ日本の未来はないことは自明。
ところで、津田さんは「欧州は共産党がないから政権交代が起こった」と仰っているが、これは単なる無知。ポルトガルは1974年、仏では1981年、伊では冷戦終結後、全て政権入りしている。独や西は共産党の存在自体が非合法だったのである。
「ケンブリッジVSケンブリッジ」
先の投稿での「ケンブリッジ」とは米国ボストン州のケンブリッジを指します。
ハーバードもMITも所在地はこの「ケンブリッジ」。地名の由来は勿論、英国の大学町ケンブリッジです。
20世紀前半のケンブリッジはJ.M.ケインズを中心とした「ケインズ革命」揺籃の地となる。A.グラムシの友人であったP.スラッファもケインズの「インナーサークル」の一員である。
この「ケインズ革命」が1930年代にはハーバードに波及し、シュンペーターの弟子達は、P.サミュエルソンを筆頭に皆ケインスに左担し、この点ではシュンペーターは孤独を味わう。ちなみに都留重人は旧制八高(名古屋大学教養学部)時代、満州事変に反対して治安維持法にて逮捕後、ハーバードに留学。米国では稀なマルクス主義経済学者、P.パランとP.スウィージーそしてサミュエルソンと親友になる。
ただし、ケインズは新古典派の枠組みそのものを批判する意図ともっていたが、サミュエルソンはケインズ的発想を「新古典派総合」として取り込む。これが学問としての経済学における「ケインズ的妥協」。
WWII後、ケインズの弟子のJ.ロビンソンは米国の新古典派総合理論を激しく批判。これが所謂「ケンブリッジVSケンブリッジ」論争である。
都民は百合子と蓮舫のどっちかマシな方を選ぶというあれな都知事選に…(都知事選っていっつもそんなかんじ
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.