ようやくResultsに再突入する。wordが重いので不要な物から編集履歴をプチプチ消す。
この冬の新型コロナウイルスの集団免疫を高めるために予防接種に行ってきました! 褒めて! たとえ諸事情で打てない人が増えても経済はワシが動かすから安心して下さい! ボーナス1億円欲しい!
太平記、貨幣関連のこの話は続きがあって、後半の八幡連歌の夜にとある老武士が語る、北条家黄金時代の清廉の士、青砥左衛門(どうも葛飾区青砥に住んでいた人らしい)の逸話が出てくる。
ある夜川を渡ろうとして十文の銭を落とした左衛門は、五十文の松明を買ってきて夜の川を探し、銭を取り戻して喜ぶ。誰かがそれを笑うと彼はこう答える。
「十文の銭は、ただ今求めずは、滑川の底に沈んで、長く失ふべし。続松を買ひつる五十の銭は、商人の家に留まって、失ふべからず。我が損は商人の利なり。かれとわれと、なんの差別かある。かれこれ六十の銭、一つも失はざるは、豈に天下の利にあらずや」
この時代は中国から輸入していた銅銭が流通しており、金には限りがあって増えることはない。彼の言っていることは本質を射ているのです。
まあこういう面白い話の間に、ごった煮のように剣と魔法と虐殺の世界があるので手放しで褒められないのですが、この本。
職場のPCに許可された以外のソフトは(特に外国製)入れられなかったので、韓国の政府系公開資料を読むのに難渋したことを思い出しました。懐かしいですねHWAファイル。
そんな私は勿論一太郎ユーザー。
Blaft publicationsのタミル・パルプ・フィクション・アンソロジーが日本Amazonでも買えると知ったので第1巻をお試し購入。
70年代くらいの大衆娯楽として書かれたタミル語の小説の翻訳集で、いま探偵冒険物を読み始めたところです。わかりやすい英語、改行が多く軽妙な文章、目まぐるしい展開、ほんのりお色気、ハードボイルド物だと思ったら突然現れる悪の天才科学者。江戸川乱歩から耽美を抜いてアイスクリームとカラテを振りかけた感じで大変楽しいです。今後レビュー書くかも。#読書
⭐️わかったこと
・ラーマヤナとマハーバーラタは一般教養。
・アジアン雑貨店でたまに見るシワシワの木の実の数珠はジュズボダイジュ製。
・車にクーラーボックスを積めば電気が来ていない村の張込みでもアイスが食べられる。
岩波文庫「太平記(六)」購入後1年、ようやく全巻読み終えました。
終盤は書き継ぐ人が明らかに変わっており、合戦への関心は作戦や奸智の駆け引きに焦点が移り、残虐描写と言ってもいい初期の凄惨さや熱情は控えめになります。新しい日本を作るためにいかなる犠牲をも顧みなかった南朝も、山の中に引きこもり、楠正儀はほぼ儀礼的なゲリラ戦をたまに繰り返して延命を図る。この人嫌いじゃないなあ。
頼りなかった後光厳が中々骨太な青年になっており、この人はこの人で逞しく生き抜いてきたことを窺わせます。
つくばで働く団体職員です。植物や鳥が好きです。