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サルア君の今後の人生が、厳しく険しいものでありますように。

「いつぞ」の書きぶりからすると、サルア君は「殺し屋が教師の『ふり』をしている」とも言えるのではないか。（そして秋田作品での「ふり」は虚偽ではない）

秋田作品でいう、相棒やパートナーが「相手の見ているものを見ようとする間柄」なら、オーフェンはクリーオウの見ているものを見ようとしたのか、という疑問。

こういうときに限って「いつぞ」が見つからぬ

サルア君本人の自認はおそらく教師のほうにあり。
そして肩書はたぶん作中で言う「ふり」、建前の類なんじゃないか。

教師だから（めったにしない）本心を率直に話した、のだとしたら、そして基本的には殺し屋だと認識しているのだとしてみたら、「教師のお前に訊いてもいいか」がアニメで「死の教師であるお前に教えを乞うてもいいか」になったのはそういう読み込みができるのではなかろか。

サルア君が地の文に肩書きで出てくるとき、そのチャプターの視点人物がサルア君をどう認識してるかで肩書が異なる、ということはなかったりしない？
いや「死の教師」より「殺し屋」のほうが使われる頻度多いなという印象があり、つまりそれは主人公氏はサルア君をまずもって殺し屋だと思ってるということではと思いつき。

そういえば阪神の岡田監督のインタビューは書き起こしで「おーん」と表記されるので、関西弁の「おん」は実際にあるんじゃないかという気がしてきた。

トライガン以外でもキャラが「おん」と喋っている二次創作はむろん目にしたことはあるが、二次創作を熱心に追うのは久々、かつウルフウッドは人気があるので見かける頻度は増える。
たとえば大阪人らしい一人称、二人称とされる「ワイ／オノレ」が、ほとんど廃れつつあるとはいえ実際に使われてきた言葉なのと違い、「おん」は全然知らない言葉なので、嫌ではないにせよ見ていてなんか落ちつかない。

改めて思ったけど、二次創作界隈でのイマジナリー（？）関西弁「おん」って実際のところどこから来たんだろうな。昨日の投稿は真偽の不確かな話だし。
他府県だと実際に使われてたりするのか？

009が舞台演劇になるのか。どんな感じなんだろ。
https://natalie.mu/stage/news/565539

訂正して再送。
インターネット見てて、「いやサントラおまけドラマのその台詞を言ったのは別の声優さんで」とか「シニスターヴァッシュはアクションフィギュアのバージョン違いでオタクの独自設定が発展したわけでは……」となるときがあり、しかし指摘するような話でもなければそうする理由もない（そもそもいきなりそんな話をしてくる知らない人、怖い）。とはいえもやもやはするので何ヶ月も経ったしここに投稿する。
しかし二次創作でのシニスターヴァッシュ、昔に比べて増えたように思う。あくまでわたしの体感なんであてにならん比較だが。

「聞いたことはすぐに忘れる。それが仕事だ」と言ってるのを考えると、サルア君は逆に主人公相手には本音を言えない可能性とかない？

主人公の言う、「かつての友人」がどういうものなのかは「うーん、つまりこういうこと？」とイメージできはするけれども、サルア君のほうはどう思ってたんだろうな……。警戒しつつ自分の方から近づいていってるのはなんなんだ。最終的に「読めなくなった」と言ってることからしてかつては読めてたんだろうとうかがえるけれども。

それでも「このときだけ限定」だったんじゃないのかなあ

タイミングのせいもあるが、家族にも言えないし、友人にも言えない。抱え込んだ末に、「魔術士専門の殺し屋」でもある死の教師にだけようやく話せた。教師というものは問いを受け、当人が答えを出す手助けをするのが生業であるから。そうしたことを経て、通常なら縁も生まれないしわかりあえない相手との間に友人関係がめばえた。

友人だから本音を話せる、わけではないんだよなたぶん

「鋏」の「余人がいれば本音を隠すだろう」が主人公自身のことであるのなら、「帆走」の「こんな与太ごと、お前が教師じゃなけりゃ恥ずかしくて言えねえな」にかかってくるのであり、つまり「鋏」のあれは主人公本人も認める素直な気持ちの吐露、教師を前にしての開陳？
そして教師なるものは問われれば拒むことのないもの、答えを出す手助けをするもの、聞いたことは忘れるもの、でありまして。

先日ダイニング周りの整理をしたら、床に置いてあった物が減り、掃除機をかける時間が短縮された。
その際ミキサーやフードカッター、アイスクリームを作る機械などを捨てたのだが、タコ焼き器は残してしまった。使っていない期間でいえばどっこいどっこいなのに。そんなわけで「大阪だからといってみんな家にタコ焼き器があるわけとちゃうよ。うちにはあるけど」がまだ言えます。

さっき言ったように、ウルフウッドが関西弁を話す理由はトータス松本が外見のモデルなのが半分、役割語としてのものが半分なんじゃと思う。しかし特に原作はストーリーの都合もあって、役割語から期待される人物像（陽気、人懐っこい、金勘定にやたらうるさい、セリフにボケとツッコミを入れる、あと阪神ファン）から離れていったのはおもしろいよね。