新しいものを表示

二次創作のウルフウッドを見ていて思うことその2。原作との差異化を意識してか、マッドハウス版を描いた場合、ことさらサイドの髪(いわゆるもみあげ)が強調される傾向にある。かつても意識してそう描いている方はおられたが、昨今のように長かったり増毛している例はなかったような。

二次創作、あるいは原作や派生作品のウルフウッドの口調を否定するつもりはないし、そもそも細かいことを言えばウルフウッドの口調は訛を表現しているのであって、実際の関西弁(大阪弁含む)を話しているわけではないと思う。それとトータス松本を参照したのもあるだろうし。
とはいえ、「陽気で親しみやすい人物」をイメージさせる役割語として関西弁を話すと設定されたのだろうが。

20年ほど前、確か旧2ちゃんねるの同人板で見たやり取りで、「関西弁のキャラクターが二次創作でよく『おん』って言うのはなぜ?」「憶測だが、奈良出身でオタク人気の高い芸人が『おん』と口にする。その影響かもしれない」というものがあった。というわけで、「おん」と言ってるウルフウッドを見ると「奈良県民のウルフウッドだ」と、つい思う。

ドジャース−キウム戦。キウム側の投手がゴツくてゴーグルをかけているので「小山を彷彿とさせるなあ」と思っていたら背番号までもが75だった。

友人関係を維持するのはきわめて難しかっただろうし、決裂してからも顔を突き合わせる機会は少なくなかったろうし(鋏のあとでさえも)、双方友人のふりをしている時間もだいぶ長かったんと違いますかね。

サルア君さんとオーフェンさんのあれこれ、「お二人は一体どのようなご関係で?」と思うのと同時に「いや、なんでそこにアザリーだのメッチェンだのクリーオウだのをわざわざ挟まなくちゃならないんだよ」とそれこそ半眼になる。

話は早かった、ってつまりそうだったらサルアのことを憎めた、という意味なのかどうなのか。

「鋏」のオーフェンはサルアの決断を言葉では詰りつつも内心では「仕方なかった面もある」とサルアの立場を慮るようなことを考えている。しかし「未来」では復讐に狂っているのだったら話は早かったと考えており、「仕方なかった」面そのもの、サルアの打算を批判している(といっていいのか?)ことがわかる。
戦争を決断したことを「力の誘惑に勝てなかった。扇動できる機会に扇動した(あのときお前はああ言ったのに!)」と怒りつつ、それが復讐という感情ゆえではなく打算ゆえであったことを、胸の痛みとして感じているわけでありまして。ええ……?

「鋏」の方はどうなんだろうな……。もう友達じゃないからな……。

「終端」のそれは、「他者の完全な理解はできない」よりも、「見えるものを共有できない他者であっても、思いを致すことはできる」というやつではある。オーフェンがフィエナの「自分には誰もいない。だから友達だけでも助けたい」という言葉に共感を寄せたり、ミズーとジュディアの間に友情が生まれるきっかけがふたりの共通の体験であったりするのと似た理路の。

オーフェンがメッチェンの傷を「常に考えざるを得ない」とするといかにも不自然で、剣を握れなくなったメッチェンの腕を気にしているのはサルア自身の心情だと読んだほうが筋が通る。ただ、オーフェンはメッチェンに限らずあらゆることについて「治せる、戻せる、できる」と考えざるを得ないのは本当だと思う。

思ったんですけど、秋田のスタンスは「個々人によって見ているものは異なる(そして他者の完全な理解はできない)」だということを考えると、もし「鋏」のオーフェンがサルアについて述べているようで実のところ自分自身のことを語っているのだとしたら、「終端」のサルアもまた自分自身のことを話している、ということになるんじゃないか。

昨年コロナにかかって以降、肌がもう一段弱くなった気がする。今のような花粉が飛ぶ時期などキュレルでもしみるようになってきた。
起床後も洗顔フォームで洗え、スキンケアも欠かすなとはいうけれど、なんでこんな面倒くさがりの人間がそこまでしなくてはならんのか。困った。

人が陰謀論を信じるにいたる理由、それがもたらす弊害は様々であろうし、記事にあるような「政治への関心と、正しさ(=正義の信念)への固執」ゆえ陰謀論につけいれられる、というのも当て外れの分析ではないと思う。わたしはある種の陰謀論は差別、憎悪感情に起因すると考えているが、それのみで陰謀論を説明できるわけではなかろう。
ただ、能登半島地震にまつわるSNS上で広まったデマを分析した先日の記事(asahi.com/sp/articles/ASS2Q3H5

スレッドを表示

あと4期Blu-ray特典についてもまだ全然掘り下げて考えてないよね。

スタジオディーン版オーフェンについてまだ書いてないことはないか考えている。たとえば小説のアニメ化は、原作の記述のトレースが基本手法として求められる現代ではハードルが高くなってるんじゃないかと思いついたんだが、小説を原作とする昨今のアニメ作品で評価の高いものはどういう描写を行っているんだろう、とか。

陰謀論(わけてもディープステート)を信じる議員、神真都Q代表者、元大使らに取材した記事。
陰謀論を研究する秦准教授は、かつてネトウヨだったという自らの体験も踏まえ、イデオロギーを問わず、政治に不満があれば「何か裏があるのではないか」と考えやすくなると分析し、"政治的信念は、陰謀論を生み出しやすいのだ。政治に全く関心がないのも問題だが、過度に入れ込まないバランス感覚が肝心と言える。"と述べる。この見解を否定はしないが、かつて自身も信じたという「在日特権」「闇のプロジェクト」は政治不信のみならず在日コリアンへの差別感情に起因するのではないのか。政治不信やバランスといった二項対立的認識のみでは陰謀論の危険性を十分に語れないと私には思われる。
nordot.app/1132542349855686931

「外国人窃盗団が……」というような話は人間を殺しうるのだ、と記事中に書いているのだから、そのような物言いはデマや噂の域にとどまらず、憎悪扇動、ヘイトスピーチであると明言しないと伝わらないんじゃないか、と思える。

スレッドを表示

宮城県警は幹部クラスの人間が避難所を回ってビラを配るなどしてデマの打消に努めマスコミも報じたものの、続く第二回の記事では噂を信じた人間の割合が高いことを明らかにした東北学院大の調査が示されている。その原因は常日頃から存在する差別感情や偏見である、とぼかさずはっきり書くべきでは。
mainichi.jp/articles/20240126/

東日本大震災時、宮城県警は3月22日の会議で流言飛語の対策を議題にしていたという記事。「犯罪が横行しているというデマを信じて、例えば、半壊状態の自宅に戻ったところで余震が起きた場合、2次被災につながりかねない」こと、そして体感治安が悪化すれば疑心暗鬼に駆られ、「自分も」と連鎖反応が起こることを懸念したと当時の県警本部長の談。
mainichi.jp/articles/20240126/

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。