しろくまさんは千葉はもうリーチ言うてはった。
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112014770051455504 [参照]
@JapanProf アメリカの軍国主義は根深く、Jon Stewartのような左側の人間ですら”men and women in uniform”に敬意を表することを半ば義務と感じているかのように繰り返しますし、子供の頃から事あるごとにpatriotismを叩き込まれるので、政府やメディアが外に敵を作り出し続ける限り、兵隊が足りなくなるようなことにはならないのではないかと思っています。
一応、Jon Stewartは、退役傷病兵や9.11のfirst respondersの為に活動をしてきているのでまだわからんでもないですが、政府の外交戦略や他国への侵攻を痛烈に批判する「リベラル」でさえも、「外的脅威から祖国を守ってくれる軍人さんに感謝」的なプロパガンダを批判することは稀で、何か言うと村八分にされる空気があると感じます。
@sethgodman @JapanProf UCバークレー校の教授だった故ChalmersJohnsonは、軍人の多い家系出身で、共和党系の東アジア研究者でした。ところが、沖縄の基地を見にいった後、180度転向。米国外交・軍事政策の批判者になり、アメリカのインペリアリズムへの抵抗がテロという形でかえってくるだろうと書いたのがBlow Back. 確か1998年出版でしたが、その3年後には9.11が起きました。
軍隊の一般兵も、自分らは民主主義の為なんかでなく、政治家や富裕層が武器産業で懐を肥やす為に、戦地に向かわされると分かってきたら、米軍も成り立ないと思います。今でも既に無料で大学と大学院に行かせてあげると、低所得層の子弟をカネで釣ってきている状態。
10年ほど前、元Marineの男性が私の比較政治の授業で、中東の紛争の理由の殆どが欧米の介入に関係しているのがわかった途端に顔色を変えていました。
@JapanProf ほんとうに酷い話ですよね。
9.11も、ブッシュ1号の時の湾岸戦争や、その他のアメリカの中東での代理戦争の数々が影響していたりしますし、イランやアフガニスタンに武器を与えたのもアメリカですし、9.11以降に”war on terror”の名の下になんだかんだと理由をでっち上げて正当化されてきたアメリカの様々な横暴も見過ごされてきました。敵を育てて将来侵攻する際の口実にする手法は、なにもネタニヤフが始めたわけではなく、アメリカの常套手段を真似しているだけなのでは?と思ってしまいます。
今回は多数のイスラエル人が犠牲になったのでニュースになっていますが、「西側」は政府もメディアも非西側地域で発生する虐殺には基本的に無関心ですし、中東以外の地域においてアメリカが首を突っ込んでいるあちこちの紛争についてもほとんど報道されません。そういうところにも白人セントリックな傲慢さが現れていると思います。
テロ撲滅を無差別攻撃の口実にしてきた西側が、その傲慢さゆえに、圧倒的に不利な状況に置かれ抑圧されている側が窮状を国際社会に訴える上で、テロリズムが有効な手段であることを図らずとも証明してしまった、ということなのだと思います。
@sethgodman white settler colonialism という言葉はあまり使ったことがなかったのですが、今回のガザでのジェノサイドに全く平然としているアメリカの白人議員らを見て、この言葉重み噛み締めています。ちょっと過去を振り返れば、9.11にかこつけて、全く関係ないイラクに派兵し、猛烈な人数のイラク一般人を殺しても全く問題にさえならなかった国であることを痛感。ドイツの関しては、自国によるナミビアでの虐殺は、ホロコーストとは格下扱いで、軽視。
ユダヤ人迫害をしたのは、欧州のキリスト教徒と政府。イスラム教圏では欧州でのようなユダヤ人迫害は起こってません。それどころか、イスラム教圏だったスペイン南部はユダヤ人も沢山いたし、イラクでは大きなアラブ系ユダヤ人コミュニティが栄えていました。それを打ち壊したのは、東欧からやってきたシオニストのユダヤ人。「パレスチナをあげるよ」と自分のものではない土地をイギリスがシオニストらに渡し、建国されたイスラエル。ジョーダンやエジプトの土地まで取ろうとし、アラブ近隣諸国と関係が悪くなると、なぜか、白人キリスト教諸国がユダヤ人の盟友で、アラブ人がユダヤ人迫害の巨悪みたいに話がすり替わっており、頭がクラクラします。
カナダ、ガザに空から支援物資を投下するつもりらしい。
“Ottawa says it’s working to airdrop humanitarian aid into Gaza as soon as possible - National | Globalnews.ca”
https://globalnews.ca/news/10325068/canada-gaza-aid-airdrops-hussen/
国連によれば、ガザの全人口の4分の1の57万6千人が「飢餓寸前」の状態。また、2歳未満の子供の6分の1が深刻な栄養失調の状態にあります。
日本との人口比で言うと、3千万人が「飢餓寸前」の状態にある。
また戦闘による死者はすでに3万人、これも日本との人口比で言えば、200万以上戦闘で死んだことになる。
先の大戦、日本の兵士・民間人の死者総数250万程度、アジアでの死者数千万人。
英国ロンドン大学の研究所は、感染症が流行する場合ー停戦が実現しない場合ー8月までに8万5750人が死亡する可能性が高いと発表。
これは日本で言うと、600万近くが死亡することになる。
もはやパレスティナの人々にとっては、事態は「世界戦争」に晒されていることと変わりなくなっているのである。
しかもこれは「戦争」ではなく、「一方的な虐殺」。
米国はじめ「国際社会」は中国のウイグルにおける「人権弾圧」を「ジェノサイド」と認定したが、これでは「ジェノサイド」の意味が曖昧模糊としてしまう。
米国はウイグルに工場がある独のVWを輸入禁止としたが、まずイスラエルへの武器・資金供与を停止すべきだろう。
イスラエルの巨大な「戦争機械 war machine」は米国の援助なしには作動しないのである。
『政治と美学 ベンヤミンの唯物論的批評』、著者の内村博信さんからご恵投いただきました。
この『政治と美学』、大部になったので、刊行は分冊になるのこと。
内村さんは、すでに『ベンヤミン 危機の思考』を上梓しているので、W.ベンヤミン三部作となり、今や日本のベンヤミン研究の第一人者、と言ってもよいだろう。
ベンヤミンはアドルノより10歳若く、E.ブロッホとともにフランクフルト学派周辺にいた。
本書ではS.ゲオルゲやE.ユンガーの「保守的ロマン主義」・「革命的ロマン主義」をベンヤミンが批判し、それに対しK.クラウスやカンディンスキー、クレーなどの表現し主義を対置したことに注目し、それをベンヤミンの「唯物論的批評」と呼ぶ。
また1933年にパリに亡命したベンヤミンは、そこで展開されている「人民戦線 front populaire」の運動に強い関心を抱く。
本書ではパリでの人民戦線の展開とベンヤミンのボードレール論や第二帝政論を照応させながら議論が展開されていく。
ここではペギーやマルローなどの議論・立場も検討されるが、現在の仏文科で、「人民戦線とマルロー」の研究はあるのだろうか?
ちなみに「人民戦線」はパリでまず展開され、コミンテルンはそれを後追いしたに過ぎない。
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.