神戸北野、近所の喫茶店。『繕い裁つ人』で中谷美紀さんがチーズケーキを頬ばるシーンが撮影された。(夜、仕事帰りに偶々その撮影現場に遭遇した、ということを今思い出した。)

「ぼくは古書がないと生きていけない/そしてガードレールが好きだ」(坂本龍一)

「そしてガードレールが好きだ」という「私的(詩的)言語」。坂本さんの「何か」に、ただ、虚をつかれる。何故「そして」なのか? 「ガードレール」とは? そこに意味を読み込むことなど野暮なことだ。

実のところ「私的言語」は可能でなければならない。逆に(強調した言い方をするならば)「私的言語」が可能である限り、その限りでのみ〈私〉と同型の他者(他の〈私〉)の存在可能性が暗に前提され得る、とは言える。

本日は、グランフロント付近にある、とあるカフェ。ここのコーヒーは美味しい。

坂本さんの「最期」はどうだったのだろう、と少なからず想像をしていたが、なんだか安心したような気持ちになった。きっとそのような人は多いに違いない。

今朝の神戸。黄砂の影響がまだ続いている。今年の黄砂で、これは「砂嵐」なのだと初めて思った。気候変動が進行していることを身近に感じた。そして、映画『インターステラー』に出てくる「砂嵐」を私に思い起こさせた。

Kobe this morning. The effects of the yellow sand are still continuing. This year's DSS made me think for the first time that this is a "dust storm". I felt close to the fact that climate change is in progress. It also reminded me of the "sandstorm" in the movie "Interstellar".

まだまだ私のサカモト・ロスは続く。と言うか、自分の生涯にわたって続きそうな気さえしている。それだけ影響されとったんやなあ…

ヒャッホーッ、素晴らしい日の出!
「モノリス」よりも更に「左」へと(日の出の位置が)移動。

Amazing sunrise! The position of the sunrise has moved further "left" than the "monolith".

《パンデミックという状況で明らかになったのは、この世の富を作り出し、世界を豊かにし、社会に平穏と秩序をもたらしているのは、国家と資本ではない、ということである。では誰なのか。それは富も権力もない、名もない人びとである。彼らによる見返りを求めない相互扶助こそがこの世の富の源泉である。国家と資本は、これらの人びとが過去から現在に至るまでに創り出してきた共有財産に寄生し、収奪し、そして占有してきたのだ。》

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