陰謀論(わけてもディープステート)を信じる議員、神真都Q代表者、元大使らに取材した記事。
陰謀論を研究する秦准教授は、かつてネトウヨだったという自らの体験も踏まえ、イデオロギーを問わず、政治に不満があれば「何か裏があるのではないか」と考えやすくなると分析し、"政治的信念は、陰謀論を生み出しやすいのだ。政治に全く関心がないのも問題だが、過度に入れ込まないバランス感覚が肝心と言える。"と述べる。この見解を否定はしないが、かつて自身も信じたという「在日特権」「闇のプロジェクト」は政治不信のみならず在日コリアンへの差別感情に起因するのではないのか。政治不信やバランスといった二項対立的認識のみでは陰謀論の危険性を十分に語れないと私には思われる。
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人が陰謀論を信じるにいたる理由、それがもたらす弊害は様々であろうし、記事にあるような「政治への関心と、正しさ(=正義の信念)への固執」ゆえ陰謀論につけいれられる、というのも当て外れの分析ではないと思う。わたしはある種の陰謀論は差別、憎悪感情に起因すると考えているが、それのみで陰謀論を説明できるわけではなかろう。
ただ、能登半島地震にまつわるSNS上で広まったデマを分析した先日の記事(asahi.com/sp/articles/ASS2Q3H5

あともうひとつ。過去の投稿を遡っていたら、文章が途中で切れていることに気がついた。なぜに。

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