昔はモチベーションさえあればいくらでもチャンスはあった。今はもういくらモチベーションがあってもチャンスがない。資本による格差がありすぎる。もしくは個人のモチベーションより強者への依存が優勢になってる。
『まだまだ説明しきれていない点も多いのですが、この複雑さこそが問題の根深さ、解決の困難さを示しているということくらいは、日本でももう少し知られていいのではないかと思っています。加害者と被害者をきれいに分けてジャッジしたいという「見物人」の視線からは卒業するべきでしょう』
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2023/11/06/121228/
もはや親イスラエルなんぞ親ナチスと同じだろ。
黙って『HOMELAND』でも見てろって。
CIAは何をしてるんだ?エージェント不足か?
わかってたことだけどケア施設の経営者や事務方はケアの対象者をお金としか見てないんだな。資本主義にすっかり取り込まれちゃって。人権より金。そりゃ左派を「人権屋」と平気で揶揄しちゃうわけだ。
Palestinian Lives Matter Too: Jewish Scholar Judith Butler Condemns Israel's "Genocide" in Gaza
http://www.democracynow.org/2023/10/26/judith_butler_ceasefire_gaza_israel
スラヴォイ・ジジェクの提言。
https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/48158.html
"イスラエル人がすべて狂信的な国家主義者ではないように、多くのパレスチナ人は反ユダヤ主義に反対している。"
"ハマスとイスラエルの強硬派はコインの裏表だ。私たちは、境界線をハマスとイスラエルの強硬派の間に引くのではなく、二つの極端な勢力と平和な共存の可能性を信じる人たちの間に引かなければならない。私たちは、二つの極端な勢力と交渉してはならず、代わりに反ユダヤ主義と戦い、同時にパレスチナの権利のために闘争しなければならない。"
" 理想的な話に聞こえるかもしれないが、二つの闘争は同じ闘争だ。私たちは、イスラエルが自らをテロから守る権利を無条件に支持すると同時に、イスラエル占領地に住むパレスチナ人が直面する絶望的な状況に無条件に共感しなければならない。二つの立場に「矛盾」があると考えるのであれば、まさにその考えが、問題解決を事実上妨げることになるだろう。"
感想:論評のためではなく、解決のための思考。
おー、これこれ。
これを読んで、(まだ咀嚼しきれてないけど、)「みんなちがって、みんないい」に対して自分がずっと抱いていた違和感の正体がクリアーになった。
誰もがみんな違う存在だ、てのは大前提なんだけども、アイデンティティってのが自分個人のものだってのは幻想なんだよな。実のところ、アイデンティティってのは他者との関係の中で形成される/させられるものでしかありえなくて、つまり、アイデンティティの中には始めからすでに政治/社会の力学が内包されてんだよな。社会的公正や差別・不平等について考えるときにはそこに敏感でないといけないのに、「みんなちがって、みんないい」ってのはそこを捨象してしまう危うさをはらんだ言葉なのだよね。
清水晶子さんの
「解像度高くアイデンティティを細かく見て、それを尊重しようよでは済まない。アイデンティティがなぜどのように政治化していくのか、距離を置いて考えていく」
にブンブン頷く。ブンブン。
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『トランスジェンダー入門』刊行記念イベントレポートvol.4~フェミニズムとアイデンティティの政治~
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/24944
トランスジェンダーの戸籍性別の運用に少しでも関心のある人は、読んでください。
特例法の諸要件はなんのために存在するのか? - ゆと里スペース
https://yutorispace.hatenablog.com/entry/2023/10/25/021601
「特例法の5つの要件が挿入された理屈は、トランスや性同一性障害の人たちのニーズや現実とは関係がない」にも関わらず、要件をおのずから満たす当事者だけが「本物」とみなされる状況がいかにおかしいか。
he/him Nothing about us without us harm reduction You'll never walk alone